密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

フィリピンでの日米首脳会見、オバマ大統領”Okinawa"に言及?

産經新聞がフィリピンでの日米両首脳会談の記者会見について、安倍首相,南シナ海に自衛隊を送る意向をオバマ大統領に伝えた,と報じ、野党が反発している(当然だ)。例によってないよう確認に、ホワイトハウスWebにアクセス。オバマ氏は、安倍の昨今の働き(安保ニューライン実現、日中韓首脳会談、TPP)の結果に祝意を表している。ただし,全てが抽象的というか。ジェネラルで,丁寧だが具体的な事は一つも触れていない。ホワイトハウスは、問題の多い日本の首相を,認めほめる事で,暴走を抑制作戦か?この手の発言は,訳者によって、オバマ氏大きな感謝を表明の様に報じても嘘にはならない。私は反安倍で親オバマなので、私もバイヤスがかかっている可能性もある。


ただ,気になったのは、オバマ氏が唯一具体的に触れた部分が沖縄であること。ほんの一行であるが、どうとれるか、英語ネイティブのDさんの意見も聞いてみた。深読みし過ぎはいけないが、わざわざ出している感がある、realignmentの真の意味がポイントという意見。


以下その箇所の原文と拙訳
The United States-Japanese alliance is one of the lynchpins of our security as well as Japan’s, and this gives us an opportunity to continue to deepen that relationship, building off the discussions we’ve had in Washington. It includes the realignment in Okinawa.


日本とアメリカの同盟は一つのセキュリティーの要でありましょう。私たちが(この4月)ワシントンで話し合ったように,日本が我々に与えてくれたよりお互いの深い関係と話し合い構築する機会を持ち続けてゆきましょう。それは,沖縄における再調整も含まれます。


”realignmentー再調整”とはなにを示すのか,オバマ氏は具体的には語っていない。日本政府はアメリカに辺野古が唯一の道であると云っている。オバマ氏は「私たちがワシントンで話し合ったようにともいっている。ワシントン会見では,オバナ氏は沖縄について、『私たちの新しいガイドライン は、基地の在する地元地域社会との衝突ー強い影響(impact)を減らすために、沖縄を含むこの地域にわたるアメリカ軍の再調整をもって補足され、より完全な物になるであろうと思います。そして私は、アメリカ海軍をグアムに移動させるという公約をここで再び確認、約束いたします。』と発言している。そして,ここでも、再調整と言う言葉を使っている。


沖縄の地域住民と警察機動隊の衝突も加速している。知事も最後は自信で座り込みで抵抗するといっている。まさに”強い影響(impact)”に他ならない。自国のバカ首相の発言ばかり報じずに、小さい点ではあるが,メディアに追求して欲しいと切に願う。


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