密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

久々のトランプ on Stage 共和党の行く末+今日は再襲撃予定日

Qアノンの新しい信仰は3月4日に、と乱費が大統領に再び就任するというものだ。
この機に乗じて、議事堂を再襲撃する準備を整えているという情報をFBIはいくつか掴んでいるという。人騒がせな話ではすまない、このためにどれだけの警察官。警備隊、周平が動員され、どれだけの予算がかかっていることか。


しかしこのしゅうげきが大規模に本当に起こるかは、人々は半信半疑である。多分当局も。
先の襲撃で、すでに300人が起訴された。逮捕者はかなりの数だろう。その人たちは、予想だにしなかつた結末(なぜ予想できなかったのだろう)と信じていた、トランプからの恩赦は失望に変わり、職を失い、投獄の恐怖にさらされているというのに、まだやるか?!しかも今回は、万全の態勢だ警備体制をとっている。


もう直ぐ桜の季節だ。ワシントンDCの桜は見事なもので、多くの人がおとづれ流。しかし今年は金網に覆われ、銃をたづさえた警備がそこかしこに立つ。あの美しい、ナショナルモールは市民に開かれた場所だった。


この尖ったタワーはワインとんモニュメント、議事堂から一直線にワシントンモニュメント、そしてリンカーンモニュメントとつながる一帯を、ナショナルモールという。
そこから川沿いまで歩くとマーチン・ルーサー・キング・ジュニアのモニュメントとがあり(ここは好きな場所)彼の多くの言葉が刻まれた壁がある。とにかく、誰でも、のんびりと散策でき、アメリカの歴史に触れ、ることができる場所だった。
本来大統領就任式は、ここが人々で埋め尽くされるはずだった。


今は金網と兵士


一部の幼稚な夢想家のために、こんなことになっているし、また、彼らを煽った張本人は、
フロリダ・オーランドの全米保守行動会議(CPAC)で、「まだ終わってないと、また大統領に返り咲く」「不当に奪われたものを取り戻す」などと演説。55%の共和党員が次期大統領選候補はトランプを支持というから、馬鹿につける薬はない。


共和党寄りのお二方が、この保守大会に対して寄稿記事を出している。
お一人は日本の方でこの大会に以前から出ていたというから、そういう人もいるんだなぁと驚いた。とはいえ、自民党寄りの人たちは共和党=アメリカと思い込んでいるから、政治・経済界隈の上級国民な人間関係を作るには必要かもしれない。渡瀬裕哉氏ニュースウィークに寄稿


トランプJr. この人目がいっちゃっていて、酢合成て話し続けることから、登壇前に一発決めてきている(鼻から吸うやつ)のではないか?と噂されている。


<全米の保守派が一堂に会する全米保守行動会議(CPAC)が行われているが、共和党保守派内の分裂を象徴するイベントとなった...... >


この原稿執筆時点(2月27日)、フロリダ州で全米の保守派が一堂に会するConservative Political Action Conference(CPAC:全米保守行動会議)が開催されており、28日のメインイベントとしてトランプ前大統領の演説が行われる予定となっている。同会議は年一度開催される政治的なビックイベントとして、共和党保守派にとって「重要視されてきた」催しである。


しかし、この保守派イベントはトランプ政権誕生後に徐々にトランプ派に乗っ取られてしまい、今となっては米国共和党保守派内の分裂を象徴するイベントとなってしまったように見える。

筆者も共和党保守派に親近感を抱き10年前から同イベントに参加しているが、トランプと一定の距離がある保守派の人々はスピーカーから外れており、政治的な意義を大きく毀損した今年のCPACに参加するモチベーションは完全に失われた。同イベントの重要性を日本に伝え続けてきた身としては些か残念な顛末である。

このような立ち位置の人から見ても、共和党やばいんだ、、、、、。


トランプ前大統領の取り扱いの相違で三つ巴の内紛状態に
現在、共和党内部は「三国志」とも言える三つ巴の内紛状態に突入している。内紛の焦点はトランプ前大統領の取り扱いの相違である。


共和党を構成する3つのグループは下記の通り。


(1)主流派(反トランプ派)


政治的に穏健な主張を有しており、民主党側とも妥協を図ることもできるグループ。米国で分断が深刻化する以前、共和党内で強い影響力を持ち続けてきた。政財界人脈を利用する政治力が強いが、党内予備選挙に勝ち抜くための草の根団体の力を持っていない。


ブッシュ親子は主流派に属する大統領であり、現在ではロムニー上院議員が同グループを代表する政治家と言える。同グループは連邦上下両院でトランプ弾劾に賛成した議員を中心とした勢力と言い換えても良い。次期大統領選挙の候補者としては、ラリー・ホーガン・メリーランド州知事を擁する。


(2)レーガン保守派


減税推進、銃規制反対、中絶反対などの保守的なイデオロギーを持つ草の根団体に支えられたグループ。中心メンバーはレーガン時代に青春を過ごした保守派として思想基盤を持つ人々である。


2016年大統領選挙では主流派ではないアウトサイダーであったトランプを利用し、自らの政治的主張を実現するための政治的な神輿として担いだ経緯がある。一定の政治力や強力な草の根団体の力を有しているが、トランプ派による浸食の副作用によって自らのアイデンティティの再構築を模索せざるを得なくなっている。


トランプ自体を明確に否定することはできず、トランプ政権の政策的成果を誇りながら、トランプから徐々に距離を取る仕草を見せている。次期大統領選挙の候補者として、ペンス副大統領やニッキー・ヘイリー元国連大使を擁する。


(3)トランプ派
保守派の一部及びトランプ支持のアウトサイダーが融合したグループ。一見するとレーガン保守派と近い主張を展開しているように見えるが、必ずしもその行動原理は保守派的な思想に依拠しているわけではなく、トランプ個人を崇拝する人物依存の傾向を示す。(トランプがレーガン保守派に担がれていたので保守的な主張に共鳴していただけと見ることも可能)。従来までの政治の在り方に強い不信感を持っており、Qアノン的な主張に与している人々が多いことにも特徴がある。


勢い自体はあるものの、政策立案能力や組織統制力に欠けており、実際に物事を実行するための実務能力が極めて低い。大統領候補者としては、トランプ自身、トランプ一族、ポンペオ前国務長官などを擁する。


共和党はバイデンに対抗する前にまずは内なる敵との闘い
この3つのグループが共和党内で内紛を起こしており、党内の主導権争いを展開しているのが現状だ。そして、お互いに弱みを持っており、対立勢力を排除することもまた困難な状況となっている。


そのため、今後、政局運営と中間選挙を見据えて、各勢力が自らの強み・弱みを意識しながら、共和党内を掌握するための激しい鍔迫り合いを繰り広げることになるだろう。共和党はバイデンに対抗する前にまずは内なる敵との闘いに決着をつける必要を迫られている。
こういう分析はさすが何回もCPACに参加されたいるだけのことはある。分析も頷ける。
もうひと方は、スコット・ジェニングス氏、共和党の選挙対策のアドバイザーを務めてきた人、CNNに寄稿

(CNN) ドナルド・トランプ氏が全国的な舞台への復帰を果たした保守派の大規模イベント「保守政治活動会議(CPAC)」は、事前に予想した通りの内容だった。二面性を帯びた演説の中で、トランプ氏はときおり用意された原稿の電光表示に退屈した表情を浮かべたかと思えば、自らのアドリブを面白がる姿も見せた。
3度目の大統領選出馬をほのめかし、得意のテーマである移民の話題で訴えかけ(再選を目指した昨年の大統領選ではどういうわけかこの問題に触れなかった)、相変わらず昨年11月の大統領選で勝利したのは自分だとの茶番に言及した。挙句の果てには複数の共和党議員の「首切りリスト」を読み上げ、党からの追放を呼び掛けた。


注目すべきは第3の党を立ち上げる考えを否定したことで、これは実際のところ好影響をもたらす。共和党は分裂したり小さくなったりすれば選挙で勝てない。共和党議員の中に党の規模縮小を目指す動きがあるのは理解に苦しむ。共和党は先の大統領選で700万票近い差で敗れた。1984年以降、大統領選の一般投票の結果で勝利したのはブッシュ親子のみ。共和党はホワイトハウスを失い、連邦議会上下両院の支配権も手放した。議会内の均衡が比較的保たれているにもかかわらず。


こうした状況にありながら、テッド・クルーズ上院議員はCPACでトランプ氏より数日先にスピーチを行い、一部共和党議員らの除名を呼び掛けた。同氏が「カントリークラブの共和党議員」と嘲笑するこれらの議員は、どうやらゴルフ三昧(ざんまい)の上に貸し切りスペースでの食事に目がないことから不興を買っているようだ。クルーズ氏は、トランプ氏が現在カントリークラブに居住し、そうした施設を数多く所有しているのを知らないのだろうか?



クルーズ氏のスピーチは、ジム・ジョーダン下院議員のコメントをまねたものだ。ジョーダン氏が先ごろ宣言したところによれば、共和党はもはやワインを飲み、チーズを食べる人間を認めない。ブルージーンズをはき、ビールを飲む人間だけを受け入れるのだという。
いったいどれだけのワインとチーズが、トランプ氏の別荘「マール・ア・ラーゴ」で毎日消費されていると思っているのだろうか?



本当に問うべきは次の点だ。なぜ共和党は全員でまとまることができないのか? 2大政党のより小さい方が自ら規模を一段と縮小させてどうなるというのか? だいたいクルーズ氏が、リッツ・カールトンの常連客を受け入れるか、排除するかを判断できる立場だろうか? ほんの数日前、自分もメキシコにある同ホテルに宿泊してきたばかりではないか。



実際問題、共和党は現在のところ2022年の中間選挙で議会の過半数を獲得できる状況にある。(これにはどういう根拠があるが?)地理学上並びに管轄区域上の利点に加え、選挙区の改正も有利に働くためだ。(現在各州の共和党がこの人種差別的卑怯な選挙法案をて出している。)このほか、かなりの可能性でバイデン大統領が今後、伝えられるよりもはるかにリベラル色を強めていくだろうという要因もある。


しかし、共和党が24年の大統領選に勝利できる根拠はない。党としてより柔軟なブランドイメージを打ち出さない限りそれは不可能で、カントリークラブ好きからホワイトカラー及びブルーカラーの労働者、若者から年配者、白人、非白人に至る層をしっかりと取り込まなくてはならない。保険代理人も、配管工も必要だ。退職したロータリークラブの会員も、若い溶接工も。大統領選への投票が12回目となるおばあちゃんも、今回初めて投票するその孫娘も。


そうした人々が皆必要なのだ。
とはいえ一体だれが、共和党をこれほど広範な連合体へと導いて行けるのだろうか? 直接の経験的証拠から言って、トランプ氏を党の中心に据えて24年に臨めば、おそらく負け戦になる。同氏が出馬した2度の大統領選での得票率はどちらも12年大統領選の共和党候補となったミット・ロムニー氏に及ばない。しかも20年の大統領選の後には、失敗に終わったものの選挙結果を覆そうとする暴動も発生した。あの場面でトランプ氏は、大統領就任時の宣誓に反し、合衆国憲法を守る行動をとらなかった。
一部の共和党議員(とりわけトランプ氏への忠誠心が最も強い議員ら)は誤りを犯し、政治を引き算で戦うものと考えているが、実際は足し算の勝負なのである。道理をわきまえた中道右派の政治組織を作り上げるのは全く可能であり、それがひきつける幅広い連合体にはトランプ氏の支持者たちも含まれる。バイデン氏の率いる民主党は、すでに共和党にとって有利な状況を生み出している。自分たちが極左的とみなす政策に対抗することで、共和党は党として容易に団結できるからだ。この先の課題は競争力を有する政権オプションを提示することだが、それは不平不満と陰謀論以外を基礎とするものでなくてはならない。
トランプ氏が16年の大統領選で掲げた政策綱領は移民、貿易、政界の腐敗の一掃だった。20年には事実上そうした綱領がなかったため、共和党は党としてのアイデンティティーを探る必要に迫られたが、今なお同氏への盲目の忠誠を上回るものは見つけられていないのが実情だ。我々はここからどこへ行くのか? 問題の解決には時間がかかるだろうが、今後も「一段のトランプ化」にひた走り、党を縮小して同氏所有のクラブの1つに加わるような過ちを犯すなら、共和党の大統領がホワイトハウスに舞い戻る公算は小さいと言わざるを得ない。


どちらの方も、共和党Loveがあり、それゆえ党の分裂、トランプに引きずられることを大変危惧している。そして、共和党Loveなどかけらもないワタクシも漁師に賛同できるところがたくさんあった。


どのみち、共和党の55%が大統領候補に押すトランプがm、2024年までシャバに居られるかの方が、問題だし、テッド・クルーズはひどく楽観的だ(トランプがダメになっても、彼の支援後押しを得て、トランプ支持者を自分に取り込んで大統領に、、などと考えていることもかなり楽観的だ)




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