密接な関係にある他国から

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言い切るわりに、怪しい河村市長の言い分

愛知県大村知事リコール署名大量偽造事件で、いかに知らんぷりを決め込むかで必死の、河村名古屋市長が、ここにきて、衆院議員時代に廃止を訴えていた国会議員年金を受給していたことが判明。それに対し、大村知事が、「国民への裏切りで政治家の資格がない。今すぐ辞職すべきだ」と厳しく批判した。極右志向河村氏に表現の不自由展をきっかけに、目の敵にされ、絡まれ続け、リコールだの何だのと騒がれ、相当嫌な気分であろ大村知事。
とはいえ、このコメントは、厳しめの普通。


これを受けて、河村氏は9日の市議会本会議で、自民党市議の質問に自身の議員年金受給を認めた上で「全額寄付しようと思っている」と説明した。河村氏の事務所は「一度受け取った上で、政治家を引退した後の寄付に向けて積み立てている。積立額も公開している」としている。河村氏は10日夜、記者団の質問に答え、大村氏の発言の撤回と謝罪を求めた。
(ロイター)


こう言う人種は自滅するのだから大村知事も、放っておけばいいのに。しかしヤ*ザに絡まれるのが怖くて目をそらしていては、地方行政の長髪止まらない。とっちゃん坊や的エリート官僚の風貌に反し、かなり気骨のある大村知事だ。


それより、河村知事の言い訳がねぇ〜
「一度受け取った上で、政治家を引退した後の寄付に向けて積み立てている。積立額も公開している」
まず、なぜ、自分が廃止を求めていたものを、受け取る?
これについてこんな記事が、

名古屋市の河村たかし市長は12日、「衆院議員時代に廃止を訴えていた国会議員年金を受給している」と批判した愛知県の大村秀章知事に対し、「確たる情報に基づかず自治体の長を誹謗中傷している」と指摘した。その上で、同じく衆院議員時代に議員年金廃止を推進したとする大村氏に、受給の有無などを問う公開質問状を送付した。
 河村氏は市役所で記者団に「年金を受給しなければ、国への寄付行為とみなされ公職選挙法違反となる可能性があった」と自身の受給理由を重ねて説明。大村氏の発言は「事実と違うとんでもないこと。うそを言うのはいけない」と批判した。


年金受給拒否が、国への寄付行為? 政治家が民間の特定企業や個人・団体に寄付をするのは確かの公職選挙法違反、に抵触するだろうが、国への寄付って、それで選挙が有利日運ぶわけがない。国庫に返納なのだ。法律家ではないので、断言はできないが、理屈が通っていないように思う。


そして政治家引退後に(政治家のうちは寄附行為は公職選挙法違反になるから)、ためておいて、今までの国会議員年金の総額をドンと寄付。どこにするのか?自分の個人的関係のある団体とか、非営利団体でも、何らかの個人的つながりがあるところとか、どこかに自分の意思で寄付するより国庫に返納した方が、公平に(本来なら、しかし今は、、、)構成に使われるだろう。どうもこの人の都合が悪くなった時の言い訳は胡散臭い。


リコール偽造騒ぎも、自分は被害者だと言ってみたり、逃げ口上を強気で怒鳴りあげれば、自己の正当性が印象付けられるとでも思っているのか。


また極右政治家、例えば某A全総理なども得意技の、自分の過失問題を他人を攻撃することで、矮小化する手口は、常套手段。


強気ネトウヨおじさん河村市長も持ち前の負けん気、白を黒、強気で言いくるめる、気概を持って、”大村氏の発言の撤回と謝罪を求めた。”ようだ、しかも大村知事の年金受け取り実態こ公表を求めるという抱きつき作戦に出た。また、避難のここぞとばかり目くじらを立て、謝罪を要求する。この状況を自ら作り出したのであるから、自身の積み立て金の公開と、寄付先の候補は発表すべきとなるだろう。困るのは河村さんなのではないだろうか?


つくづく場外乱闘の好きなお方だ。そして、謝罪なら、まずリコール偽造騒ぎに対し(自分が命じていたり関わっていたりしなくても)責任者として大村知事に謝罪するのが先だし、筋だろう。


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