慰安婦像を守る 国際ネット日本の不見識広まる。
今日は雪、地元のアートセンターで木をテーマにした写真展があり、Dさんが出品しているのでオープニングに行ってきた。
さてそこで、友人の彫刻家が、私に「今話題になってる、日本に関するニュースをメールしたけど、見た?」と聞いてきた。どうも、海外で釜山の慰安婦像に対する撤去要請と、日本の対応が、非難を浴びているようだ。友人は、イギリスのテレビでは4分も割いて日本の対応を報じていた、と教えたくれた。これが友人が送ってくれたニュースサイト訳してみました。
2016年12月28日に撮影されたこの写真は、稲田朋美大臣の靖国神社訪問を受けて、 釜山の領事館の外に設置しようとしている第二次世界大戦中に日本人兵士のために性奴隷を務めていた「慰安婦」を象徴する十代の女の子の像の周りに、ソウルの活動家たちによる怒りの座り込み抗議が行われた。
韓国南部釜山港では、活動家が日本の戦死犯罪犠牲者を象徴する像を日本の領事館の外に置くことを認めた。
当局は以前は「慰安婦」像を取り除いていたが、日本の防衛大臣が東京にある戦犯を祀る神社に祈った後、軌道を変えた。
稲田朋美大臣は木曜日に靖国神社を訪れた。靖国神社は、100万人の日本人戦死兵を祀る神社であるが、敗戦後急遽中国や韓国から逃げ戻った、戦争犯罪で有罪判決を受けた上級軍や政治家も祀られている。
活動家らは、水曜日に領事館の外に最初の彼らの像を置いた。慰安婦問題を最終的に解決するために1年前に達成された日韓合意に異議を表するために。
両国が「最終的かつ不可逆的」と述べたこの協定のもと、日本は謝罪し、元慰安婦たちをサポート10億円(830万ドル)を支払うことになった。
批判家らは、この協定は、戦時中の虐待の責任を日本が受け入れるのには、十分な領域に達していないと述べた。
この像は、ソウルの日本大使館の向かいに置かれた像の複製で、釜山では日本領事館の前から当局より速やかに撤去された。
しかし、稲田の訪問後、国民の怒りが沸騰し、市民らは、像は活動家に返還されると述べた。
ヨンハップの報道官は、地方自治体の朴三石(パク・サムソク)当局者は、「市民団体が望むなら、市民団体がそこに像を設置するのを止めることはない」と語った。
ソウルの彫像 - 肩に小さな鳥がいる若い座った女性の青銅 - は、市民にとって、非常に力強く共感のあるシンボルであることが証明されている。
日本は、慰安婦協定が締結された後で取り除かれるはずだとしているが、ソウルはそれを動かす可能性を検討することに合意しただけだと主張した。
過去1年の間、活動家たちは、その像が取り去られるのを防ぐために24時間の警護を続けてきました。
類似のモニュメントが2ダース以上も韓国内の建てられ、さらに海外・米国、カナダ、その他の地域では、約12か所建てられている。
問題は、イージーで一方的な、当事者抜きの最終的不可逆的解決で済まそうとした安倍政権の表層的上から目線の判断と、デリケートな状態を認識しながら、軍国ロマンで靖国に馳せ参じたゴスロリ大臣の思慮のなさと、それを軽く受け止め、止めもしなかった、安倍首相の保護者責任にある。というより安倍氏本人も何も考えてない、もう最終的不可逆的解決したんだから、、、と思っているところが、論理性のかけらもない”トンデモ外交上手”の愚かしさだろう。
このニュースのヨーロッパ・アメリカでの取り上げ方は、日本の反省のなさに対する顰蹙以外の何物でもないことを、日本の人たちはもっと知るべきである。
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