密接な関係にある他国から

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民主党も鈴木貴子さんも自分に都合の良い言い訳に共産党を使って恥ずかしくない?

民主党離党の鈴木貴子氏,離党の理由に、ご自身のブログで
綱領で共産主義社会への前進をはかる宣言をしている政党とは、基本的価値観をも共有できません。“統一候補”や“共闘”といった方針には承服できず、また、無視することは、自らの政治家としての信念に背くという考えに至りました。
と発言している。ずいぶん都合良く共産党を使う。


”共産主義社会への前進をはかる”は、現在、資本主義が行き詰まり格差社会が固定、ナショナリズムの台頭で、支配者側の為の国家と、その為にただただ酷使される労働者と云う構図が顕著化している現代日本社会のキーワドといっても過言ではない。

共産主義社会が一部の指導者に寄る思想的独裁(あるいはただの独裁)となりやすいと云う認識は有るものの、日本共産党は、国民主権、民主主義立憲主義、そして日本国憲法遵守なのだ。 戦中戦後冷戦時代の共産主義フォビアのプロパガンダが浸透し、共産党怖い、革命怖いが定着。マルクスの資本論を読んだ事がなくても、共産主義って怖いよね、悪だよね、と云って、一億総中流を謳歌していた時代は過ぎ去った。


ご自身の都合の良い言い訳に、真剣に共産主義の思想が人類の幸せに寄与する形態だと考え行動している人たちを使う、卑しくないですか? 共産党を出せばオールマイティーで

保守支持者は納得してくれる? あまりに軽いし失礼だ。



そして、かたや、怒り心頭の枝野氏。


Yahoo News: 鈴木貴子氏離党 民主・枝野幹事長が激怒!「離党するなら議席をお返し頂きたい」 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160226-00000546-san-pol
「大変残念な話だが、本日の12時、党本部に鈴木貴子衆院議員がおいでになって、離党届を提出をされた。鈴木議員については、この間も(離党に踏み切るとの)報道などがあったので、過日、本人を呼んで『あなたのためにも、比例の当選者という立場とさまざまな側面から、おかしな行動をとらないように』ということを申し上げたが、きょう、残念ながらそういうことになった」


「私からは、鈴木さんの将来のためにも、それから、いろんな経緯があるにしても、民主党の比例の枠で、しかも比例1位で当選しているということなどを含めて『離党を思いとどまるべきではないか』と申し上げた。残念ながら『翻意する考えはない』と。『それでは、大変残念だけれども、離党するのであれば議席をお返しをいただきたい』と。『比例代表の1位に優遇をして、小選挙区と重複立候補されたわけだが、小選挙区では当選せずに、比例代表で救われているわけなので、これは民主党の党名を書いた皆さんの議席であるので、離党されるのであればお返しをいただきたい』と。『これは今の重複立候補制度、衆議院の比例代表の仕組みのスジである』と。そして、『もし、どうしても離党されるということであるならば、あわせて、民主党で預かっている議席を返上されたほうが、あなたの将来のためでもある』ということで申し上げたが、それも拒否をされた」


 「その上で私から、『報道などでは自民党と協力というような話も伝えられているが、そういうことなのか』ということを念のため問いただしたが、ご本人は『離党したら無所属で(父の宗男元衆院議員が代表を務める政治団体の)新党大地の一員として行動していく』と。その新党大地が自民党と協力すると言っている。結果的に自民党に協力するということだと受け止めた」


 「したがって、私からは『離党届はお預かりするが、このまま離党をお認めするということはできないと思う』『しかるべき処分に向けての手続きになると思うので、それはご連絡します』と申し上げた。比例代表の議席であるということ、それから、事実上、自民党に協力をするという方向性を否定されていないということを合わせて考えると、これは厳重に重い処分をせざるをえないと思っている。北海道連からは、除籍を求める上申をするということで、私に対して口頭で報告があった。大変残念だが、ご本人にとっても、長い目でみれば政治生命を損なう誤った選択であるというふうに思う」


 --新党結成が正式に決まる日に離党を申し出たことをどうお感じか


 「いつ申し出られるにしても、比例代表での議席ということの意味を認識されていないということは一緒ですから」


 --想定しているのは「除籍」か


 「役員会、そして常任幹事会にご相談をして、最終的には倫理委員会にもかけないと決定はできないので、私から軽々に申し上げるべきではないと思っているが、地元の北海道連から『除籍を求める』という申し出があるということ、それから比例代表の制度の趣旨、さらには、自民党に協力するということを事実上否定できないということを考えると、相当重大な反党行為であるという前提で対応せざるをえないと思っている」


 --北海道での選挙への影響は?


 「こういう行動をするような方に対する支持は間違いなく消えていくと思っているので、大勢に影響はないと思っている」


 --事態の悪質さに鑑みて、党として議員辞職勧告なども必要ではないか


 「党として公職の辞職を求めるというのは、重さからいえば、除籍よりも相対的には軽いのかなと思うが、当然、そうしたこともセットでの処分の議論になるだろうと思う」


お怒りの枝野氏ですが、こういう議員が集まって民主党の幅を作っているのではないですか? 政権をになうには、”皆が同じことを言う政党では駄目だ”と定例記者会見で発言。
自分の利益ばかり考え、そのスタンスで、議論交渉しているから、議論が深まらず、纏まらず、決定しても、次々綻びがでる。 


共産党のルール、”議論を尽くし、異論を排除せず、決めたら皆で守ってゆく”これは真っ当な民主主義のルール、それを党内で行っている共産党。勿論党外でも議論が必要な場合は、”議論を尽くし、異論を排除せず、皆で決めたら皆で実行する”を実行するだろう。
その姿勢を、人間味にかけるとか、みんな同じ事を言うというのは、受けとる側の甘えが原因ではないのか? 説得しあるいは議論に寄る新たな道を見いだしうることを、拒否し、共産党だから、と排除する。 それより議論を尽くし納得すれば、心を一つにして協力する、そういう姿勢、民主党も学ぶべきではないか。


そして鈴木貴子さん、どんなにいいように取り繕っても、誤摩化しはご自分にはねかえってくる。それを身を以て学ばれるべき。いつまでも有ると思うな親と金。

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