密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

バイデン大統領全国民へのワクチン「7月末までに」+菅総理も対話集会してみたら?

バイデン大統領は16日、就任後初となる一般市民との対話集で、7月末までには全国民に接種できる量を確保すると明言した。これは確保であって接種終了でも、集団免疫確認でもない。当初、ファウチ博士の予想、”9月くらいに正常な生活”はクリスマスに伸びた。


先月の時点では、春までに希望者全員へのワクチン接種を目指すとしていた。目標の期限が先へ延びた理由としては、トランプ前政権がウイルス対策で「多くの時間を無駄にした」ことを挙げた。(CNN)


就任わずか28日、猛烈な仕事ぶりに国民は評価している。かたやトランプは弾劾無罪を免罪符に共和党支配の恫喝に余念がない。全く腹立たしい。
とはいえ、7月末に最終グループの接種が開始され、その人つき後に二度目の摂取、その後の経過観察と、社会に集団免疫が確立するのに、数ヶ月。それを鑑みれば、昨日今日第1回目のワクチン接種を始めた日本、かつ注射器などの不備も抱えて、今後の混乱も予想される。ワクチン打てばすぐ、心配なく、オリンピック開催、ボランティアも招集できると考えているとしたら、もうお花畑を通り越して、希望的妄想のレベルだ。


ワクチン接種2回(一回のものもあるが)ののち、集団免疫形成に数ヶ月かかるのだということをねぐっているとしか思えない。森氏の女性蔑視発言は、日本社会、特に物事の決定に関わる上層部にはびこる、”伝統的性差別”が表面化した問題で、この点で重大だったが、まるで、”どうしたらオリンピック成功”みたいな、”かわいそうな森さんの悲願を受け継ぐ”的な精神論が跋扈するのは、本末転倒だ。


オリンピックを中止すべき議論をIOCとともに初め、これからかかる予算を、ワクチン接種コロナで疲弊している国民の支援に当てるべきは、言わずもがな。


アメリカの大統領の忙しさは、日本の総理の日ではない。それでも、市民と直に話をする(台本なしだ)対話集会を設ける。
密室談合でものを食べながら、酒を飲みながら、”情報交換” ”意見交換”する暇があったら、
対話集会を開いてみろ!!第一回は沖縄辺野古基地工事対話集会(どれだけ自分がひどいことをしてきたか思い知ることができるだろう)、第二弾は、福島復興対話集会、第三弾は、非正規雇用困窮対話集会、第五弾は性的マイノリティー対話集会、第五弾は外国人労働者対話集会、その他、子育て、中小企業、学校環境、SNS問題、総理大臣が知るべき国民の声は山のようにある。経団連とばかり対話会食しているから、国民のための政治ができないのだ。


だから、妄想に近い都合のいい未踏しの政策対応ばかりになる。


ついでに、表現活動をしている人への支援条件でが、今まで行ったことのない地域での活動だの、今までしたことのない別分野とのコラボ、が挙げられたいる。これに対した共産党小池議員が、通常の活動もできなくて苦しんでいるのに、こんな条件を出す、何を行っているんだ!!と怒っていた。その通りだ。他分野コラボ、とか海外への活動などというのは、平時の、CoolJapan的な政府プロジェクトで、そこに参入できるのは、電通あたりのお眼鏡に叶う特別なアーチストだけだ。文筆家なら村上春樹り百田尚樹、お眼鏡に叶うアーチストが、素晴らしい仕事をしているアーチストとは限らない。新しいコラボだの、海外進出だの、ある一定の方向性のアートのみで、多くのアーチストは、日々地味にコツコツ自分の活動を続けている。だいたい政府プロジェクトも、どう選ばれているのかが不透明で、酵母も公平でもオープンでもない。年齢制限が大好きで、支援は新人発掘だけ。アメリカではキャリアのあるアーチストへの助成金がちゃんとある。日本ほど、アートに対する支援がない国はない。あるのは国威高揚のCoolJapanで、その多くがアイデア倒れで尻切れとんぼ、企画に関わった、高校代理店だのシステム構築会社だのだけが設ける、いつものやり方だ。


そう、アーチスト、文化芸術とは何かを知る、現状を知る対話集会も是非やってほしい。



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