密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

国葬〜国民総黙祷。それは、、、、嫌だな。

最近知った英語表現、『空気を読む〜Read the Room 』 日本で読むのは、可視化できない無形の”空気”  そして空気は拡散しやすい。
Roomは、コメディアンの言葉?だった?という説もある。会場のお客さんの雰囲気を察し演じる。そのRoomは限定的である。読むのは、その場の意志であり、そのイニシアチブを握る、交渉を円滑に進めるなどのために、Roomを読む。
やはり日本人の関係性の方が大変だし神経を使う。そして、空気が社会に広がると見えないだけに強迫観念を煽り自粛が起こり、簡単に言論統制が起こる。


さて、今、日本の空気は、”安倍さん銃撃”というRoomを染み出し、安倍さんの業績の全肯定と、民主主義・言論の自由を守る!!ごっちゃにして、言論の自由・内心の自由を侵害している。国民全員に関係する、国葬を、国会にも図らず、一内閣の閣議決定で決める。これはすごくおかしい。なんとも岸田さん、感情的に即決。最大派閥からの支持を取り込むために。


全員黙祷、とか、弔意を示せとか、気持ち悪い。そういう空気が支配するようになるなら、本当に日本にいなくてよかった。君が代とか歌ったりする?歌わされる人が出る。公務員は自由意志ないだろうね。それはやりたくない改ざんをさせられたりした状況の継続だ。その結果、夫を失ったり、将来を失ったり、(自業自得感もあるが)全財産を失い、長期勾留で犯罪歴がついてしまった人とか、政界で干されまくられたり、功の方が多い。
野党からも「安倍氏の政治的立場や姿勢を国家として賛美・礼賛することになる。弔意を事実上強制したりすることはあってはならない」(共産党・志位和夫委員長)。
これを受けて、松野博一官房長官が「国民一人一人に政治的評価を強制するとの指摘は当たらない」と述べた。いや、当たるでしょう。もっと酷いのが、この人茂木幹事長。この人、以前にも消費税減税なら年金3割カットと『日曜討論』で国民恫喝に出た強面。国民に主権があるのがおかしい、に賛同する傲慢自民議員のお一人。今回の、国葬として行う政府の決定をめぐり、上記志位委員長の発言に加え、野党第一党立憲民主党の泉代表が「答えを出すには早すぎた」と国会での閉会中審査を求めたのに対し、茂木氏は19日、「国民の認識とかなりずれているのではないか」と宣った。国民を政府に賛同するいい国民と、”あんな人たち”に分けている安倍自民党らしい。そんなに、自分たちの認識が絶対だと思っているのかと、呆れる他ない。そもそも、”あんな人たち”な国民からも自然な弔意を表されないような人物を、わざわざ国葬で取り行うことに問題がある。
もし、どうしてもやりたいなら、安倍さんが、強引に闇に葬ったり、曖昧に誤魔化したりした数々問題+実被害者がいるカルト・マルチの広告塔になった問題、などをはっきりさせて、すっきりさせて、これなら安倍さんに10年日本を牽引して(どこに?)くれてありがとうと素直に言える(それでも行けないけれど、というより、そういうクオリティーでないことがますます明白になるだろう)環境にしてから、国葬を行なっても遅くはない。


法的根拠のない国葬の前例吉田茂氏の国葬時も、賛否の議論はあったという。
余録:戦後初の「国葬」となった吉田茂元首相の葬儀は… | 毎日新聞
「国葬」となったのは、戦後混乱期に復興の重責を果たした宰相であるという点。
「国民あげて冥福を祈る」の大号令の下、当日は競馬や競輪などの公営競技が中止となり、テレビから歌謡曲やクイズなどの娯楽番組が消え、全国各地に鳴り響くサイレンに合わせて職場や街頭で黙とうがささげられた。「国民全体を強制的に喪に服させるやり方だ」との反発もあった。葬儀副委員長の塚原俊郎総務長官(当時)は「根拠になる法律もなく苦労した」と振り返っている(茂木氏の姿勢と比べるとずいぶん謙虚だ)。異例ずくめの首相経験者の国葬はこれを最後に行われていない。


岸田文雄首相はそれを55年ぶりに復活させる。参院選中に銃撃され死亡した安倍晋三元首相の葬儀を今秋に国葬で実施すると発表した。長く国政を担ったのは事実だ。凶弾に倒れ、突然の死を迎えた無念は察するにあまりある。それでも政権の功罪が検証されていない今、首相の一存で内閣・自民党合同葬の慣例を覆し、国葬ありきで進むことには違和感がある弔意は一人一人の自由意思で示されるのが、本来の姿のはずだ。国民の意思を探る丁寧な進め方があっていい。例えば、国葬実施の国会決議を採択したり、国葬の基準を政府見解で明確にしたりすることは、一つの方法だろう。


この国葬は、自民党のドメスティックな認識で法を無視できるという思い上がりの賜物だ。
実際、銃撃されて亡くなっているので、”国葬反対デモ”は日本人の心情としては起こしづらい。しかし、一体いくらの税金が投入されるのか?これも国民が知るべきことだ。好きに使える予算から出すから”ヒ・ミ・ツ”は通らない。しかも彼らは、外交の安倍を強調、既成事実化するために海外から”お客”さんを招くつもりらしい。そうなれば、費用は、警備費も福間膨大に跳ね上がる。れいわ天皇即位の祭典総額166億新天皇の意向で簡素化を図を側られても、このくらいかかる。自民党の現人神のご葬儀は、天皇の祭典を超える?


とにかく、自民党の自民党による自民党のための国葬だ。自民党葬ならどうぞ好きにやってくれ。国民の中に、安倍さんの思慮分別のなさで、口にした言葉から、人生を破壊された人、苦しい人生を送っている人がいる現状で、『国民の弔意で送り出してあげよう、安倍さんありがとう』プロモーションは、苦々しく、愚かだし、何より政治を行う人間たちが、そういう人々の苦しみを無視して、自分たちの世界観だけを押し通すというのはあまりに政治家の資質に欠ける。


葬儀の行われる秋までに、またしてもバカな国民は忘れる? いや今回は逆だ。忘れるのは安倍さんかわいそう感情で、冷静になれば、森加計桜に加え統一教会、そこからカルト被害者からマルチ被害者にも注目が向く。外交の安倍も、日本だけがそう思っているということを、国葬であからさまに示してしまう結果になりかねない(国民への印象操作だと思っていたが、実際自民党議員たちが本気で阿部さんは外交が得意、そう信じてしまっている?ような言説があまりに多い) 外交の安倍は、国内向けの自己演出というのが、あまりにあからさまなのが不愉快でこのブログを始めるきっかけになった。まあ、米国内でお尻に火がついている、かつ暇なトランプは、渡りに船で来るかもしれない、それを最大に利用する自民党、と想像すると、吐き気がする。


Readind the ABE’s roomの日本で、国葬反対!!とかいうと、死者に鞭打つのか!!とかやられそうなので、丁寧表現が好きな日本国民向けに、#国葬如何なものですか? #全員弔意に反対します #どこが国葬? #どうして国葬? #なぜ国葬 #今やることですか?#税金他に回していただきませんか?#諸外国の迷惑国装 
だんだん丁寧ではなくなってきた。


まあ、どういう形でも、国民の民意が表現できれば、国葬強行が岸田内閣不信任につながるようになれば、中止、延期(無期)が起こるかもしれない。いやオリンピック同様強行開催か? こういう毎度の民意黙殺強行こそ、その体勢を築いた安倍さんの葬儀に、そして今後の自民党姿勢を示すのに、ふさわしいと考えてのことなのかもしれない。



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