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なぜ争点隠しが成功するのか?

名護市長選は、自公推薦候補が勝利した。辺野古移設の争点を隠し交付金をちらつかせた政権の”金とブルトーザー”で辺野古基地は推進される。
勝敗が決して、早速、共同通信は、自民が争点隠ししたはずの”辺野古移設が争点であった市長選”と報じている。



政府は5日、沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設の是非が争点となった名護市長選で、与党などが推薦する新人渡具知武豊氏が、移設反対派の現職を破ったことを受け、名護市への米軍再編交付金を再開する検討に入った。地元の「民意」が得られたとして、今夏にも辺野古で土砂投入を開始し、埋め立てを本格化させる方針。地元の理解促進へ基地負担軽減や振興策の充実に注力する。
 再編交付金は、在日米軍再編に伴い影響を受ける自治体に支給される。


辺野古のへの字も言うなと、応援議員に文章を回した安倍政権。

ここまであからさまに、争点隠しの事実を塗り替える、今更ながらに酷い政権であり、政治倫理の歯止めが壊れたいるとしか言いようがない。彼らが権力行使に使う交付金は国民の税金で彼らのポケットマネーではないのだ。


いつも不思議に思うのは、”争点隠し”と言う戦法が通用することだ。安倍政権になってから、争点隠し=勝利=裏切るが常態化しているし、沖縄の人たちは政府のひどいやり口には本土以上に怒りを持っているだろう。それでも争点隠しが成功してしまう?いや、辺野古を争点にあげないのは、中間層へのエクスキューズで、やはり長いものに巻かれる方がいいと言う、弾圧と闘争に疲弊した人々の気持ちもあるのかもしれない。それは誰も責められない。しかし、選挙前の口当たりのいい公約やバラマキに踊らされ、見え見えの北朝鮮危機に煽られ、野党が頼りないとかなんとかで、安易に現状維持の票を投じる、安倍政権を存続させてきた国政選挙には、責められるべきものがある。



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