密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

希望の新薬、入院軽症者に適応という矛盾

東京感染者が1日で、いきなり1461人増え2848人となった。デルタ株は全体の50%を超えている。アメリカでも、デルタ株により未接種者を中心に感染再拡大が起きている。五輪をひらけば国民は忘れてどうにかなる、と踏んでいた菅総理だが、熱狂しても、支持率は下がり続け、人気取りに金メダル選手にお電話しても、まあ、菅さんから電話もらって嬉しい若者はいないんじゃないかな。総理大臣は米大統領と違って、国民に選ばれたスーパーアイドルではない。メイン政党内の色々の思惑で勝手に決まっていくもので、国民はありがたみがない。


全総理の安倍晋三は、プリンス感とユルフワ奥様をファーストレディーとよび、米大統領を演出し続けたため、それなりの信奉者がいたが(その結果が政治私物化夫婦揃って公私混同で、官僚人生も狂わせ、腐らせた)、菅さんはその辺も全くダメ。何が何でも自分の言ったことを押し切る強引さをリーダーシップと勘違いし、対戦かの軍部のように、国民の命生活の犠牲など、日本国(いや彼のプライド)のためには犠牲もやむなしと思っている、と、この会見で確信した。

菅義偉首相は27日、東京都で新型コロナウイルスの新規感染者が2848人と過去最多になるなど感染が拡大する状況でも東京五輪は中止しないと明言した。官邸で記者団から「中止の選択肢はないのか」と問われたのに対し、「人流も減っているし、そこはない」と否定した。


東京五輪に関しては「国民には不要不急の外出は避け、テレビ等で観戦してほしい」と呼び掛けた。
 これに先立ち、首相は西村康稔経済再生担当相や田村憲久厚生労働相ら関係閣僚と感染状況の分析や対応を協議した。
 首相は記者団に「都によれば、感染者のうち65歳以上の割合は2%台。30代以下が約7割を占めている。一方、40代、50代の入院が増え、デルタ株の割合も急速に増加している。まずは4連休を含めて分析していく」と協議の内容を説明。
 その上で「各自治体と連携しながら、強い警戒感を持って感染防止に当たっていく。重症化リスクを7割減らす新たな治療薬を政府で確保しているので、徹底して使用していくことも確認した」と述べた。(清水俊介)


一月のGOTO超え、人災製造マシーン菅義偉!!五輪さえ開催すれば、ワクチンさえあれば、パッと状況は変わると信じてきたが、ちっとも好転せず、悪い状況が次々起こる(当たり前だ、政治が何もせず、対策も怠ってきたせいだ)。 しかし!!!ここで新たな救世主、新薬を認可!!!だ。



田村憲久厚生労働相は19日、中外製薬(東京都中央区)が申請した新型コロナウイルス治療の「抗体カクテル療法」で使う新薬について、緊急時に審査を簡略化できる「特例承認」に基づいて正式に薬事承認した。国内4例目で、軽症者対象の治療薬としては初の承認となる。


 これまでの3例は別疾患の治療薬を転用したものだが、新薬は新型コロナ用に開発された。抗体カクテル療法では、2種類の抗体「カシリビマブ」「イムデビマブ」を組み合わせた点滴薬を投与する。国内では、重症化リスクを持ち、酸素投与を必要としない入院患者を対象に使用する。20日から各地の医療機関へ配送を始める。
 

海外の臨床試験(治験)では、入院や死亡のリスクを約7割減らす効果が確認された。感染したトランプ前米大統領への治療に使われたことでも知られる。
 米リジェネロン・ファーマシューティカルズが開発し、中外製薬が国内での販売を担う。米国では昨年11月に緊急使用許可が出ており、日本では今年6月に承認申請されていた。
 国内ではこれまでに、抗ウイルス薬「レムデシビル」、抗炎症薬「デキサメタゾン」、リウマチ薬「バリシチニブ」がコロナ治療で使われている。


治療新薬ができることは、素晴らしいことだ。トンデモトランプにも使用された、、、値段は?保険日で負担できるの?という疑問がわく。
かつ問題なのは、軽症者・酸素投与の必要なし、で入院できつ人ってどんな人?橋下徹さんとか?一般の人は、その入院ができなくて苦しんでいる。



新型コロナウイルス感染の第4波が到来した今年3~5月末に、感染して自宅療養・入院待機中に亡くなった人は、関西圏を中心に少なくとも48人に上ることが毎日新聞の自治体を対象としたアンケートで判明した。第3波(2020年12月~21年2月)の期間中より倍近く増えており、感染力が強い変異株のまん延に医療体制が追いつかなかったためとみられる。


もし政府が、支持率回復の手立てでなく、本当に国民を救いたいなら、まず、自宅や保健所で新薬交代点滴受けられるシステムを打ち出し実行すること、そして保険適応、無保険者への対応などをきちんと考えること、そして直ちに国会を招集し、具体策を検討することだ。
そうでなければ、単なる上級国民向けサービスに終わる。


そして、五輪中止を真剣に検討、総理の役目だろう。異常な高温多湿・熱中症への非難が選手間や海外メディアからも出ている。トライアスロン、お台場の海は高温でバクテレア増殖のためイカ状態になっていないのか?自転車競技の選手がゴールでバタバタ倒れる有様だと聞く。


台風の対策は?よりにもよって福島が暴風圏駅に入っている。アンダーコントロールなどされてもいない状況。オリンピックの心配どころではない。




 

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