密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

答弁拒否・武田総務大臣 究極に感じ悪いよね。

安倍晋三トンズラ以来、久々にかなりムカつく答弁を行ったのが、武田総務大臣。
12日の小西議員の質疑(まだ確認していないが、白眞勲議員の質疑でも同様に不誠実繰り返し答弁がある議会が紛糾流会したという)


どうも、自民党閣僚は、新しい紋切り型答弁を”国会答弁対策官僚”から考案されたようだ。
その一つが、『疑惑を持たれる会合はしたいない』これは”誰に”疑惑を持たれるのか、といえば国民であり、政権のチェック機能を担う国会(与&ゆ党議員はその任を果たさないので)野党議員である。疑惑があるから、あるいは疑惑を持たれる会合であるかどうかを、判断するためにわざわざ時間を割いて国会で質疑をしているのだ。これがまかり通ると思う方がどうかしている。しかも加藤官房長官は菅総理に対する、「会合の有無について、様々な会合を行っている、一つ一つに答えられない」と述べた。しかし、特定の会合について国会で訊ねられたら、答えるのが義務であり、また答えられないというのなら、相応の理由(国家間の首脳や閣僚との会合ーこれも訊ねられたら極力答えるべきであるが、他国のことを盾に答弁拒否が常套手段)を持たなくてはならない。利権が絡む可能性を指摘されている会合は、”疑惑を持たれる会合”であり、何の説明もなく『疑惑を持たれる会合はしたいない』というのは、俺様を信じて黙っていろ、というのに等しい。


もう一つは、『政治判断』『政治家としてのはんだん』というやつだ。NTTの社長と総務大臣が会食することが、政治判断で決められる。これはNTTと政府の間で、何がしか政治的な絡みの会合が行われたということだ。それについて国会で訊ねられたら、きちんと答えなくてはならないのだ道理だろう。しかも、会食(疑惑を持たれない会合とは、大したことのない会合、あるいは誰に内容を聞かれても公に説明できる会合)に対し政治判断って、おこがましすぎる。政治判断とは、『賛否が割れて結論の出ない問題』、『法令に反する・または法令に規定のない問題』について責任を持つ政治家が方針を定めること。政治決断。であり、例えば人質邦人の身代金を支払う、とか、震災時に急を要する決断、などの場合に行われ、またそれは納得される。それを、NTTと総務大臣が会食することを”政治判断”というのなら、この国は、政治家が何でも勝手に判断していい国になる(なっている)。

武田良太の答弁拒否「国会の冒涜!」小西洋之(立憲)【全52分】3/12参院・予算委
全くの心得違いをしている自民党閣僚と、また小狡い紋切り型答弁を考案する、驕った官僚(国民はこの程度いえば、”ああそうか”と思うだろうと舐めている)のの馬鹿さ加減の現れであるのだが、もっと馬鹿な政治家は、呪文のように繰り返す。


こういう答弁は小西議員のように論理的に詰めるタイプの人をごまかすことはできない。
加藤官房長官とのやりとりはチェスの試合を見るようで、徐々にチェックメイトに迫るものだ。加藤官房長官は、キングを守る千日手を行いながら、それなりにやりとりをしているし、丁寧に話す姿勢を崩していない。しかし、「一つ一つに答えられない」と繰り返す加藤官房長官に「一つ一つを答えられない理由を説明してください」という小西議員の質疑には流石の加藤氏も一瞬言葉に詰まる。安倍全総理のような、めちゃくちゃな論理とその場限りのいい抜け、平気で嘘を言い切る人間なら、ともかく、まともな論理性を持つ人間同士なら、追求は、紋切り型・多弁による誤魔化しを用いても、徐々に前に進む。


最悪なのが、武田総務大臣。感情的に不快。居丈高、厚顔無恥、しかも、頭が悪い?
政権から示された、紋切り型答弁の意味もわかっていないようだ。ただ繰り返せばいいと思っているどころか、万能の盾でももらったかのような様相で、その盾で殴りかかるというような愚行を行なっている。これは動画を見ていただければお分かりになるはず。ところがこのこの愚かものを援護射撃するのが、参議院議長である山本順三氏。 
この人も”頭が悪い”のでなければ、論理的判断のスイッチを切っているとしか思えない。


答弁拒否答弁を答弁していると判断。質疑者を見下した無礼な態度でしゃべっているだけで答弁していないのは、日本語教育を受けた人間なら誰でもわかる。
きちんと答弁させてくれという、野党側の訴えに、質問を変えろという始末。参議院幹事長である森ゆうこ議員が詰め寄ると「感情的にならないでください」この人女性が抗議するとすべた感情的、という典型的聞く耳持たぬオヤジの対応。そんなことで目がる森氏ではないが、こういうところにも、この国の中枢にいる男性たちのミソジニーを感じる。
武田・山本昆布の根底には『女・子供(小西議員はここに分類)は黙っていろ』という古き良き時代の家長的思考が横たわっている。
武田氏、政治秘書上がりの議員、だから、親分の権力を盾に大威張りで人に接してきたのだろう。相当ムカつくやつだ。どうせ、NTTとなにがしかのバーターをして私服を肥やしているに違いない(もう、悪人確定、なほどこの人の態度、声色が嫌い)だいたい席に帰ってからの態度も横柄。これはもしかしたら虚勢?内心ヤバイ状況にビクビクだから、大声で威嚇、紋切り呪文にしがみつく。こんな小者に”政治判断”なんて言葉を使って欲しくない。


武田大臣についての追求はより激しくなるだろう。そのうち、入院〜辞任 という流れになるのかもしれない。ただこのNTTの問題は東北新社に対する官僚の菅忖度というある意味個人的(その個人が総理大臣であることが大問題だが)つながりの不正ではなく、菅政権の根幹を揺るがす不正に発展する。


武田の首で治るならさっさと切りたい菅総理だろう。


こんな、もう再生不可能に腐敗した、自民党政治、次の選挙で終わらせたい。


PVアクセスランキング にほんブログ村

ランキングに参加しています。
宜しかったら、両方をクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ