密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

非友好国認定 プーチンは世界のルールか

ロシアが、非友好国認定を発表した。今更感が拭えない。だって、多くの国がロシアの侵攻は国際法違反の暴挙として、ロシアに友好的感情を持てずにいて久しい。


日本では、両論併記・どっちもどっち・泥棒にも三分の理・逆説的視点というのが、Coolな立ち位置になることが多いので、プーチン擁護論に花が咲いているようだ。
それを聞いたら、プーチンはさぞかし喜んで、さすが”親友”のボンクラを9年も首相にしていた国民だと賞賛するだろう。


それはさておき、この、プーチンの「俺を怒らせたら目にもの見せてやる」という物の中で一番怖いのが核戦争だ。支払い代金をルーブルで払っていい大統領令なんて怖くも何ともない。ロシアでしか通じない”大統領令”を国際取引で効き目があると思っているほど唯我独尊独裁者に成り下がっている?くらえルーブル!!大攻撃?。


確かにロシアと取引して、物資やサービスを提供して支払い待ちの企業は、ルーブルを断れても、うちの大統領がルーブルでいいと言ったもん!!と言われれば、それじゃ払わない!!と言われれば、そこでフリーズするから、トラブルになるだろう。そこは、各国政府が、ルーブル拒否での損失を(一時的だろうと思うが)政府が補填措置を講じて支えればいい。


このくらえルーブル!!作戦の効果は、ロシアで物の値段(特に外国輸入品)が上がり国民の間に不満が起こることを回避できると、”識者”のような人がTVで説明していた。
しかし、どうしてそういう効果が期待できるのかさっぱりわからない。今後取引相手国は、ロシアに物を売ることを避けるようになるから、ますます物が手に入らなくなるだけ、のように思うが、きっとシロウトには計り知れない。


ともあれ、あれほど抜け目なかったプーチンにしては間抜け感が否めない。


ウクライナ侵攻後、全く約束を守らない、国際法も、倫理観も飛び越えて、速攻侵略、勝てば官軍を狙っていたプーチンは、ウクライナの抵抗に(認めないだろうが)計算違いを感じ、自分の永世大統領の地位を自ら崩してしまいかねない未来に焦りを感じている。
そう見える。


ポーランドが旧ロシア製のミグ戦闘機をウクライナに供給し、そこで手薄なったポーランド上級を米軍が守るという案が話し合われているようだ。もちろんプーチンは、そんなことをしたらポーランドも敵国認定だぞ!!と吠えている。ただこれ以上、手を広げられるほどの軍をロシアは持っていない。NATOが虎視眈々とロシア侵略を狙っているなら、自国防衛がこれだけ手薄にして、ウクライナに95%の軍を投入なんてよくできるものだ。NATOや米国が決して国際法を無視して攻め込んでこないと、口とは裏腹に確信しているからだろう。


それでも、経済制裁はじわじわ効いている。中国もロシアの側に立って世界中から嫌われるのははけたいと、フランス・イギリス首相と会談を始め、国際協調を言い出した。
アメリカは出張ってはいけない。頼りないとか弱腰とか何を言われても、表舞台に上がってはいけない。中国が役割を担うのは理想的だ。


ロシア国内でも、市民の間に、厭戦・反戦機運が高まり、メディアを締め出して、強権発動で押さえ込んでいるが、状況はどんどん厳しくなってゆくだろう。
戦闘が長引くと非人間化するロシア兵は、ただ殺すことが目的かした攻撃を繰り広げている。人道回廊に砲撃、地雷、行先はロシア・ベラルーシという、悪辣なことを平気で行なっている。この様子が世界に発信されてゆくと、海外在住のロシア人に対する、圧力やヘイトクライムが始まってくる。しかし、これは、絶対やめてほしい。自分はそういう気持ちを持たない、と個々人がしっかりしてほしい。


まだまだ、先が見えない。しかし、水面下で各国の知恵が結集し、ウクライナを支えている。映画やアニメのように、ヒーローが駆けつけて終わらせてくれない。今のヒーローは苦難に耐えているウクライナの人々だ。ヒーローの役割は生き延びることだ。


辛いニュースばかりの中で、一つ、明るいニュースを紹介。フロリダの高校生たちが、性的指向や性自認について話すことを事実上禁止する法案に対し、ボイコット運動を展開した。

米フロリダ州オレンジ郡にある高校の生徒500人以上が授業をボイコットして抗議/Will Larkins

(CNN) 米フロリダ州の学校で性的指向や性自認について話すことを事実上禁止する法案に対し、同州オレンジ郡にある高校の生徒500人以上が7日、授業をボイコットして抗議した。
同法案は現在、州議会で審議されている。「ゲイと言ってはいけない」法案とも呼ばれ、反対派は性的少数者に対する差別の拡大やいじめ、自殺などにつながると主張してきた。
この高校では2人の生徒が抗議行動を主導した。生徒たちは「ゲイと言おう」「トランスジェンダーの子たちを守ろう」などと唱えて教室から退出した。
同州では先週も、各地の高校で同様のボイコットがあった。
主催者の生徒はCNNとのインタビューで、「この運動が続くことを当局に知らせたかった。法案が可決すれば至る所でデモが起きるだろう」「主権は私たちにある」と語った。この生徒は先週、州上院歳出委員会でも反対意見を述べた。
法案はすでに(フロリダ州議会)州下院を賛成69、反対47の賛成多数で通過。共和党が多数を占める上院で、8日にも採決にかけられる見通しだ。
共和党のデサンティス知事は法案を支持する立場を示している。法案は上院での採決とデサンティス氏の署名を経て成立した場合、7月に施行される。


ポスト・トランプを狙う、プチ独裁者デイサントス知事。マスクを排斥し、している人に脱げと命じる大バカ者。こんなトンデモ法案を成立させようとしているとは、、、
こんな馬鹿な大人と違って、フロリダの高校生は、保守的な親が多いのに、しっかりしている。以前もマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校の銃乱射をうけて、Anti Gunアクションを起こした。

次は私?というプラカードを掲げた、彼らの演説は、素晴らしいものだった。
こうした子供たちがいる限り、社会は腐らない。ウクライナにも、ロシアにも、日本にも。


ところでワタクシごとで恐縮ですが、特に何かしたわけではないのですが、ブログ村の順位が、突如、どんどん落ちていっていて、今29位くらい、そのうち50位外れるのではないか?と懸念しています。アクセス数も減ってないし、???なのです。順位はそれほど気にしないのですが、もし順位の欄を外れちゃうと見つけられなくなる?は困る。見当たらなくなっても、やめたわけではありませんので、今後もよろしくお願いします。


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