密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

横須賀市長、謝罪してもわかっていないポイントが男性の認識の問題点。

だいぶ叩かれている、物分かりのいいつもりの男性優位社会中心に居座るおっさん為政者。
謝罪を行ったようだが、何が悪かったんだ、理解力のない女ども、結局、DNA/ミトコンドリア?レベルの情念ヒステリーなんだよな!!的な心のうちがダダ漏れしている。

神奈川県横須賀市の上地克明市長(69)が市議会で、男女共同参画を巡り「女性のDNA、ミトコンドリアの中に虐げられた歴史があって、その怨念、無念さが今の社会を構成している」などと発言した。上地市長は21日記者会見を開き、「配慮を欠いた表現により、不快な思いをされた方がいたことについて素直におわびしたい」と謝罪した。(砂上麻子)


 上地市長は6月8日、市議会一般質問で自民党市議から「女性に選ばれるまち」について問われ、女性が虐げられた歴史の怨念や無念に触れた上で「その反動形成で男女共同参画社会っていう話が出て、その念みたいなものを浄化させなきゃいけない時代に来ている」と述べた。


さらに、市議から市の会議に女性がいないと指摘され、上地市長は個人的な話を持ち出し「結婚してから女房が決定権を持ってきた」とした上で、「家庭では同列で、仕事でもなんでも男女の区別は全くないし、女性の数をある程度(増やすなど)しなきゃいけないっていう意味が今でも分からない」と持論を展開した。


典型的な論理(的でない論の展開、女は子宮で考える、は流石に昭和の差別感が漂うので、
DNAだとかミトコンドリアーのどこが?(独自のDNAと遺伝暗号をもち、原始真核細胞内に共生的に寄生した好気性細菌が起源と考えられている。核の支配を受けず、卵の細胞質を通じて子孫に伝わるため、その塩基配列を比較して、母系の遺伝系列をたどることができる。この方法で人類の起源をたどった結果、行きついた20万年前の仮想の先祖女性は、ミトコンドリア・イブと呼ばれている。あたりが発想の源?パラサイトイブというSF小説は傑作だったが)科学的にはミトコンドリアに怨念が蓄積される報告はない。DNAだって、そうだ。リングシリーズという傑作SF小説があったが、科学をSF世界での拡大された発想としては、否定はしないが、政治家がこういう考えを持つと、優生思想の変更拡大でT14のようなことが起こる。


◆若者有志が撤回求めて署名提出

こうした発言に、市にゆかりのある若者有志らが19日からインターネットで署名を集め、女性蔑視だとして謝罪と撤回を求める約1400人分の署名を市に提出。ジェンダー意識の改革などを求めた。署名を提出した市出身の女性(27)は「発言は非科学的で、男女の格差が社会的構図からつくられていることを理解していない」と批判した。
 上地市長は会見で「差別的意識や女性蔑視などの意図は一切持っていない」と述べ、「議事録からの削除を含めた撤回を検討している」と述べた。


子供っぽいマッチョな旦那を立てている奥さんが、なんの不満もなく我慢もなく、旦那をいい期限にさせてあげていることがどれだけ大変か?「結婚してから女房が決定権を持ってきた」いや与えてきた、めんどくさいことを決めさせてよきにはからえをしてきた。
『家庭では同列+仕事でもなんでも男女の区別は全くない』 がいきなりくっつけてしまう
発想もまずいでしょう。奥さんが働いているというなら、わかるが、家のことは専業主婦に押し付けて、だたら仕事でもなんでも男女の区別は全くないなんて、頭の中が昭和初期か。



自分は「差別的意識や女性蔑視などの意図は一切持っていない」と言い切ってしまうこと自体が、男性優位社会とその過程の女性支配による蔑視、ミソジニーに疑いなく立脚している。「その反動形成で男女共同参画社会っていう話が出て、その念みたいなものを浄化させなきゃいけない時代に来ている」などまさに、男がなんとかして女の気持ちを沈めてやる時代に来た、古事記の時代か!?女をアクセサリーに踊らせて、最後は男の力で無理やりマテラスを岩戸から引きずり出す。それこそ怒りと怨念のたまる男性上位の解決法だ。
でもそれで上手く回るんだ、日本は。小賢しい女どもがうるさくてかなわん。が「女性の数をある程度(増やすなど)しなきゃいけないっていう意味が今でも分からない」の根底だ。


各局炎上したので火消しをするべく、議会で議事録から削除。謝罪訂正を含め議会でもそう発言し議事録に残しておくべきだ。これも男たちの解決法。
こうしたことを許さない女性たちを中心にアクティビティーが広がっている。

横須賀市長の女性蔑視発言 抗議した市民にインタビュー|上地・横須賀市長「女性のDNAに虐げられた歴史」この発言何が問題? 再発防止のために市民にできることとは?|ゲスト:もも(7/6)#ヒルタス
女性の声が届かない、社会は変えられない、ともおっしゃっているけれど、昭和〜女性が自分の意見を言うと、感情的、ヒステリック、と決めつけられ、女性が自己実現するには二級の男にならなくてはならなかった。そして残何ながら、その半数が男そのものになろうとするパワハラ支配者になろうとする動きになってしまった。それが男女共同参画をいまだに難しくしている一要素とも思う。女の敵は女であり、先月亡くなった父は、女の時右派2〜3日先の計画、これは男より優れているが、5年先10年先となると遠く及ばない。自分を利口だと思わず、浅はかさを知り、男立てて生きることを学べ、と口癖のように言っていた。


それでも、ももさん・笛美さん、また穴道をされている若々しい彼女たちは、怒りはあっても、冷静で論理的で、しかも柔らかで、気遣い(がありすぎると思うほど)があって、まだまだ遠いけれど、とても希望がある、と思えている。


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