中はスカスカ、分厚い中道?
もし民進党が腹を決め、市民運動の盛り上がりとともに野党一丸となって参院選を戦っていたら、状況はもっと好転していただろう。肝心な時に愚図愚図しどっちつかづ、党内意見をまとめられず、やっと間際に高飛車野党共闘承諾。
それでも党首会談の決定は重いと、その姿勢を貫けば、徐々に評価も上がっただろうが、またひっくり返し、ぐずぐず。
”右でも左でもない分厚い中道”は、脱原発でも全面再稼動でもなく、消費税10%にするけど今でなく、辺野古基地は絶対だけど、やんわり話し合いで、などというわけのわからない政策を掲げて、安倍政権と明確で具体的な対立軸を持つ政策を提唱している共産党をきちんと話し合いもせずに排除しながら、打倒(妥当?)安倍政権という、そういう本質的にものを考えない姿勢の表れにしか聞こえない。
「1票の格差」是正のための衆院区割りが行われる前の解散が望ましいとの自民党幹部の発言については、「看過できない。最高裁、国会の努力、全てを無に帰す発言だ」との批判は、その通りだが、憲法無視はお手の物の安倍政権に正論は通じない。
民進党の蓮舫代表は3日、国会内でインタビューに応じ、安倍晋三首相が来年1月に衆院解散・総選挙に踏み切るとの見方が与党内で広がっていることに関し、「いつ解散があってもいいように戦う姿勢は整えている」と述べ、受けて立つ覚悟を示した。民進党が目指す方向性については、中道政治を掲げた。
蓮舫氏は、1月解散を視野に党の態勢を整備する考えを強調。ただ、「1票の格差」是正のための衆院区割りが行われる前の解散が望ましいとの自民党幹部の発言については、「看過できない。最高裁、国会の努力、全てを無に帰す発言だ」と批判した。自身の衆院くら替えについては「覚悟はしている」と重ねて意欲を表明した。
すでに参議院選のときの人気が持続しているのか心配。
民進、共産など野党4党の衆院選協力に関しては、「有権者が選びやすい、与党対野党というシンプルな構図ができるのであれば、それは否定するものではない」と述べ、候補の一本化が望ましいとの認識を示した。民進単独で勝てるわけがない。すでに新潟知事選の姿勢で、大きな失望を重ねている。また共産党排除でブレて、野党共闘を混乱失速させるような気がしてならない。”有権者が選びやすい、与党対野党というシンプルな構図”をぶち壊しているのが民進党であるという自覚はあるのか?
蓮舫氏は民進党が目指す政治スタンスについて、「右でも左でもない分厚い中道だ。今の政権が相当ライトウイングを広げているので、それに対して幅広くレフトというのを示す許容の広さも持っている」と説明。憲法改正については「最優先事項とは位置付けていない」と述べ、党内論議を慎重に進める考えを示した。 (2016/10/03-16:55)
はっきりしない戦わない常にブレるのは”右でも左でもない分厚い中道”なんて言っているからで ”幅広くレフトというのを示す許容の広さも持っている”、そんな許容の広さより、共産党にきちんと頭を下げ、今までの非礼を詫び、協力をする、そういう度量の深さと、危機感を持った大局的判断を持って欲しい(と何度も各方面から言われているだろう!!!)蓮舫野田キャンペーンガール代表、ぬるいこと言ってる場合じゃァないよ。
崖っぷちの日本の背中を叩いて、崖下へなんて本当に洒落にならないよ。
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