密接な関係にある他国から

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就任式前夜、400のともし火と、191,500の旗

就任式前夜に行われた、コロナによる死者の追悼式典が、バイデン次期大統領によって行われた。バイデン夫妻 ハリス次期副大統領夫妻が出席


キャピタルビルディングからワシントンモニュメント、そこからリンカーンモニュメントまでが一直線に並ぶ広大広場’ナショナルモール’で、ワシントンモニュメント前に人工池がある。この池にはオバマ大統領し就任式の時は喜びあふれた人々が飛び込んだりした。


今夜は、そそり立つ塔であるワシントンモニュメントに向かって、その池の周りに400のライトがその人口池の周囲に設置され、夕暮れバイデン次期大統領の挨拶の後、灯火された。
バイデンは演説で「癒やしのためには記憶していなければならない。国としてそうすることが重要だ。暗闇の中で光を照らし、失ったすべての人を思い出そう」と語りかけた。

バイデン夫妻・ハリス夫妻


それは本当に美しく、あの醜悪に汚され連邦議事堂も清められるようだ。
一つの灯りが1000人、なくなつた400000人の魂の安らかを祈った。
灯りが水に映りまるで精霊流しのようだ。

(CNN) 20日に就任式を控えたバイデン次期大統領が19日、首都ワシントンに到着し、まず新型コロナウイルス感染症による国内の死者約40万人を追悼する式典に臨んだ。
ワシントン中心部のリンカーン記念堂で日没とともに行われた式典では、バイデン氏による追悼の言葉に続き、人工池に400個のライトがともされた。


式典にはジル・バイデン夫人、ハリス次期副大統領夫妻らが出席。ワシントンのグレゴリー大司教が祈りをささげ、ゴスペル歌手のヨランダ・アダムスさんが讃美歌を歌った。
これに合わせてニューヨークのエンパイア・ステート・ビルやシアトルのスペース・ニードルなど、各地のランドマークもライトアップされた。


バイデン氏は19日、地元デラウェア州からの出発を前に州兵本部前で演説した。住民からの長年の信頼と支持に感謝の意を表し、涙を流す場面もあった。
2015年に病死した長男ボー・バイデン氏の名前を挙げ、いつか大統領になってほしいと思っていたとも語った。


同氏は当初、鉄道でのワシントン入りを希望していたが、現状では危険すぎるとの判断から断念した。ワシントン市内には州兵2万人以上が配置され、厳戒態勢を敷いている。
当局は就任式の警備を担当する州兵に妨害行為の恐れがある人物が紛れ込まないよう、身元調査を進めている。19日までに少なくとも1万7000人の調査が完了し、12人が「不適切な発言」や「不審な行動」を理由に職務から外された。


トランプ大統領は伝統を破って就任式に出席せず、20日午前のうちにフロリダ州パームビーチへ向かう予定。ワシントン近郊のアンドルーズ空軍基地から衛兵や祝砲で見送られる式典を希望している。


バイデン氏就任式前夜に行った、この静かで美しい追悼式と、数人の来賓以外の一般の観客は許可されないが、たくさんの旗で埋め尽くされた無歓声の就任式。

明日の就任式を待つ "Field of Flags"


ワシントンD.C.のナショナルモールの地面に「Field of Flagsー旗のフィールド」がライトアップされ、米国議会議事堂の建物は、ジョーバイデン大統領の就任式に備えてる。


まだ猛威を振るうコロナウイルスの流行と、突然の非常に現実的な暴力の脅威の間で、バイデン次期大統領とカマラ・ハリス次期副大統領の就任は、アメリカの歴史の中で最も珍しいものの1つになるだろう。

通常の群衆の代わりに、約191,500の旗がナショナルモールの一部を覆い、就任式のためにワシントンに旅行することができないアメリカ人を表している。この旗は州旗と国旗。


現在、ワシントンD.C.のダウンタウンは武装戒厳状態になっている。 ナショナルモールも一般公開されておらず、ワシントン記念塔は閉鎖されてる。 1月20日には、21,000人の州兵が、D.C警察および複数の連邦法執行機関とともに警護する。


芸術的で、象徴的、人々の心を一つにまとめる演出、いつも以上の感動を呼ぶものになるだろう。知性と品性、そして人々に寄り添う心のなせる技だ。


それに比べ、衛兵や祝砲の見送りとは、、、コロナに苦しむ人々も、彼の先導で拘束され起訴された人々も関係なく、最後まで形骸的権力のパフォーマンスを求めるトランプ。どちらにしろ、最低最悪の大統領最後の夜だ。


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