密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

 安倍さん最後の花道 国葬私物化

非業の死を遂げた安倍元総理にできるだけ権威を持たせた花道を用意したい岸田総理と自民党。安倍さんの業績(?)をたたえ、外交の安倍(?)にふさわしいのは、国葬だと、閣議決定で決めた。これこそ、安倍晋三総理在籍中に築いた自民党にとっての最大の功績、行政の私物化、内閣法制局による法のねじ曲げ、によるものだというのが、なんとも滑稽な茶番劇。


確かに国葬は、安倍さんがとても喜ぶだろう大舞台。無責任で、イージーで、浅薄な晋喜劇
の最終公演だ。そして岸田総理は、この公演の実入りをどう期待しているのか?


安倍さんファンからの、ポスト安倍の熱烈な支持を自身に固定させたいのか?
国会での108回の嘘、公文書隠蔽、データ改ざん・廃棄 お友達優遇、お友達犯罪握りつぶし、そして、今や大不況・円安・狙いの狂った黒田バズーカ異次元金融緩和、溶けた年金、消費税増税・社会保障削減、死ぬまで働け!年金受給年齢引き上げ・減額、そうした諸々の国民生活を崖っぷちに押しやっても、上級国民に富を分配し続けたその輝かしい成果を、国葬という”全国民の願い”のような形で美化し、世界各国からの弔意で、国内向けイメージだけの”外交の安倍”を国民に信じ込ませたい、そういう意図の国葬だ。


安倍さん熱烈支持者に安倍後継者と支持されたい、そういう意図も見え見えの、情けない岸田総理。せっかくこの国の政治浄化の立役者として国民の信頼を得るチャンスを棒にふる。
しかし、銃撃後約一週間にして、当初の安倍LOSS涙涙の感情的報道から、すでに、統一教会と岸伸介元総理をはじめとする自民党首脳部との関わりに言及する特集も増え始めた。
祖父が引き込んだ統一教会の厄災の果てに、銃弾を受けた孫、確かに母洋子さん曰くの「晋三は運命の子」だったと言える。


この問題は、広がりを見せ、周囲の人には、優しく気さくで社交的だった安倍さんLOSSがおさまり、国葬の行われる秋には、統一教会と日本の政治の闇が呼び水になつて、安倍時代の封じ込めに成功したと彼らが持っている、数々の”偉業”が、Come Backする可能性もある。それぞれ、追求している人たちは諦めていない。赤木雅子さんも納得していない。ジャパンライフの被害者も、その家族も。


今、アメリカでは、議事堂襲撃事件の公聴会で、トランプ政権内で、やりたくない仕事、自己の倫理観に背いて、強いられてきた、トランプ政権内の人々が、次々にあの時の辛さと怒りを持って発言している。日本はどうだろう。すでに、破棄された、存在していない文章が見つかったという報告が出ているという。


ところで、山下容疑者の統一教会について書いているブロガーに宛てた全文の手紙を、メディアが配信し、数時間で消されたらしい。
そしてこちらの配信が、スクリーンショットを撮っていて、その内容を紹介している。

特ダネ!安倍晋三襲撃事件の容疑者山上の手紙全文が消された・・・が入手!安倍家と統一教会の霊感商法被害のお金の行方の謎。日本支配の闇の歴史。元朝日新聞・記者佐藤章さんと一月万冊
とても興味深い。これからこういう”情報スナイパー”が色々登場する可能性がある。


そして今、国民のお悔やみモードに寄りかかる国葬は、最終的に、国民感情と乖離する。
岸田さんの友情と思惑の法的根拠も何もない、恣意的な”国葬”  この国葬にいくらの税金を投入するのか?に、国民の注目も集まるだろう。身内の葬儀もできない、結婚式も難しい(結婚自体難しい)厳しい経済状態の人々は、この”国葬”も、殿上人を見上げるように
羨望の眼差しで見つめる?1総理大臣、1政党に私物化される。安倍長期政権の終焉にふさわしいとも言える。


安倍晋三というパンドラの箱の蓋が開いて、戦後自民党の闇がドロドロと飛び出すかもしれない。果たして、その底に、希望はあるのか?


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