密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

グダグダ会見・高須氏はLittleトランプだと思っていたが、買い被りすぎだった。

クレージーにもグレードがある。アメリカ史上最悪の大統領にして、ついにテロ行為まで煽動したトランプ。自己愛を基調にした偏見をツイッターで垂れ流し続けた彼だが、そこには目的がはっきりしていた。人々を煽り煽動することそして、”自分だけ”が注目と支持を集めるということの自己欲求と同時に、それで、人々をたぶらかし、違法すれすれでお金をか詰めること(これも金儲け+自分を信じたバカとの騙し合いに勝利する快感のため)


日本に高須克弥さんという、美容整形病院の院長がいて、その人が、派手で目立ちたがり、そして狂った日本でなければ許されないようなナチス礼賛を公言し、また国粋主義にかぶれ、ネトウヨのアイドルになっている、ということは、ずっとネットなどの情報で目にしてきた。実は、日本にいた頃読んでいた、毒かわいい漫画の作者西原理恵子さんのボーイフレンドだと聞いて、え、、、、(漫画風には額に縦線)という方が印象的だった。


それはさておき、表現の不自由展を取り巻く騒動から、ねちっこいとしか言いようのない人による、大村愛知県知事リコール運動。しつこいなぁ、、、、くだらないなぁ、しかも名古屋市長が中心者の一人と聞いて、何を考えているだか、名古屋の人々はこういう人を選んでるの? かつて、名古屋で個展をしていたとき出会った人たちの印象は、意識が高く、文化へのこだわりが強く、議論好き(論理的)、というものだったが、、?と首を傾げたいた。もう一人の中心人物、というか、ど中の中心人物(言葉の重複をものともせぬ勢いの)このリコール運動のアイコンになっていたのが、高須克弥氏。こういういちゃもん運動は、平和の少女像(日本右翼界隈の通称慰安婦像)をもう、自分たちの自己増殖イデオロギーで憎み続ける匿名の自称保守界隈のストレス解消で、我らが高須先生をお神輿に乗せ、いっちょう騒ごうくらいのものでしかないし、大村県政は微動だにしないだろうと思っていた。案の定リコール問題提起に必要な署名には遠く及ばず、これで、ちゃんちゃん、のはずだった。彼らにとっても。


しかし、その約43万人分の署名(リコールに必要なのは86万人)のうち83%にあたる約36万2000人分の署名が無効であると、愛知県及び名古屋市の選挙管理委員会が署名を精査した結果発表した。ここで、この問題は犯罪がらみの案件となった。


概要を振り返ると、
<背景>
2019年に行われたあいちトリエンナーレにおいて行われた企画展「表現の不自由展・その後」における展示内容やこれに対する公金の支出に対し、あいちトリエンナーレ2019実行委員会会長代理を務めていた名古屋市長の河村たかしや美容整形外科・高須クリニック医院長の高須克弥を始めとする右派系論客が大村知事に批判を加えたことを端緒とする。
高須は2020年6月2日に記者会見を開き、大村知事のリコールに向けた活動を開始することを発表[3]。この活動には高須のほか、武田邦彦(中部大学総合工学研究所特任教授)・百田尚樹(作家)・竹田恒泰(政治評論家)・有本香(ジャーナリスト)などの著名人が後援人として名を連ねていた[4]ほか、同じく大村の対応を問題視し、高須から応援コメントを求められていた大阪府知事の吉村洋文も高須を支援するコメントを寄せていた。

また、リコール活動を行うために同日に政治団体「お辞め下さい大村秀章愛知県知事 愛知100万人リコールの会」(通称「愛知100万人リコールの会」)を設立し、事務局長に元愛知県議の田中孝博(事務局長就任後に日本維新の会衆議院愛知5区選挙区支部長に就任)を据えた。
その後、同年6月17日に愛知県議会に対して提出された大村知事の不信任決議を求める請願が県議会で全会一致で不採択とされたことを受け、8月25日より愛知県内各地においてリコール署名活動が開始された。署名運動は一部の自治体を除いて10月25日まで行われたが、結果として署名運動は高須本人の健康上の問題によって途中で中止された。
また、同年10月13日には、愛知県議会に対して、名古屋市の河村たかし市長が提出した大村秀章知事の辞職勧告決議を求める請願を賛成少数で不採択とし、当日の議会傍聴には、高須克弥会長と河村たかし市長が見届けていた。
11月4日、高須は署名運動中止までに集めた約43万人分の署名を愛知県選挙管理委員会に提出したものの、リコールに必要な86万人に届かず、リコール請求は不成立となっていた。この結果を受けて、大村は11月9日の定例会見で「あまり集まっていないとは聞いている」とコメントを残していた。


<不正署名の発覚>
活動終了直後より署名運動の参加者から署名を集める際に不正行為が行われていたことが指摘され、同年12月4日には署名活動を担っていた受任者の一部が記者会見を行い、多数の不正署名が存在することを告発。これを受けた愛知県及び名古屋市の選挙管理委員会が集められた全ての署名を精査した結果、集められた約43万5000人分の署名のうち、およそ83%にあたる約36万2000人分の署名が無効であることが判明した[14]。
これを受け、愛知県選挙管理委員会は2021年2月15日、被疑者不明で愛知県警察に地方自治法違反の疑いで刑事告発を行ったほか、本人に無断で署名や押印がなされたとして弥富市と碧南市の市議がそれぞれ警察に告発を行った。



また、当事者である高須も「何者かに署名活動を妨害された」として、同年2月13日に検察に対し告発状を郵送で提出したほか、名古屋市も2月17日県警に刑事告発を行った。


さらに同年2月16日には西日本新聞のコーナー「あなたの特命取材班」に寄せられた情報を基にした中日新聞と西日本新聞の共同取材の結果、名古屋市内の広告関連会社の下請け企業がアルバイトを雇用し、佐賀県佐賀市のユースホステル佐賀県青年会館において偽造された署名の転記作業を行わせていたことが発覚。
このアルバイトは「名簿の書き写し」名目で大手アルバイトマッチングサービスで募集されていたほか、佐賀市内で偽造された署名のうちの一部は署名収集期限の10月25日以降に署名日を偽って作成されていたことも明らかとなった。これらの一連の報道に対し、リコール事務局および高須・河村の両者は当初関与を否定したが、事務局長の田中が同日中に開いた会見で「アルバイト募集には関与しておらず、(偽造された)署名は粗悪なものだったため、選管には提出していない」としつつも、「佐賀で署名の一部が作られたことは間違いない」と認めた。また、このアルバイトとみられる求人が掲載されていたアルバイトマッチングサービス「タイミー」も、署名偽造の求人が掲載された旨を謝罪する声明を発表した。

散々不正選挙騒動騒動を主張した(今もしている)トランプからすると、こんな結果が起こって欲しかっただろう。ただし今回は日本の(信じられないことに)トランプな人々側から起こった、署名不正。

高須氏の目立ちたがり屋度や、めちゃくちゃさ、金満家ぶりアピールなどで、Littelトランプみたいな人なのか、と思っていたが、彼の会見を見て、流石に買いかぶりすぎだった、と思った。トランプは、結構計算尽くで人々を煽動することに長け、しかし自分はギリギリで罰せられないように法の抜け穴を通って生きてきたし、会社は潰すし、訴訟に負けたても、チマ衣装は受けず、次から次えと新手の誘導ビジネスを思いつき、人々を操り、ついには大統領にまでなってしまい、選挙に負けても、負けてないと無茶苦茶を通し(トランプの起こした最後の訴訟が、却下された。ほぼ全敗)それでも、認めた態度をせず、ホワイトハウスを退いても、共和党の過半数を支配下に置いている(と目されている)。


つまり、ついた嘘は突き通す。負けは絶対認めない。法律で裁かれれば、法律が間違っているといい、平気で人を切り捨てるが・自分に指示した人が居たというような言い逃れは(自分より上の人間、自分に指示できる人間の存在など認めないから)しない。


Littel トランプと目していた高須氏は、それはそれは、情けない有様の会見を行った。
勇ましい言葉、責任は自分にある、とか、ずるいことは嫌いだ、とか、威勢のいいことは定期的に言い出すが、リコール運動は、河村市長の発案で、彼から手伝ってくれと言われた。
会見に行ってみると、河村氏は来ず、自分が代表のようになってしまった。河村氏を尊敬している・友達だと言いながら、責任を河村氏に押し付けまくっている。


自分が責任者だと言いながら、何も知らない、知識もない、と素人アピール。事務長の田中氏(維新の議員候補)も、河村さんの紹介だから、信用している、とまた河村市長の陰に隠れる。その割にお金持ちアピールがすごくて、お金はある、だからこんなケチくさいことは
しない。庶民のレベルで考えてくれるな、と、ただの甘ったれボンボンか、、、、。
同じ自民党の甘ったれボンボンと比べても、見劣りする。


まあ、大人が、刑事事件に関わってしまったのだから、きちんとしなくてはならないだろう。同じ御輿に乗っていた著名なウヨな方々はさっさと逃げ出してしまったようだし、高須氏の立場は、議事堂襲撃暴徒をあっさり切り捨てたトランプではなく、切り捨てられた暴徒の側なのだろう。




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