密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

雑記:五輪放送、アメリカで徒然思う。

五輪の開催時期も、パフォーマンスの時間もNBCの都合で決まってる、、、そんなぼやきが聞かれる日本の方々に、アメリカでも、不自由、特に日本選手が強い競技はフォーカスされないし、金でも取ればちょこっとパフォーマンスが見られるくらい。
興味のあったスケボー、午前1時、Dさんは見ていて、一番小さくて一番すごい!!と言っていたが、ワタクシは寝てしまった。録画放送があるかな?と思っても、日本国外では見られませんだって。


コマーシャルも日本ではどうなのかわからないけれど、スポンサーTOYOTA、テクノロジーの未来が、人間の可能性を応援する。義手義足の飛躍的開発、全身のロボットと病室からシンクロし、画面に顔を映し出し、大学の卒業式でスピーチする若い女性、感動的で、そうした未来に使命を持っている企業だ、というメッセージ。スポンサーって、こういうものがベネフィット。他社の自販機を隠し、他社のラベルを外せ、自社製品を持ってこいとか、選手村食堂は、ビザカード支払いしか受け付けなくしたりとか、観客や選手で金儲けするのは、セコくて、マイナスイメージだ。


アメリカでは、選手の家族・ご近所・親族・友人が、居間に集まって、TVの前で大騒ぎして観戦している様子が、典型的な選手紹介なんだが、みんな色々な会社の飲み物、スナックを食べている。まあでも日本のコマーシャルも一時期、哲学的で芸術的で世界を席巻したから、今回の五輪も、いいコマーシャルもあるかもしれない(日本トヨタは五輪中のCMを取りやめたとか、企業イメージ下がると判断?)。
有名な、ウォークマンを聞くニホンザルとか、よかったなぁ

TVCM ソニー ウォークマン(1987)

あと、本当に好きだった美しいCM、様々な野菜、まだ枝になっている、の周りに炎が燃える 映像。見つけられませんでした。カゴメかと思ったが違う。もう一度見たい。

ところで、今最も期待されるバイルスを頂点にしたアメリカ・女子体操チーム。もちろん扱いも大きいのだが、今回は、スポーツ界を揺るがした、スポーツドクターによる、大規模で多年にわたる、女子選手たちへの性的虐待に番組が触れたことだ。それについて硬い表情で証言するバイルスの映像。しかし誰にも言えず心に溜め込んでいた恐ろしい経験を、公に口に出すことで、かつ、公正な裁きが下ることで、前に動き出せる、表情を崩すところもあったが、しっかり前を見据えて自分の思いを話す。この医者はスポーツマッサージの専門で、140人以上しかも十代前中半の少女たちに、本当に酷い行為をしていた。立場を利用して、少女たちの心と体を深く傷つけた男は、禁錮150年以上の刑期が言い渡された。

晴れの舞台にこうした経験を、、、日本人のメンタルでは、少し、何もこの機会出なくてもなどと思ってしまうが、この出来事は彼女たちにとって、大きな出来事で最初は周囲が隠蔽しようという動きもあったことに、戦ってきた数年だったのだ。

本当に堂々として、輝くほどに強い彼女たちの演技には、目を奪われる。
天才バイルスどこまで高みに飛ぶか。


取り止めがなくなってしまった。
まあ、各国ごとでの放映は、自国センス大活躍番組なんだろう。政権にとっては、絶好の集団催眠のツールだ。ただし、今回は、それで、支持率上がると思ったら大間違いだ。



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