密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

菅総理の、具体性のないワクチン接種計画と、拙速な治験前倒し

菅総理は、記者会見で、できるかぎり来月下旬までにワクチンの接種を開始できるよう、政府として準備を進めていく考えを表明した。
感染対策の決め手となるワクチンについては当初、2月中に製薬会社の治験データがまとまるということだったが、日本政府から米国本社に強く要請し、2月にまとまると説明していたワクチンの治験データについて1月中に前倒し、今月中にまとまる予定だ。
そのうえで安全性、有効性の審査を進め、承認されたワクチンをできるかぎり2月下旬までには接種を開始できるよう、政府一体となって準備を進めている」
「まずは医療従事者、高齢者、高齢者施設の従業員の皆さんから順次開始をしたい。私も率先してワクチンの接種をする」と述べたそうだ。


ワクチン接種前にはPCRテストが必要だ。もし感染していたらワクチンは役に立たない。
しかし、いまだに日本のPCR検査、受けたくても受けられず、予約を取れて待っている間にし重症化しなくなるという悲劇も起こっているほどだ。


この状況で菅総理は、どのようにワクチン接種を、どこで、そして、誰が行うのだろう。
保険所の職員の方々は、もうて一日どころか体力気力も限界だ。医療従事者ももちろん限界寸前だ。バイデン新大統領にまず、保健所的な施設を増やすこと、そのに働く臨時職員の教育、そういうことをまず国会で話し合うべきで、特措法改悪、新な人いるの?の入院拒否拒否者への罰則刑事罰なんてことに国会の時間を使うべきだ。しかも罰則の対応も保健所では、とても手が回らない。


お金でワクチンを買って、オリンピック逆算で、治験を急がせ(とても危険だと思う)場所も人員も確保する考えも示さず、位置も簡単に全国民にワクチンをという。
2月末接種開始でも、混乱は起き、医療従事者接種、施設の高齢者介護職員接種でも4月くらいまではかかる。2度の接種だ。医療従事者、介護関係は病院やその施設で接種できるが、これが不特定多数の人々となれば、もっと具体的ビジョンが必要だろう。


一定の副作用者も出る、ワクチンに懐疑的、副作用を恐れる人も出てくる。お得意の刑事罰でも貸しますか?


北風のように、力ずくでコートを剥ぎ取ろうとしても、人々はますます襟元をおさえ身を縮める。いやコートさえない人は凍え死ぬ。自然とコートを脱げるように、与えるべきものを与えなければ、多くの人を統治することはできない。


菅総理の考えは、何事も、見る範囲が狭くて近視眼的だ。肝心なことにが目に入っていない。その上に、大きなオリンピックという大きなメガネをして物事を歪めて見ている。



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