密接な関係にある他国から

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丸川大臣が各国首脳からアジアンビューティーと呼ばれた?鬼木発言 ありえないだろうと思う理由

2日の衆院予算委員会では、自民党の鬼木誠衆院議員が丸川珠代五輪担当相を持ち上げようと「(国際会議の場でも)各国首脳からアジアンビューティーと呼ばれ、大変人気があった」などと言い出した。


ここで、問題なのは、やはり日本のしかも与党男性議員の意識が、徹底的に低いということだ。鬼木誠衆院議員が、国際会議の場などで、各国首脳と直接懇談できたか?という基本的疑問はさておき。各国首脳が、一国の代表を、アジアンビューティーなどという表現で公の場で品定めするなどということは、考えられない。そんな品定めを平気でするのは、男性社会の日本だけだ。しかもそれを褒め言葉だと思って、国会で発言、っどこまで低レベルの勘違いをしているのだ。


丸川議員が、自民党のおじさん議員の間で、アジアンビューティーと呼ばれて、ちやほやされている、そして彼女もそのおじさまたちの歓心を買うために、夫婦姓反対を”信念”と公言しているということは、予想に難くない。彼女の立ち位置は、なんとなく差別発言拡声器杉田水脈議員、”八紘宇一”発言の三原順子議員とか、過剰に勇ましく旗を振る、神事に参入を許され踊る巫女を想起させる。


とにかく、鬼木発言は自民党内部の前時代的嗜好・風潮を表している。


各国首脳は自民党男性議員のように、低レベルでも馬鹿でもない。中にはレディーファーストも女性差別だろうと混ぜかえす愚かな人もいる。それがわからないのは、女性を大切にする国と、モノ扱いする国のさだ。武士道に女はいないが、騎士道には女性が必須だ。
一般に女性が男性より体が小さく筋力が弱いという前提で、補い合う社会を作る。その弱さに対し支配を行うことは恥ずべき行為だと認識し、女性を大切にする。ただし大切にしすぎると、「馬鹿にしてんのか、こりゃ〜!!」となるので注意が必要だ。判断は女性に委ねられている。


今絶賛トラブル中の、クオモNY知事。 3人の女性からセクハラの被害で訴えられている。一人にはどういないキス、一人には言葉による、性的な部分への定植、3人目は、なんとパーティーの場で彼女の背中に手を回し、キスしようとした(した?)というものだ。
クオモNY知事は脳の一部が、マッチョなのではないか?と推測される。


ニューヨーク州のクオモ知事に3人目のセクハラ疑惑が浮上した。1日、ニューヨークタイムズが報じた。


セクハラを受けたと名乗り出たのは、アナ・ルック(Anna Ruch)さん(33)。2019年9月、友人の結婚式に参加した際、初対面のクオモ氏から背中を触られたほか、キスを迫られるなど、望まない振る舞いを受けた告発した。


ルックさんの説明によると、会場で、クオモ氏に新婚夫婦に送られた暖かい言葉に対する感謝を述べると、次の瞬間、クオモ氏が背中に手を回したという。ルックさんは背中の空いたドレスを着用していた。素肌に触れられたルックさんがクオモ氏の手を払うと、クオモ氏はルックさんを「攻撃だ」と呼び、頰に手を当てたという。
「攻撃だ」これは、多分アグレッシブという表現だったのだろう。アグレッシブはある意味女性の魅力の一つと捉えられていて、厚かましい勘違い男は、特にアグレッシブが 落としがいがあると、そそられるようだ。最も重要な男性の資質は、「触れて欲しくないという十分なサイン」をきちんと読み取れるか、ということだ。クオモさんはこの辺が鈍感らしい。


ルックさんは、背中の手を払うのはであるにも関わらず、さらに、周りに聞こえるような声で「キスをしてもいいか」と尋ねたと説明。「非常に不快で、恥ずかしかった。彼こそが恥かしい思いをするべきなのに」と心境を振り返った。
完全にアウト。
ルックさんはクオモ氏から身をそらしたが、クオモ氏の唇が自分の顔に触れたかどうか、友人に聞かなければならないほど動揺していたという。友人からは、知事が頰にキスをしたと告げられたという。


記事には、困惑した様子のルックさんの顔を、クオモ氏が両手で挟む様子を撮影した写真が掲載されている。


後に気を取り戻し、会場を出る前にクオモ氏に話をしようと考えたが、見つけることができなかったという。


ルックさんは同紙に「この件について、私には選択肢がなかった。クオモ氏の自分に対する身体的な支配について、選択肢がなかった。それが腹立たしい」と語っている。


ルックさんは、元オバマ政権メンバーで、2020年選挙ではバイデン陣営で働いたという。これまでに告発した2人はクオモ氏の部下だが、ルックさんはクオモ氏と面識がなかった。さらに、やりとりは大勢が集まる祝賀の場で行われたという点でも状況が異なり、ルックさんはこれがさらに不快だと示唆した。


タイムズはルックさんが経験したことは、クオモ氏の行動を「ひどく不愉快な言動のパターン」を裏付けるものだとしている。


クオモ氏 釈明に非難殺到


これまで2人の側近が、クオモ氏によるセクハラを訴え出た。


2018年に経済開発局の事務次官兼および知事室特別顧問を辞任したリンジー・ボイラン氏は24日、Mediumの投稿で、在職中、移動中の機内でストリップ・ポーカーをしないかと誘われたほか、同意なくキスをされたなど、不適切な行為を受けたと告発した。


この3日後、昨年11月まで保健政策顧問を務めていたシャーロット・ベネット氏は、性生活について質問を受けるなど、クオモ氏からセクハラを受けたと告白した。


クオモ氏は28日、声明で「職場では時々、ふざけたり、面白いと思う冗談を言っている」とした上で、「今となって、私のやりとりは、無神経で個人的すぎることを理解した」と説明。「意図しない感情」を抱かせたとして、誤解を与えた発言について「真に申し訳ないと思う」と謝罪を表明した。


ベネット氏の代理人、デブラ・カッツ(Debra S. Katz)弁護士はこの声明に対し、「メンターとしての行動ではなく、彼の発言はベネット氏によって誤解されたものではない。彼は彼女とのセックスのために権力を行使した」と非難。「セクハラの典型例」と主張した。なおカッツ氏は、2018年のブレッド・カバノー最高裁判事の指名承認に際して、高校生時代にカバノー氏から性暴行を受けたと訴えたクリスティン・ ブレイシー・フォード教授の代理人を務めている。


デブラシオ市長も1日、ラジオ番組や記者会見で、クオモ氏の声明は謝罪ではないと一蹴した。「セクハラは笑い事で済まされない。深刻に受け止めるべきだ」と非難。「徹底した、迅速な調査」を期待すると語った。


ナッソー郡の元地方検事でキャスリン・ライス(Kathleen Rice)下院議員は同日、民主党の代議員として初めて、クオモ氏の辞任を訴えた。


ルックさんは、背中の手を払うのは「触れて欲しくないという十分なサイン」であるにも関わらず、さらに、周りに聞こえるような声で「キスをしてもいいか」と尋ねたと説明。「非常に不快で、恥ずかしかった。彼こそが恥かしい思いをするべきなのに」と心境を振り返った。


ルックさんはクオモ氏から身をそらしたが、クオモ氏の唇が自分の顔に触れたかどうか、友人に聞かなければならないほど動揺していたという。友人からは、知事が頰にキスをしたと告げられたという。


記事には、困惑した様子のルックさんの顔を、クオモ氏が両手で挟む様子を撮影した写真が掲載されている。


後に気を取り戻し、会場を出る前にクオモ氏に話をしようと考えたが、見つけることができなかったという。


ルックさんは同紙に「この件について、私には選択肢がなかった。クオモ氏の自分に対する身体的な支配について、選択肢がなかった。それが腹立たしい」と語っている。


ルックさんは、元オバマ政権メンバーで、2020年選挙ではバイデン陣営で働いたという。これまでに告発した2人はクオモ氏の部下だが、ルックさんはクオモ氏と面識がなかった。さらに、やりとりは大勢が集まる祝賀の場で行われたという点でも状況が異なり、ルックさんはこれがさらに不快だと示唆した。


タイムズはルックさんが経験したことは、クオモ氏の行動を「ひどく不愉快な言動のパターン」を裏付けるものだとしている。


クオモ氏 釈明に非難殺到


これまで2人の側近が、クオモ氏によるセクハラを訴え出た。


2018年に経済開発局の事務次官兼および知事室特別顧問を辞任したリンジー・ボイラン氏は24日、Mediumの投稿で、在職中、移動中の機内でストリップ・ポーカーをしないかと誘われたほか、同意なくキスをされたなど、不適切な行為を受けたと告発した。


この3日後、昨年11月まで保健政策顧問を務めていたシャーロット・ベネット氏は、性生活について質問を受けるなど、クオモ氏からセクハラを受けたと告白した。


クオモ氏は28日、声明で「職場では時々、ふざけたり、面白いと思う冗談を言っている」とした上で、「今となって、私のやりとりは、無神経で個人的すぎることを理解した」と説明。「意図しない感情」を抱かせたとして、誤解を与えた発言について「真に申し訳ないと思う」と謝罪を表明した。


ベネット氏の代理人、デブラ・カッツ(Debra S. Katz)弁護士はこの声明に対し、「メンターとしての行動ではなく、彼の発言はベネット氏によって誤解されたものではない。彼は彼女とのセックスのために権力を行使した」と非難。「セクハラの典型例」と主張した。なおカッツ氏は、2018年のブレッド・カバノー最高裁判事の指名承認に際して、高校生時代にカバノー氏から性暴行を受けたと訴えたクリスティン・ ブレイシー・フォード教授の代理人を務めている。


デブラシオ市長も1日、ラジオ番組や記者会見で、クオモ氏の声明は謝罪ではないと一蹴した。「セクハラは笑い事で済まされない。深刻に受け止めるべきだ」と非難。「徹底した、迅速な調査」を期待すると語った。


ナッソー郡の元地方検事でキャスリン・ライス(Kathleen Rice)下院議員は同日、民主党の代議員として初めて、クオモ氏の辞任を訴えた。(MASHNY)
このクオモ氏のセクハラは、微妙なところの踏み込みを間違えている典型多岐な例だ。
日本でも、この鈍感力によるセクハラ層が多いと思う。


職場、パーティーなどで女性の身体・顔を褒めるのはご法度の一丁目一番地だという、先進国水準のマナーが日本では理解されていない。(だからクオモ氏の特にパーティーでの行為は、アメリカ社会で大問題になっているし、また誤解をさせたなどという、日本でおなじみの弁明?も火に油を注いでいる。ただし、どこかの前大統領のようにレイプにまで及んだわけではないので、第三者のによる捜査が行なわれ、彼の行為と反省、業績と能力につりあいのとれた、しかし決して軽くない処分が下されるだろう。)


もとい、褒めるのは、服装など、その人の選択の良さを褒めるのであって、持って生まれた身体をほめる、貶すは最低である。そこが全く分かっていない日本の男性が山のようにいる。女性の品定めは自分たちの権利だとでもいうように思っている愚劣な男性も多い。


頼むから、カラマ・ハリス副大統領が来日した時は、彼女の容姿をほめちぎるようなことはしてくれるな。誰がハリス氏に向かって、アメリカン・ビューティーなどと呼ぶことができるだろうか。同じようなことを、日本の女性大臣がいくらかわい子ちゃんに見えたとしても、各国首脳がそういう談義をするとはとても信じられない(誰がいつ、どういう言葉で言ったのか聞いてみたいものだ。)


そういう理由で、この鬼木誠衆院議員が英語が堪能であるか否かに関わらず、このような人物を国際社会の舞台に”混ぜる”べきではない。日本の恥だ。


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