密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

安倍政権で年々拡大”桜を見る会”の空疎な国民浮かれさせ作戦

東日本大震災の時、今上天皇は3月14日以降の一部儀式の簡略化、園遊会の中止を促されされたが、被災者の方達を桜が咲き誇る皇居の園内に招待し、那須御用邸の職員用の風呂を避難者に開放するなど前例のない取り組みをされた。


内閣総理大臣主催の”桜を見る会”の、もともとの始まりは1917年に始まった皇室主催の観桜会で、当時皇室専用だった御苑がこの日に限り民間人に開放されたことを引き継ぎ行われているようだ。


それにしても、安倍政権になってから、どうも品がないというか、芸能人を呼んで安倍夫妻を囲んでの馬鹿騒ぎパーティーの様相が常になっている。参加者も、鳩山政権時の1万人から年々増え18200人が招待を受け参加。当然費用も2倍近くに上がっている。
内閣府 (契約)
①「桜を見る会」における飲食物の提供業務
     契約金額
H25年  9,722,000(円)
H30年 21,355,312(円)


②「桜を見る会」における会場等設営等業務
     契約金額
H25年  7,344,750(円)
H30年 16,416,000(円)
<Ko Bo on Twitter>さんより。



総理大臣が、著名人を集めて、花見会。長期間拷問に近い環境から生還した安田純平さん、日本のMe Too 運動(彼女にしたら、偶然時期があってしまったということだろうが)伊藤詩織さんなども招待したらいい(お二人とも絶対行きたくないだろうが)


石田純一さんは安倍総理と同い年の交流会で知り合い、毎年呼ばれていたそうだが、反政府的発言、反歴史修正主義的発言を始めたため、内閣官房から電話で出席しないように言い渡されたそうだ。
「実はいまこんなに安倍政権を批判しているけれど「桜を見に来てください」とか安倍さんから招待状が来ます」「でも、内閣官房から後で電話がきて、ダメ、といわれる。安倍さんには当時から違う意見をはっきりと言ってたからね。雰囲気が悪くなる、とみんなに嫌な顔をされながら。29年会は、いまでもやってるみたいだけれど、俺は呼ばれなくなりました」(リテラより)



つまり、人選は安倍首相に反対しない人々を招待する、、と。


千原ジュニアさんは招待を断ったと話題になっていた(関係ないけれど、千原ジュニアさんを全く知らず、ドラマ”トレース”を見ていて、最終回で完全に主役及びすべての出演者を食い散らす凄まじい演技。ものすごい存在感だった。)


かつて、爆笑問題の太田充さんは出席し、仲良く写真に収まり、かなり顰蹙を買った。


2時間半くらいの会で、37,771,213円の税金を費やす。もはや、大した意義も何もない、安倍夫妻の虚栄心を満足させ、喜んでもらうための会に成り下がっているようだ。


桜は日本人にとって特別な存在。浮かれる内閣総理大臣にこの拙作を捧げよう。

せめて、全国子供食堂の運営者とそこに集まる子供たちも招待したらいい。
子供食堂を続けている民間のボランティアこそ、賞賛に値する活躍をしている人々ではないのか?屋台のたい焼きや焼きそば、お祭りに行っても、買ってと言えず我慢する、この国の未来を担う、しかし貧しくて日々の十分な食事も取れていない子供達、その子たちを束の間喜ばせ、楽しい思い出を作ることは意義があるだろう。飽食に慣れた人々の虚栄の会よりよほど税金の使い甲斐がある。


桜を見る会も軍事費も無駄に拡大しているこの国が、再び国民の命を花と散らせることにならないように、政権の国民うかれさせ作戦に載せられないようにしなくてはならない。


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