密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

松竹伸幸氏、外部に応援団を得て、共産党をぶっ壊す!!は、成功するのか?

アンチ共産党を大喜びさせている、松竹伸幸氏の共産党改革アクション。今のところ彼が望む以上にとても成功している。日和見で盛り上がるTVコメンテーターたちが笑いながら取り上げるこの問題。クソメディアの餌にされてるな、感がある。


志位さんが委員長を22年?続けているのが、民主的ではない、という一点で、共産党叩い、いや、好きだから、嫌いじゃないから、もっと良くなってほしい、開かれた党になれ、的なひいきの引き倒し攻撃。そのヘッドクオーターに祭り上がった松竹氏。


彼の、外国人記者クラブでの会見を見たが、志位さんに意見を言い、勝てずに、支部に引っ込んだが、諦めたわけではなくなく、なんとか自分の意見を認めさせ、共産党を良くしたい!!という思いが溢れている。


それにしても、この人は良く笑う。英語で言う、Giggly というやつだ。giggleとはくすくす笑う、なのだが、終始おかしくもないところで、笑うってしまう人をGigglyといい、不安を隠すためとか、自己設定が不安定なため、とか色々な分析がある。緊張した時の癖なのかもしれないが、後ろめたさがあるのかもしれないとも思う。


ずっとご自分の分析・主張を本にして出版されてきた、それも、かなり一流どころ、集英社・平凡社、今回の”シン 共産党宣言”は文藝春秋社、なかなかの人気大物作家のようだ。
帯は推薦文に、内田樹氏、池田香代子氏、など著名なリベラル論壇人が後おししている。
党の根幹を論ずることを、商業主義傾向の強い大手出版社から出すというのは、ワタクシ的には違和感があるが、この表現・出版の自由を共産党は容認してきている。


出版界で人脈を広げ、共産党はいいけれど、もっとこうしたらいい、名前を変えろ、みんなのためだと圧力をかけ続けているリベラル言論人にお友達も増え、党内で志位さんを論破できないなら、世論の力だ、共産党を乗っ取りたい、というのは意地悪が過ぎるが、今回の除名は、共産党内で決めるべきことに、面白半分のメディアとお節介リベラル言論人を引き連れて、変革しようとしたことに対しての処分だと思う。


松竹氏は、最終的には党内での戦いで志位さんに勝ちたい、共産党を変えたい意思があるようで、来年の党大会で除名不服申し立てをし、党首(委員長)公選制を実現し、自分も立候補を表明している。AbemaTVではそのためにやっている、と口を滑らせた?
党員投票でご自身が勝ち委員長になり共産党を生まれ変わらせたいのだろうが、誰がついてくるのか?そもそも勝てるのか?
一般市民投票なら、メディア露出をして志位独裁許すまじ!!と叫べば、票は稼げるかもしれないが、党員投票。志位さんじゃなければ、小池さん、党のイメージ刷新なら、田村智子さんなど、メガトン級のインパクトだ。候補はいくらでもいる。勝てるのか?松竹さん?


多くの人が思うように、だったら、自分で新党を立ち上げればいいのでは?と聞かれると、
その気はないようだ。そっくり共産党が欲しいみたいだ。しかしこの方、少し見込みが甘いように見受けられる。彼はまさか除名などということはされないと思っていたようで、会見の場でそのことについては、かなり動揺している。長年、志位さんへの反対意見を、大手出版社から出し続けても、特段党からクレームも来ないので、今回も大丈夫、と踏んでいたのか。規約ないの”分派”に当たらないように、抑制的に電話したり、話したりしてきた、と言っているが、それこそ分派活動だろう。
そんなに党執行部のやり方が、ひどいと思うなら、外の力を借りて変えようなどとせず、自分たちで新党立ち上げをすればいいはずだ。しかも彼の対立意見の根幹は、防衛政策、自衛隊の扱いについてだ。共産党は野党の中でも少数派に属していて、共産党の防衛政策が直ちに国を揺るがすことにはならないが、9条を中心とした護憲を抱える政党として、揺るがずしっかり立っていてほしい要石だ。


開かれた共産党を作りたいリベラル言論人松竹応援団が嬉しそうに、志位独裁共産党を”攻撃”している。志位さんが攻撃という言葉を使ったら、”攻撃”だって!!!と、こういう言葉遣いが共産党的、こんなこと言ってるからぁ〜みたいに、楽しそうに”攻撃”しているよね。


ワタクシは共産党員でもないし、所属するつもりもない。ただ、今まで、小泉政権以降、そして安倍の独裁、利権路腐敗のお友達政治の中、国会でたくさんの場面を展開させ、鋭い追及を行ってきたのは共産党議員で、機関紙赤旗の活躍なくして、腐敗の構造を追求できなかっただろう。そういう点を鑑みて、共産党は私たち国民に利益をもたらしているし、未来を見せてくれる、理由のない感覚的な、共産党フォビアが邪魔しなければ、もっと躍進していい政党だ。


そこで、名前を変えろ、などという無礼極まりない提案を、常にいい仕事をしてきた共産党に言い募る。そんなんで、共産党が人気が出ると本気で考えている浅慮。そんな話に乗って、手放した魂の見返りは、民主ー民進ー希望・国民・立民、そしてついに立件維新という成れの果てを模してたどる。そんな陳腐な、”みんなの為の改名”など決して受け入れない共産党だから、頼りになるのだ。


でも面白くない。志位さん独裁、民主的でない。自民党をみろ、立憲民主党を見ろ、これが民主主義だ、という。なんかおかしくない?常にまとまらない立憲民主党、分派が固定化し、派閥の力関係で総裁立候補まであからさまに潰す自民党を見習えと?
共産党には彼らの考える民主的システムがあり実行している。それを変えたければ、入党し、意見を述べればいい。松竹さんはその意見を上げる途中で潰されると言っていた、だから外の力を借りた。その借りた力に、愛する共産党が面白半分にズタズタにされるかもしれないのに。


まあ、この問題は来年一月、党大会で、大きな議論になるだろう。それを公開にするか、非公開にするか、はわからないが、公開されて議論を聞いてみたい。それは、勘違い民主主義を正す機会にもなりそうだ。



PVアクセスランキング にほんブログ村

ランキングに参加しています。
宜しかったら、両方をクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

経済・社会 人気記事 一覧 経済・社会ブログ天紹介所