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新総裁候補どなたも、森加計桜はアンタッチャブル

自民党に自浄作用の意思はまるでない。党全体でなかった事にしたい、という姿勢は明白だ。もし再捜査といえば、自民党内で生きてはゆけない、そんな感じだ。
岸田氏は明言し、高市氏はごまかし、河野氏は理屈をこねた。

森友学園問題を巡る財務省の決裁文書改ざん問題について、河野太郎行政改革担当相(58)は10日に開いた自民党総裁選への出馬表明会見で「既に検察その他いろいろ動いているわけですから、必要ないと思います」と再調査しない考えを明言した。


会見では、この答えについてTBS番組「報道特集」の金平茂紀キャスターが再質問した。「冒頭で情報を皆さん国民と共有して乗り越えていきたいと高らかに宣言されて、清新な印象を受けたが、振り返ると安倍、菅政権で国民が最も政治に対する絶望感を抱いたことの1つは、都合の悪いことは、なかったことにする。具体的には公文書の破棄、改ざんということを目の当たりにし、国民の間に非常に絶望感が広がっている」と指摘。
 その上で「先ほどの質問で森友問題に関する財務省の報告について再調査は必要ないと断言されたが、こういう答えで国民は納得するとお考えか」とただした。
 これに対し、河野氏は「この問題については既に検察、司法まで動いている」と強調。安倍晋三前首相や菅義偉首相には直接言及はせず「私がやってきた、たとえばワクチンについてはあらゆるデータを都道府県市区町村に開示をしてお互いの開示をして、お互いの意思疎通を図ってやってきた。そういう数字についても逐一、記者会見でも報告しながらやってきた。ですから私の政権では情報は常に国民の皆様に開示をし、それに基づいていろいろと議論をし、多くの皆さんに納得していただいて政策を実行して参りたい」と語った。
 森友問題については、自民党総裁選への立候補を表明している岸田文雄前政調会長も再調査しない考えを表明。高市早苗氏は出馬表明会見で「裁判中の案件については、お答えは差し控えさせていただくが、ただ、再発防止にはしっかりと取り組んでいく」などと述べている。


唯一再捜査をする可能性のある石破氏は不出馬?まあ石破氏個人にとっては、今回は寝たふりをしていた方がいいだろう。前回はなりふり構わぬ石破潰しを被ったダメージは大きい。
自民党は、安倍のために色々なものを投げ打っている。安倍自身のくだらない対面や、怒りに任せた反発失言によって、多くの官僚も人生を狂わされた。検察庁も信用を失墜。
それでも、安倍様お大切は、まさに自民党内ストックホルムシンドローム


自民党支持者の皆さん、こんな自民党を救うのは(あるいはかつて世界に冠たる優秀な官僚組織も)、あなた方ですよ。どうしても野党が嫌いなら、堕落自民候補に無言の拒否を突きつけるという方法もある。


現在の自民議員は、公正性・透明性・倫理観・護憲姿勢そして正義感を、たった一人の阿呆のために投げ出す、いや尻馬に乗って、小悪事を働き、暴言・妄言を吐き散らす。誰も安倍さんには逆らえない。次回選挙で大負けさせるほかない。


新総裁の顔で、新しい政権運営!!を打ち出しても、森加計桜封印これに河合1億5千万問題、菅・息子問題、そのほかの政治と金の職権乱用の不祥事、自衛隊日報隠蔽だってうやむやにして、そのくせ、海外で戦争する気満々の自民党。


国民は安倍政権下のトラブルを忘れていない。木を隠すなら森の中?イヤイヤその森全体が大きな不正・政治私物化・利権で、異臭を放っているまさに土壌汚染状態なのだから、時間をかけて一本一本切り崩すことと、腐った根っこを丁寧に掘り出すこと、汚れきった土壌を浄化すること。それが国民の望みだ。そして今回の総裁選でわかったろうに、自民党には無理。


黒沢清監督の『カリスマ』を思い起こされる。周りの木を枯らしてしまう『カリスマ』と名付けられた樹をめぐる人々の攻防。キャッチコピーが、『世界の法則を回復せよ』
ある青年が人質篭城事件を起こし、その事件を担当した刑事・薮池五郎(役所広司)は犯人と人質を両方死なせてしまい、心に深い傷を負う。上司から休暇を言い渡された薮池は、ある森で不思議な一本の木を見つける。その木は根から毒素を分泌し、周囲の木々を枯らしてしまう奇妙な木で「カリスマ」と呼ばれていた。他の木々を守るためカリスマ伐採を主張する中曽根(大杉漣)達であったが、カリスマを守ろうとする青年・桐山(池内博之)に妨害され、「カリスマ」を巡って住人たちは次第に対立の度を深めていく。(By Wiki)


官僚組織や国会の機能を枯れさせている自民党、せめて『立法府の法則を回復せよ』だ。
国民あっての”国” ・国民の幸せあっての”美しい国日本” だ。
『民主主義の法則を回復せよ』『良識の法則を回復せよ』『貧富の法則を回復せよ』『嘘と真実の法則を回復せよ』『幸福の法則を回復せよ』


戦う4野党は、これで、明確な対立軸を得た。森加計桜、封印VS追求 コロナ禍でそんなことやってる場合か!!など言いそうな、安倍応援団は無視していい。コロナ対応だって、自民党は満足にできなかったし、ここぞとばかりに利権を貪りその果てに、たくさんの混乱と無駄遣いの赤字オリンピック強行だ。


今、ウィルスの自然減を”収束を得た”などと口走る能天気A を見ても分かる通り、自民は成り行き任せでその都度都合のいい言い訳を流布し国民を騙す。しかし、最近はもう騙されない。政府の信用が失墜している。その原因の大きな一つは、政治私物化の森加計桜を曖昧に、国民の忘却に委ねる作戦と、そのために法を捻じ曲げ データーを書き換え、公文書を改ざんし、破棄までし、検察も動かし不起訴を作り出した”実績?”によるものだ。


どうせ、自民の選挙公約は綺麗事が並ぶ。そこで彼らに試金石のごとく、森加計桜の再調査はすべきか否か?をぶつけよう。自民党内のポジョンと将来を守るなら「再調査は行わない」なのだろう。しかし、そのポジションも将来も、議員になれてこそだ。
有権者の皆様は、街頭演説の候補に、森加計桜の再調査はどうする?!と投げかけてみるの必要がある。


注目が集まる(集めさせている)この総裁選の候補が、森加計桜にアンタッチャブルでいれば、誰が新しい顔になろうとも、安倍様の自民党、安倍様の行政、安倍様の美しい国ニッポンを大看板で次期衆議員選を戦うほかない。


今日本に必要なのは、唄の文句じゃないけれど”ナンバーワンよりオンリーワン”のポジョンだ。国民を困窮させ、高価な武器をじゃんじゃん買って、”国”を強くするなどという馬鹿げた考えを改め(どうせ、戦闘機やらなんやらも、飛ばせないサイバー戦が到来する)今こそ、国の根幹を支える庶民の生活の安定、社会保障充実、安心安全の社会制度の確立こそ、税金を投じるべきなのだ。イージスアショアより消費減税、健康保険料値上げ取り消し、
非正規雇用に対する労働条件と保証をきちんと法制化し直し、外国人実習生にも適応できる公正で公平な労働環境の徹底・移民制度の確立、そして、無駄に時間とお金のかかる、しかも不必要な沖縄辺野古工事中止が急務だろう。


野党4党合意の、公約には、余つところなく、これら問題点改善が上がっている。


ふんわり岸田、屁理屈河野、ネオナチ高市、が、うまく新しい自民の顔になり、御祝儀支持率の勢いに乗って、総選挙に勝ちに行く、そういうドリームを描いていても、そのために、国民生活に対して甘い約束や希望という絵に描いた餅をばらまいても、森加計桜が必ず、彼らのネックになる。


これで自民が勝てば、絶好のステージで、安倍カムバック〜!!もあり得ると気味の悪い想像もしてしまう。今度こそ、日本の国民はバカじゃない、というところを見せなくてはならない。


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