密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

かのジャパンハンドラーシンクタンクの提言 アメリカでは弱腰

日本、自民党政権において、その提言は絶対的予言のごとき扱いの、CSISー戦略国際問題研究所。米首都ワシントンに本部を置くこの独立系シンクタンクは冷戦時代ホワイトハウスに影響力を及ぼす提言のおこなつていたが、徐々に顧客をアジア方面の国にシフトし、彼らを夢中にさせる、危機意識+産業向上の提言を行なっている。


CNNで彼らの提言を取り上げられたのを、初めて見た(まあワタクシの不勉強故だろうが)
日本でCSIS提言といえば、与党閣僚のに作用し、絶大の信頼を置かれ、日本国民を不安のどん底に陥れる。今回も、まあ、怖い戦争分析をしているし、その中に一般の人々は出てこない。


CNN) 中国が2026年に台湾に侵攻すれば、中国、米国、台湾、日本の軍は数千人の死傷者を出し、中国政府が勝利する可能性は低い――。米首都ワシントンに本部を置く独立系シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)が行ったシミュレーションからそんな見通しが明らかになった。
台湾をめぐる戦争が勃発した場合、米軍は中国軍に勝利するが、米軍も敗れた中国軍と同様に機能不全に陥る可能性がある。 

(あったりまえじゃん!!)


またこの紛争で、少なくとも米海軍の空母2隻が沈み、世界最大規模の中国海軍は混乱状態に陥るという。
これらは、CSISが将来起こりうる台湾をめぐる紛争のシミュレーションを行った後に出した結論の一部だ。CSISはこのシミュレーションについて、これまで行われた台湾有事のシミュレーションの中で最も広範なウォーゲーム・シミュレーションのひとつと主張している。


だからなんなんだ。ウォーゲーム・シミュレーションでしょ。だからそこの地域住民のこと、陥るくんん状況は
趣味レーションされない。

CNNは、CSISがシミュレーションを行った24の戦争シナリオに関する報告書(タイトルは「次に起こる戦争の最初の戦い」)のコピーの検討を行った。
CSISは、このプロジェクトが必要だった理由について、過去に実施された政府および民間の戦争シミュレーションはあまりに範囲が狭かったり、不明瞭だったりしたため、台湾海峡にまたがる紛争がどのように展開するかを国民と政策立案者らが明確に見通せないため、としている。

そんなことを明確に見通すより、外交による平和的解決の道筋を見通すのが大事だろう。

CSISの上級顧問で、3人のプロジェクトリーダーの一人であるマーク・キャンシアン氏は「米中紛争に着目した非機密扱いのウォーゲームは存在しない」とし、さらに「非機密扱いのウォーゲームは、通常1~2回しか実施されない」と付け加えた。
CSISは、二つの根本的な疑問に答えるため、このウォーゲームを24回実施した。その疑問とは、「中国の台湾進攻は成功するのか」そして「その代償は」の2点だ。
CSISの報告書は、この二つの疑問に対する有力な答えとして、「中国の台湾進攻は失敗に終わる」「(中国は)大きな代償を払うことになる」と述べている。


同報告書は「米国と日本は、数十隻の軍用船、数百機の軍用機、そして数千人の軍人を失う。これだけの損失が出れば、世界における米国の地位は長期にわたって損なわれる」としている。
さらに大半のシナリオで、米海軍は2隻の空母と10〜20隻の大型水上戦闘艦を失った。また3週間の戦闘で約3200人の米軍兵士が死亡するとの結果が出た。この数字は、イラクとアフガニスタンでの20年間に及ぶ戦闘で米国が失った兵士の約半数に相当する。
「一方、中国側の被害も甚大だ。中国海軍は大混乱に陥り、水陸両用部隊の中核が破壊され、数万人の兵士が捕虜になる」と同報告書は述べている。同報告書は、中国は約1万人の兵士が死亡し、155機の戦闘機と138隻の主要な軍用船を失うと予測している。

そんなの当たり前だろうagain。頭のいい専門家集団が、すごい工学の軍事趣味レーションゲームで、真剣に遊ばなくても、アメリカと中国が武力でぶつかり、そのぶつかり合いの現場になる周辺、台湾と日本の領土も含む周辺の島々がどうなるか? 
軍艦の損失数えて、軍人の死者数数えて、報告書と提言、どっかピントずれてると思う。
机上の空論どころかコンピューター上の空論。普通に人間として考えてもこの時代に戦争など双方得るところなし。貿易で境内のネットが絡み合っている中、武力の足元が崩れる。そしてそれは将来に大低損失ダメージになる。やらないほうがいい、いや、やってはいけない、という提言ができる。

台湾にも壊滅的被害
CSISのシナリオによると、たとえ中国の台湾侵攻が失敗に終わっても、台湾の未来は決して明るくはない。
同報告書は「台湾軍は破壊はされないが、戦力は大幅に低下し、電気や基本的なサービスのない台湾島で、損害を被った経済を守る役割を担う」としている。
約3500人の台湾兵が死傷し、台湾海軍の駆逐艦とフリゲート艦全26隻が撃沈されるという。
同報告書は、日本は100機以上の戦闘機と26隻の軍艦を失う可能性が高く、さらに国内の米軍基地も中国の攻撃を受けるとしている。



CSISは、この報告書を読んで、台湾をめぐる戦争は不可避であるとか、起こる可能性が高いと結論付けて欲しくないという。
この報告書を読んで、台湾をめぐる戦争は不可避である、とか、起こる可能性が高いと結論付けるのは、あなた方の上顧客、日本政府くらいだ。

「中国の指導部は、台湾に対し、外交的孤立、情報戦など明確な武力攻撃でない手法で圧力を加えるグレーゾーン戦略、さらに経済的威圧などの戦略を取る可能性もある」と同報告書は指摘している。
米国の非営利組織、政府監視プロジェクト(POGO)の防衛政策担当上級フェロー、ダン・グレイジア氏も、中国があからさまに台湾に侵攻する可能性は極めて低いと見ている。
グレイジア氏は、中国がそのような軍事作戦に出れば、中国経済がその存続のために依存している輸出入が即座に止まり、貿易が止まれば、中国経済はすぐに崩壊する恐れがあると指摘した。
中国は、経済成長のエンジンを動かす原動力を食料と燃料の輸入に依存しており、(輸入が中断した場合に)経済の崩壊を回避する余地はほとんどない、とグレイジア氏は言う。



一方、CSISのキャンシアン上級顧問は「戦争は、客観的な分析が攻撃者の敗北を示唆していても起こる」と指摘する。
CSISの報告書によると、ウォーゲームを24回繰り返した結果、米軍が中国の最終的な台湾支配を阻止するための四つの条件が浮上したという。
・台湾の地上部隊が中国軍の上陸を阻止できること
・米国が日本国内の米軍基地を戦闘活動に使用可能であること
・中国海軍を遠くから「一斉に」攻撃するための長距離対艦ミサイルを米軍が保有していること
・米国は、攻撃開始前に台湾を完全武装させ、紛争が始まったらすぐに参戦する必要があること
以上の4点だ。
NO Way!!!24回のウォーゲームで、こんなことしか言えないのか。いやウォーゲームは所詮ウォーゲームだ。



台湾に「ウクライナ・モデル」は通用しない
CSISの報告書は「台湾に『ウクライナ・モデル』は通用しない」と述べている。
ロシアとウクライナの紛争では、ロシアのウクライナ侵攻開始後かなり時間がたってから欧米の支援がゆっくりとウクライナに届いた。また米軍やNATO(北大西洋条約機構)軍はロシアと積極的に戦ってはいない。
キャンシアン氏は、「戦争が始まると、台湾に軍隊や物資を送れなくなる。米国とその同盟国が継続的に物資を送ることができているウクライナとは状況が大きく異なる」とし、さらに「台湾人が戦争を戦う上で必要な物は、戦争開始時に持っている必要がある」と付け加えた。
米政府は、台湾紛争で勝利するためのCSISの勧告のいくつかを満たすつもりであれば、すぐに行動を開始する必要がある、とCSISは忠告する。
具体的には、
・日本とグアムにある米軍基地を強化し、中国のミサイル攻撃に備える
・海軍の部隊をより小型で残存可能性の高い軍用船に移す
・潜水艦を優先する
・戦闘機部隊よりも持続可能な爆撃機部隊を優先する
・その一方、より安価な戦闘機を製造する
・台湾にも同様の戦略を取らせると同時に、中国の最初の攻撃に耐えられそうもない高価な軍用船ではなく、より簡素な兵器プラットフォームで武装させる
などだ。
これらの対策を講じれば、米軍が勝利するための代償は下がるが、それでも損害は大きくなる、とCSISの報告書は述べている。
同報告書は「米国はピュロスの勝利(損害が大きく、得るものが少ない勝利)となり、長期的には敗北する中国人よりも苦しむ可能性もある」とし、「勝利がすべてではない」と忠告している。


いろいろ言ってるけど、戦争をするのは、バカバカしいほどの保損失が生まれる。彼ら自身も、可能性やアドバイスははじき出せるが、それを行うことは、オススメしていない。”勝利がすべてではない”声が提言。



なぜこういう記事を取り上げたかというと、この提言が日本政府に渡ると、
・台湾の地上部隊が中国軍の上陸を阻止できること
・米国が日本国内の米軍基地を戦闘活動に使用可能であること
・中国海軍を遠くから「一斉に」攻撃するための長距離対艦ミサイルを米軍が保有していること
・米国は、攻撃開始前に台湾を完全武装させ、紛争が始まったらすぐに参戦する必要があること
の部分のみ、マンデートのように受け取り、
・日本とグアムにある米軍基地を強化し、中国のミサイル攻撃に備える
・海軍の部隊をより小型で残存可能性の高い軍用船に移す
・潜水艦を優先する
・戦闘機部隊よりも持続可能な爆撃機部隊を優先する

に準備の必要がある、今の軍備増強の正当性担保だ!!、CSIS様の御神託だ、と超訳して、自分たちの政策の正当化に利用するんだろうな、、と思うからだ。今回の提言の記事を見ても、結局軍事趣味レーションでこうなる程度もこと。そして軍事への前のめりは進めていない、という結論だ。、自民党議員が拳を振り上げて、日本の軍国化は必須という、過去の御提言も適当に翻訳異訳して都合よく使っていたのではないか?怪しいものだ。CSISは、一定の条件から一定の結論を導き出す、部分的な要素を提言しているだけで、それに御神託のように盲従すれば、戦争ゲームにのめり込む愚かな政府が出来上がる。政府監視プロジェクト(POGO)の御提言も加えてらどうか。


満足に食べられない子供がいて、医療を受けられなくて命を落とす高齢者がいて、低賃金で過重労働をする若い世代とかっらを苦しめる学費ローンを普通のことのように広めた政府、全く懲りずに原発再稼働、クリーンエナルギーの本来の意味を捻じ曲げ原発はクリーンだと言い募り、本当のクリーンエネルギーを潰す政策を行なっている岸田政権。国民は生かさぬにように殺さぬように。税金を吸い上げ、外面を軍事大国にして、国際社会で発言力がついた!!と満足し、安倍セールスマンが全部失敗した、原発輸出・軍事産業に懲りずに税金を投入。
いつか来た道をまっしぐらの、自民党の目を覚まさせるには統一地方選の大敗北しかない。
各地の努力が身を結ぶ。それが国政選挙の下地となる。海外在住者はなぜか地方選は投票できないので、
みなさん、ぜひ自民党議員を一人でも多く駆除するため頑張ってください。


世襲にNO!!も一つのポイント。家系図で情けないボンボンぶりを晒した岸孫2。彼が当選したら、山口県はマジHopeless.   もし世襲議員でも気骨のある人は親の選挙区外から立候補すればいい。
イギリスのようにそういう法律を作ればいい。3バン(「ジバン(地盤)」、「カンバン(看板)」、「カバン(鞄)」の3つの「バン」のこと。 「地盤」は組織力、「看板」は知名度、「鞄」は資金力を意味する。 日本の政治活動において、これらの3つの「バン」が豊富にあると非常に有利に働くとされる。)のうち、一つは取り除ける。



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