密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

奥歯に物の挟まったままの民主党 枝野幹事長定例記者会見

野党共闘が動き出したのに、足を引っ張るような、不穏当な事は考えたくないが、、、

枝野会見、どうもひっかる言い方が多い。


前半の党名変更には、長年同党名での政治活動の苦労を鑑みて、抵抗が有るとする意見は根強い。その気持ちは岡田代表初め皆同じだが、今のような主旨を踏まえてなおかつ安倍政権打倒、新しい政権の受け皿となる、理念政策違いは飲み込んで、固まりを作っていこうということ。合流反対の意見は、無かったと云う話。


民主党・枝野幹事長定例会見 2016年2月24日


ところが、12分過ぎぐらいのIWA記者の質問、

「以前は、共産と組んだら逃げる票が有ると発言、それから3ヶ月あまりで党の判断を、大きく変えざるを得なかったのはなぜか?に 畳掛ける様に「変えていません!」と感情的ともとれるリアクション「野党5党で出来る限りの協力をすると決めたのであって、失礼がない様に申し上げなければいけないと思っていますけど、やはりある党、共産党さんに限らず、どこかの政党で組む場合、増える場合と減る場合が有る、そういう事を今後も考えていかなければならない、その中で安倍政権を打倒し、立憲主義を守ると云う事の中で、出来る事を最大限やると云う事を、合意したのであって、考え方自体かわったわけではありません」自分の党の事だけ中心に考えている様に聞こえますが、、、


共産党一人区候補とり下げについて」

「共産党さんの立場から見れば大変思い切った決断を去れたと云う事で、敬意を持って
受け止めておりますし多くの国民の皆さんの立場から感謝するべきことと思っている」
なんか奥歯にものの挟まった言い方、、国民の皆さんの立場から?感謝するべき?

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党名を変える事についてどう思うか

20年民主党と云う党名でやってきた.その透明に対する自負と誇りの思いを持っている
しかし、いろいろな思いを乗り越えて、やっていこうと決めた事に、同じ思い。


誇りと自負を捨ててまで、合流する、幹事長の思いとは?(記者さん、痛い所を突く。)
安倍政権打倒の為にお互いに譲りがたい事を譲り遣って行かなくてはいけないと、代表からご説明があった。(自分の思いを聞かれたのに岡田代表の発言を答える−ちょっと安倍話法)


今回合流のプラス面、マイナス面は?

「政権をになう政党と云うのは、一定の幅がないといけない.党内がみんな同じ事言う政党では残念ながら、国民の半分ぐらいの支持理解を得なければ政権とれない訳ですから、
それくらいの人たちの理解を得ながらでないと政権運営できない訳ですから、当然一定の幅が必要である、自民党もかつては、幅の有るいい政党であったと思う。
そうした中で政権を共に担いうる、幅の中に有りながら別々の政党で戦っていては自民党に漁父の利を与える事になり、国民の民意が議会政治に反映されない事になってゆく。
そうした中では、維新の党とは、違う部分も有るが政権をのなえる一つの政党許容の幅に入っている.10センチの幅の内5センチに入っている様に思うので、政権を担える政党を作り直すのであれば大同団結してゆこうと云うのは、むしろ当然の事」



論客の枝野氏にしては、安倍ってるなぁ。自分のしている事に本当に納得していないからこういう答弁なるのだろう。言葉の端々に共産党への反感が見えるし、政権政党には幅が必要というなら、『10センチの幅の5センチに入っている政党』と、大揉めして合流する民主党のどこに一定の幅が有るというのか?『一つの政党許容の幅』は誰が決める?.決める人間の理念や度量の問題ではないのか?


今日の安倍政権の暴挙で、日本は非常な早さで作り替えられてしまっている。もう通常の政権交代ではすまない。 少なくとも、一定の幅を持った2大政党の政権交代選挙などは平穏時のこと。国民は第二自民党を望んでいないし、戦争法は、対案で一部改正でなくきっちり廃案にして欲しいし、閣議決定も撤廃して欲しい。その際のアメリカに対しての日本の変化と決定をきちんと説明し納得してもらわないといけない、その交渉も大事なポイント。辺野古移設も中止にしたいし、原発も再稼働はやめて欲しい−電力村の連合の言いなり、対米従属、官僚従属の民主党にできるのか? 
 

共産党が、安倍政権打倒の為に、色々妥協をしても、統一候補取り下げの条件に、戦争法廃止、閣議決定廃止の協定文を必要とするのは、いざ民主党(新党)が選挙に勝って、政権を担っても、ブレて、廃止撤廃までしないのではないか?という予見があるため、無所属を要求したり、最低でも、絞りに絞って、廃案、撤廃を貫く協定を以て候補とり下げをしているのだろう。


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枝野氏ご高説の政権政党の幅とはどんなものか? 党員が同じ事しか言わない党は駄目?

議論を尽くし、異論を排除せず、しかし決めた事は皆で実行する、それの何が悪い?
党内で纏まる議論もできず、自分の意見ばかりでバラバラで、まともな仕事をするまでにグタグタ時間ばかり取るのが政党の幅だとでもいうのか?

幅が必要なのだとしたら、政権に第二自民党の政策に流動する事を止める事の出来る党を加える、そういう幅が必要なのではないか。


『変えてません!』というのに、変わっている、その理由をきちんと言葉にできない。
共産党選挙協力を『多くの国民の皆さんの立場から感謝するべきことと思っている』

って、あんたはだれだ? ここは我慢して、国民の言う事を聞いてあげて巧くやって、党勢拡大、政権政党になって、共産、社民、生活太郎には、ご苦労様.後はこちらでやりますから、国民の半分の意見を体現できます。ですか?

果たしてそれが、国民の望みだろうか? 幅のある独裁自公野合連と、幅のあるブレブレ民主党野合連の、なれ合い政権交代劇を欠伸しながら、眺めていられるほど、今や日本は裕福でも、安定しても、平和でもない。 大きな改革が望まれるし、それを行う本当に国民の生活が一番だと考える真面目で能力のある政治家が必要なのだ。 そういう懐の深い、大局観のある政治家は、協力体制にある相手の手を真正面からしっかり握れる人だと思う。


野党党首会談で選挙協力の合意をしたからには、合意した野党各党が、互いに敬意、信頼、誠意をもって対応をすることが大切だと思います。私は、そういう姿勢を堅持して野党共闘成功のために力をつくします。気持ちのうえでも、みんなが一体になって戦ってこそ、自公を相手に勝利することができます。(志位委員長ツイートより)


この言葉に正面から、きちんと向き合って、安倍政権を倒して欲しい。

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