米下院コロナ対策予算”関係ない事業計画”を削除

2021/03/05 01:16

何処も同じ、という感じがする。国民の災難に付け込んで儲けようというハイエナ事業計画。菅総理肝いりのGOTO~にしても、今ここで？のデジタル化（それに伴うシステム立ち上げ中抜きし放題利権）『おどれら、正気か！！』（小林よしのりさんの動画タイトル　賛同できないが笑える）のオリパラ開催における、外国人ビジター用のアプリ開発（東京オリンピック・パラリンピックの新型コロナ対策として、来日する外国人の行動を記録するアプリを開発、後で行動確認する？で？それで変異株を持ち込んであっちこっちに言ってそれが確認できて、どうするの？何より、マイナンバーとかCocoaとかイメージばかり先行でちっともWorkしない。トラブルばっか。）に71億円もの予算をつけている。

こういうことをコロナ対策予算、莫大な予備費（大きな比率でGOTO~に使われる）から撮ることは、詐欺同然だ。しかし野党の国会追求も、汚職問題雪崩で覆い隠されてしまう。
睡魔んか調整を余儀なくされ、国民の目はそらされる。木の葉を隠すなら森の中。自民とは問題が多すぎて一つ一つの問題（一つで本来なら内閣が吹っ飛びかねない問題）w詰め切れないまま分解され、隠されてしまう。なんという不条理。

さてアメリカでも、このコロナ対策に混ぜ込み事業があったようだ。

（ＣＮＮ）米下院で先ごろ可決した新型コロナウイルス救済法案について、当初盛り込まれる予定だった２つの大規模事業計画に関する措置が削除される見通しであることが分かった。コロナ禍からの救済と無関係の計画だとの批判を受けた対応で、ペロシ下院議長のオフィスが２日、ＣＮＮに確認した。

当初の救済パッケージは、鉄道運行の支援を目的とした１４億２５００万ドル（約１５２０億円）規模の投資計画を盛り込んでいた。これにはカリフォルニア州のベイエリアを運行する高速鉄道の路線をサンノゼからサンタクララまで延長する計画も含まれる。
パッケージでは公共交通の支援のため３００億ドルの予算を計上していた。
しかしペロシ氏のオフィスによると、上院の議事運営専門員（パーラメンタリアン）が、当該の計画をパッケージに盛り込むことを拒否。試験的な計画の一部であることが理由だとしている。

同様にパッケージからは、ニューヨーク州北部のカナダとの国境にかかる橋に対する財源も除外される。この１５０万ドル規模の資金拠出はトランプ前政権下で提案されたもので、地元選出の共和党下院議員、エリーズ・ステファニク氏が支持していた。
上院の情報筋がＣＮＮに明らかにしたところによると、橋の財源を救済法案に盛り込むことは元々前政権の運輸省が２０年春に要請していた。
ニューヨーク州選出で民主党のシューマー上院多数派院内総務は、財源が法案に含まれていることをメディアの報道を読むまで知らなかったという。

共和党議員らは上記２つの計画を例に挙げ、救済法案の予算は民主党幹部の地元を潤すのに使われるだけで、米国民のコロナ禍からの回復にはほとんど寄与しないと批判している。
前出のステファニク氏は救済法案を支持しておらず、橋の財源をこれに盛り込むことにも反対を表明した。
ペロシ氏の選挙区はカリフォルニア州にあるが、上記の鉄道路線延長計画の地域には該当していない。
同氏の報道官はＣＮＮに対し、上記２つの計画が法案の対象から除外されたことで、共和党が同法案への反対を正当化するのが難しくなるとの見方を示唆した。

共和党、見事な自爆難癖。時々思うんだけど、彼ら馬鹿なの？　言ってることも理屈にもなっていない議員が結構いる。特にトランプ側近希望者に多い。

この、民主党は目の届かなかった建築利権事業は、共和党の反対であぶりだされた。見事なマッチポンプだ。共和党は民主党憎しで悪魔に魂を売って（比喩です、陰謀論信奉ではありませんW。）混乱と分裂の中、なんとかバイデン政権は無能だ、ということを国民に見せつけたいと画策するも、今回は墓穴を掘った。

日本でも、コロナ抱き合わせの不必要な事業計画は、時期を選んで、切り離して審議すべきだ。全てが悪いとは言わないが、時期が悪い、筋が悪い、この政権の事業計画は、透明性の確保が第一条件とすべきだ。なんだか訳のわからない会社に、どう選んだかわからないのに受注、こんなことがまかり通る国は異常だ。