密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

総額6兆円超をかけて配備、”新”未亡人製造機F35

全くの丸腰の人間を、社会的立場のある人間が、暴力でいきなり攻撃することは、近代国家においてはまずないだろう。しかし、相手が、ナイフで”自己防衛すれば、相手も武器を手にする。双方自己防衛と主張するだろう。ましてや銃を誰が手にしているかもわからない、かつその自衛のために銃を持つアメリカの惨状は周知の事実だ。


戦後70年、自衛隊の存在に神経質になり、防衛も行き過ぎることを、政府も、メディアも、市民も監視してきた日本が、150機ものステルス戦闘機(しかも空母化計画も持つ)をといえば、周辺諸国は神経を尖らせるだろう。しかも、かつて自国をアシアの解放のという美名を掲げ、その都度、屁理屈な理由をつけて侵略した国である。


美名を掲げ、その都度、屁理屈で理由をくつけて、道理を捻じ曲げる、まさに現政権は、この大日本帝国政府の直系の血族、人命軽視と傲慢で見通しの甘いDNAを受け継いでいる。


ただ違うのは、かつて無謀に噛み付いたアメリカに、今は平身低頭隷属を貫いている点だ。そして相変わらず、弱いものに、あるいは自分たちより格下(と思い込んでいる)相手に、傲慢かます心底学習しない情けない国である。


年金が賄えないと、70歳まで働く人に厚生年金支払いをさせようというのに、6兆円!!!も、欠陥が多く指摘されている、ステルス戦闘機150機あまりも購入を約束する。


安倍晋三首相が18日にF35戦闘機105機の追加調達を認め、これによりすでに購入が決まっていたF35A戦闘機42機を加えると日本の将来的なF35保有機数は147機となり、世界で2番目に多いF35を持つ国になるとした。(鳳凰網 )


こんな小さな島国に世界第二位の数のF35戦闘機。日本全体で軍艦島だ。
しかもこのF35は、昨年6月、米国の政府監査院(GAO)が、966件の未解決の欠陥があることや、操縦士の酸素欠乏などを指摘している代物だ。


相手に威圧的に優位を保ち、劣悪商品でも売りつける、打った後は買った方の自己責任
何があっても知らんぷり、文句があれば訴えろよ、トラプ弁護団が叩き潰すぞ(結構負けているが)、というトランプの商法。日本は典型的なカモとなり下がり、しかも異常な厚遇と親友ごっこで、国内ではままならないことの多いトランプにとっては、まさに鴨(安倍)が葱しょってやってくる、美味しい子分・植民地だ。


そしてついに初の墜落事故、この調査の主権を巡っても、なんだか歯切れが悪い。
そして、欠陥が指摘され、墜落事故を起こし、国民生活が追い詰められる中6兆円もの税金を費やす購入も見直さない、という岩屋大臣の答弁。
16日の参院外交防衛委員会で岩屋毅防衛相は、「配備計画を現時点で変更する考えはございません」と答弁した。F35は総額6兆円超をかけて147機体制にする配備計画がある。(日刊ゲンダイ)
そして彼らが政治的プロパガンダに掲げる、誇りに思うべき自衛隊員、子供が泣くから憲法に明記しようという自衛隊員の命を危険に晒す。政治家同士の金勘定だけの”新”未亡人製造機を、見直すこともしない。それでも、国民は安倍政権のおっしゃる通りと、ついてゆくのか? 


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