密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

暗殺された人の葬儀なのに警備費は未定、終わってから報告。

海外からの、弔意の要望で国葬にすることにしたというのが、国葬にした理由の一つだが、返って、安倍超訳外交の化けの皮が剥がれるキッカケに思えてきた。
日本国民が、大フィーバーでさすが安倍さんと盛り上がる、親友トランプ・プーチン来日も、その上、バイデン・オバマと彼らがバッティングしないように配慮などと、ほとんど妄想の域で心配していた国葬推進者たちだが、彼らスターの来日は難しそうだ。


検討中(交渉中)だと報道されていた、マクロン仏大統領は欠席。
オバマ氏やハリス副大統領も検討中(交渉中)されているというがどうだろうね〜ぇ
両氏共、日本での国民の国葬反対ムーブメントももちろん掴んでいるだろうから、わざわざこの茶番劇に登場したいとは思わないだろう。


なぜ、岸田さんを含む自民党議員たちは、安倍さんが、世界の要人たちと友情を構築し、彼らが個人的にも葬儀に駆けつけたい、などと思ってしまったのだろうか? こういうことをワイワイ言っているのは滑稽でしかない。自分たちがそういうイメージを作り上げ、それを自分たちで信じてしまった。それを海外ということで、国民にも信じ込ませた。
そういう意味で、安倍超訳外交は、案外成功していたんだなと思う。改めて、日本国民の素直さに驚く。


今、安倍さん以上に安倍的に国葬強行姿勢を貫く岸田さんは、安倍さんのように白いものを黒と言い切り押し切れる自分への挑戦なんじゃなかろうか、とさえ思う。


此の期に及んで、警備費を発表できないという松野官房長官。終わってから報告、などとふざけたことをのたまう。堂々と白紙委任宣言かよ。
警備の穴を狙って、まんまと至近距離の銃撃・暗殺を成功させた警備体制を持つ国に、わざわざくる要人たち。当然側近たちは、警備体制を知りたいだろうが、ひと月を切って、誰がくるかも発表できていない、故に警備態勢も決められない?これで弔問外交なんてちゃんちゃらおかしい。


だれか一人でも国民が名前を知っている”大物”出席してくれるといえば、各紙第一面で広報し、それで、細かいこと(法的根拠無視、閣議決定独断専行、いくらかかるかもわからない警備費、国民の過半数が反対など)を押し切って、”安倍さん流石、弔問外交!!”と大騒ぎしたいのが、岸田政権だが、一向にはっきりしない。
誰がくるかももごもご、警備費ももごもご。
経済支援の返礼で出席のアフリカ諸国の国家元首や首相たちもお気の毒なことだ。


安倍国葬の意義は、勘違いしていた日本国民が、国際社会での安倍さん及び日本の存在感を、事実として再認識することに尽きる。日本では愛されたトンチンカンな社交性は、世界の中心では、マリオの扮装受け以外の何物でもなかったのだ。


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