密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

参議院情勢調査の効力

参議院情勢調査について、がっかり怒りで前の記事を書いたけど。これほど無謀な政治を行っても、単独過半数が可能?とても違和感がありすぎる結果だ。
朝日新聞によると〈調査方法〉 22、23の両日、コンピューターで無作為に作成した番号に調査員が電話をかける「朝日RDD」方式で、全国47都道府県を対象に調査した。作成した番号のうち、世帯用と判明した番号は全国で計7万7648件、有効回答は4万1579人。回答率は54%。
これは自宅電話への電話なのか?それとも携帯?都道府県対象だとすると自宅の固定電話だろうか。いきなり自宅にかかってきた電話に、共謀罪 盗聴法、ネット監視が叫ばれている、くわえてマイナンバー、大手マスコミは官邸の言いなりというニュースも流れているこのご時世に政権不利の回答を正直に答えるだろうか?解答率54%
若い有権者は携帯主体だろう。携帯普及率が上がり、自宅に電話を引かない世帯も増えている。本当に現状に適応した調査方法なのだろうか?


毎日;参院選 毎日新聞総合調査 「1人区」野党苦戦 共闘の効果薄
http://mainichi.jp/senkyo/articles/20160624/ddm/003/010/066000c
毎日の記事には、民進党の保守派がまたぞろ、共闘がいい結果が出ないのは共産党のせいと騒ぎ出していると報じている。もし民進党がまたブレれば、もう取り返しがつかない。岡田代表、党内の不満分子を抑え、虫のいい共産党批判を抑え、共闘も一枚岩で、信念を持ってやり抜いてほしい。


野党連合が政権を取った後、政策の違いが云々というがいささか気が早すぎる。大新聞までが安倍首相の 尻馬に乗った記事を書いている。20歳未満有権者 野党共闘「自民を倒した後どうするの?」 だそうである。若者たちは本当にそんなことが気になっているのか? ずっといい新聞と思ってきたが、時々、毎日新聞さへ微妙に胡散臭い。 


与党もこの調査結果に戸惑い?国民の反応は静か、様子をうかがっていると感じる、というコメントを出す議員も。政府に考えを知られたくない人が増えているのかも。


調査結果は結果として、危機感を持って、でも決して、絶望的にならず、より強固な共闘を展開し、野党+市民連合を応援したい。



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