密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

ノートルダム寺院火災 

ノートルダム寺院、印象派の画家モネは同じ構図で太陽光の移り変わりを描いた。
この寺院が焼け落ちるということなど、全く想像だにしなかった。まだ十代の頃、
一度パリをおとづれ、一人で、この寺院のてっぺんまで登った(今も登れるかどうかわからない)。石造りの周り階段で、延々と続くかに思われる長い工程を経て、寺院の屋根へ。シテ島に立つこの寺院のてっぺんに立つと、まるでシテ島自体が船にように、セーヌ川をゆっくりと漂っていくようで、ふと”パリ、たゆたえど沈まず”という言葉を思い出した。焼け落ちた尖塔がそこなのかはわからないが、少年たちが、塔の急斜面の屋根を駆け下りるという命知らずの遊びに興じていた(本当に危険なのに誰も止めないのは驚いた。パリではよくある遊びなのか?)寺院の周りは恋人たちでいっぱいで、男の子同士、女の子同士のカップル沢山いた。


そして寺院の焼け落ちる様を何千もの市民が見守り、聖歌アベマリアを歌っていたのだそうだ。

フランス・パリ中心部にあるノートルダム大聖堂で15日夕、大規模な火災が発生した。
何千人ものパリ市民や観光客が大聖堂の前に詰めかけ、信じられない光景にショックを受けている。
泣き崩れる人や祈る人もいる中、人々は賛美歌を歌って築850年のパリの象徴を惜しんだ。


諸行無常とはいえ、失えば、たくさんの人々の心にポッカリと穴が空いたようになる、そんなノートルダム寺院だ。しかし、それでも”パリ、たゆたえど沈まず”

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