密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

もし安倍さんのいう通り、中枢攻撃をしたら

TVでウクライナの戦況を説明する人々は、すごく楽しそうに見える。もちろん自分の専門研究について述べるのは誰でも楽しいし興味深い。ただし、その戦況が進む下にたくさんの死が引きづられている。


もうオワコンでいてほしい安倍晋三が、しゃしゃり出て、また単純愛国脳の無知で勇ましい自民党議員たちを煽り立て、党内同調圧力で、日本がどこかの、驚異と感じる国を、先に攻撃して打ちのめし防衛をする、というおよそ現実味のない案で盛り上がっているというから、恐ろしい。

あんたら本当にアホか!!!!
自民党安全保障調査会は11日の会合で、外交・防衛政策の長期指針「国家安全保障戦略」など3文書改定に向けて、相手国の指揮統制機能を含む敵基地攻撃能力の保有案を示した。これまではミサイルの早期迎撃に主眼を置いた議論だったが、日本への攻撃を指揮する中枢などを含む考えを追加。出席した議員から賛同する意見が相次ぎ、月内にまとめる政府への提言に盛り込むことでおおむね一致した。憲法に基づく専守防衛を逸脱する恐れがある。(川田篤志)


 会合では、安倍晋三元首相が基地に限定しない「中枢攻撃」の必要性を訴えたことも踏まえ、調査会執行部が敵基地攻撃の範囲について「相手国のミサイル基地に限定されるものではなく、指揮統制機能なども含まれるとすべきではないか」と提起した。政府が従来、保持する防衛力は「自衛のための必要最小限のものに限る」としてきたことから、「『必要最小限度』の自衛力は時々の国際情勢などの諸条件を考慮しながら議論すること」として、時代に応じて柔軟に考える必要性の確認も求めた。
◆憲法との整合性問われる
 政府が敵基地攻撃を法理論上、可能とするのは、自衛のための手段が他にない場合なら憲法が認めている必要最小限度の措置と考えているからだ。
 ただ、相手国の軍事拠点などを幅広く攻撃する能力の保有は、憲法に基づく「専守防衛」を超えた本格的な打撃力を持つことになりかねず、憲法との整合性も問われる。歴代政権は相手から攻撃を受けた時に初めて反撃することや、防衛力を「自衛のための必要最小限のものに限る」ことなどを柱とする防衛戦略を採ってきた。相手国の軍事拠点だけでなく、戦争遂行能力そのものを壊滅しようとする自民党の主張は、武力は限定的、抑制的に行使するという従来の見解との乖離かいりが大きく、憲法の理念を逸脱しかねない。
 調査会幹事長代理の宮沢博行衆院議員は会合後、記者団に「わが国で(憲法上)禁止されているのは、都市部や人口密集地への攻撃だと多くの議員は思っている」と語った。
 新たに保有する能力の名称を実態に即した形で見直すことも議論した。「自衛反撃能力」や「領域外防衛」など、複数の意見が出たため、結論は持ち越した。


武力以前に自衛の手段はあるでしょう。何をすべきか、戦争をしない国という看板を持っての外交。プーチンでさえ、何か攻める口実を作っている。相手に攻める口実を与えないこと、相手に国にストレスを与えないこと(歴史修正主張とか、靖国参拝とか)、両国間の良好な経済、協力関係。そういう努力が自衛になる、というかそれしかない。


今日本に住んでいる、ウクライナやロシアの人たちがYouTubで発信しているのを見ると、身につまされる。平和ボケの日本が、相手国を先生攻撃して、それで、自国を守れるなんて妄想を本気で抱き始めて、攻撃された相手国は軍隊も完備していたり、徴兵制もあったり、
戦いに慣れていたりして、必ず報復は受けるだろうし、もしその国は本気なら、日本侵攻の立派な口実を与えることになる。


もちろん相手国は日本ほど世間知らずの馬鹿じゃないから、国際社会のバランスとか、損得とか、いろいろ考えるだろうし、世界にそう何人も被害妄想を患ったプーチンは、いないことを祈るが、それでも、安倍さんのいう”中枢攻撃”のをぶちかまして終わりにはならないし、相手国が恐れ入りました、となる筈もない。


アメリカとはことを構えたくないから、米軍基地のないところに攻撃を仕掛け、日本国ご自慢の原発を占拠。地域住民は、島国だから逃げられないし、先頭の訓練、経験を持つ人は、80歳以上でもう無理。ウクライナのように戦うこともできず、捕虜になる。
国民の命など、あまり顧みない政権は、見捨てるよね。銃で来ずかれ、脅され、迫害され、
略奪され、下手をすれば殺される。それもこれも、威勢のいい政治家たちが、敵基地攻撃だ、中枢攻撃だ、と馬鹿な先制攻撃をして呼び込んだ災難なのだ。下手したら、日本に味方する国際社会はないかもしれない。ウクライナは、先制攻撃などしていない。一方的に侵略されているから、しかもロシアのやり方が、本当にひどいから、周囲も協力体制をとる。


日本の勇ましい人たちは、どうも想像力が足りていない。自分たちが強気に出て、ガントやったら、それで終わりと思っている?それは始まりなんだ。トラトラトラで日本が勝利したわけじゃない。始まりを作った。 日本は戦争を始めてはいけない。 震災で忍耐はあるものの、そこに砲撃が加わったことを想像してみてほしい。日本は陸続きで逃げられるところなどない。ジュネーブ条約は100%守られたことなどない。酷い目にあうのは一般市民だ。総動員で、男性が戦い、持ちこたえているウクライナのようにはいかない。
弱いくせに喧嘩をしかけるなんてもってのほか。本当にやりたいなら、憲法云々ということより、すぐさま徴兵制を復活しないと、ミサイル揃えてもダメだ。


考えることがちぐはぐなんだ。「自衛反撃能力」や「領域外防衛」なんて、また変な日本語で、押し闘争なんて、自衛反撃能力=自衛のために反撃ならいいんだよ。ただ攻撃されてないのに自衛のためと言って攻撃するのは、自衛ではない。領域外防衛=自衛の領域外で軍事活動をしてはダメでしょう。馬鹿も休み休み言え。


そんなに戦争がしたいなら、まず議員研修で、どこかの紛争地に国連軍の平和維持活動に参加するとか、自衛隊の復興支援に同行し共に汗を流すとかしてきたらいい。ツアーガイドはヒゲの隊長が喜んでやるだろう。近々では、ウクライナの壊れた町の復興の手伝いに行くんでもいい。どれだけのことが起こるか、身を以て感じてくればいい。勇ましい愛国ロマンなんて吹き飛ぶだろう。


馬鹿げた奴らの馬鹿げた妄想で、日本の家族が友人が、生きているかどうか、あの311の時のよに、魂の抜けたような、眠れない日々をすごすのは、まっぴらだ。
天災は避けられないが、戦争は人災。避けられる、避ける努力をできる。それはミサイルを揃えたり核兵器を借り立ちすることでは、絶対にない。平和ボケも大概にしてくれ!!!


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