密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

もちろんCNNはアメリカ目線、ユン大統領来日

日本では鉄道料金が突然10円値上げされたというニュースを聞いた。たった10円されど定期代となるとかなり痛い。またいつもの値上げされた痛みの緩和策で、Off Peak料金設置するそうだ。これが定期だけというので首を傾げる。もちろんフレキシタイム制を採用している会社はいいだろうけれど、そういうことが難しい、またそういう制度導入が大変か会社もある。学校はもちろん無理だろう。


Off PeakチケットはNYの鉄道でもあるが、一般客対応だ。通勤時間帯を利用する必要がないシニアや自由業者は、Off Peakの方が安ければ、当然そちらを使う。もちろん定期券もOff Peakチケットがある。通勤時間の混雑緩和には有効だ。


日本では交通費の会社負担が減っているのか?非正規の人々はそういう措置が受けられず、低賃金に加えて持ち出しが増えるのだから、こんなひどいことはない。しかも自由に通勤時間も選べないだろう。


インボイスだの軽減税率だの、Off Peakだの困っている人々がより困るようなことを考え出して得意になっているんだとしたら、政治家はもとより官僚さんたちも庶民生活から限りなく遠くにいる。


ところで、韓国の尹錫悦大統領が来日した。嫌韓ネトウヨ安倍政権では韓国にさまざななパワハラを行い、こじれに拗らせてきたが、ポーズ右翼の岸田さんなら、この辺はずっとマシであろう(という期待をまたも裏切られるか、心配ではある。)


CNNの記事を読んで、ああアメリカだなぁ、と思った。

羽田空港に到着した韓国の尹錫悦大統領(右)と金建希夫人/Issei Kato/Reuters


(CNN) 韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領は16日、日韓関係の修復に向けた首脳会談のため来日し、岸田文雄首相と会談した。韓国大統領が首脳会談を目的に来日するのは12年ぶり。日韓両国は北朝鮮の脅威や、中国に関する懸念の高まりに対処しようと試みている。
来日の数時間前には、北朝鮮が朝鮮半島東沖に向けて長距離弾道ミサイルを発射し、こうした共通の安全保障上の課題が浮き彫りになった。北朝鮮による大陸間弾道ミサイルの発射はここ1年足らずで4度目となる。
日本の松野博一官房長官は今回の発射について、日本や地域、国際社会の平和と安全を脅かす無謀な行為だと非難した。
尹大統領と岸田首相の会談は、数十年にわたり論争や不信感が付きまとってきた両国の関係修復に向けた重要な一歩となる。
韓国大統領府は今回の訪問を、二国間関係の発展の「重要な一里塚」と歓迎した。
日韓両国は1世紀前の朝鮮半島植民地支配にさかのぼる長い対立の歴史を持つ。
両国は1965年に国交を正常化したものの、植民地時代の徴用工の使用や慰安婦問題を始めとする未解決の歴史論争がくすぶっている状況だ。
近年では日韓関係の緊張により、北朝鮮や攻撃的な姿勢を増す中国に対して一枚岩の姿勢を示そうとする米国の努力が損なわれることも多かった。


いま、米国にとってアジアで最も重要な同盟国である両国は新たなページをめくろうとしているように見える。
米国のエマニュエル駐日大使は16日、CNNに対し、「北朝鮮が恐れているのは、我々が政治的な面だけでなく、戦略面や抑止面でも協力することだ。これは中国が目にしたくない状況でもある」との認識を示した。

とにかく力で押さえ込めばいい、がとってもアメリカ的。北朝鮮はそういうアメリカの態度に反発してミサイル打ち上げているんだろうし。日本の国民が恐れているのは、アメリカとの戦略面や抑止面でも協力であり、こう言うことを、中国が恐れていると考えるアメリカの自尊心だ。ワタクシはアジア人にはアジア人の考え方というのが、長い歴史の中に備わっていて、アメリカ的なものの考え方とは違うところがある。アメリカ人の中にも、アジア的な思考法、価値観に価値を見出して、実践する人々が増えている。アジアのことはアジアに任せたらどうかと思う。



もちろん、アジアのことを日本に任せたらとんでもないことになる。日本は安倍10年で恐ろしいほどネトウヨ馬鹿国家になってしまっている。これから巻き返し取り返せるかもしれないが、すぐには無理だ。芋しなに人間に頭を乗っ取られ、自分の権力維持しか南東にない馬鹿首相が変に強気の采配を振るっているからだ。G7でどのツラ下げる気だ。


韓国は、中国とも貿易経済的にも緊密で、北朝鮮とも同胞だ。中国を中心に韓国・ASEANなどでネットワークを強化し、経済貿易ベース以上に、政治的にも緊密に理解しあえる方向を模索していくべきだ。安倍晋三のような、”帝国主義の孫”がガタガタ言って、アメリカが中国敵視で余計な火種を撒いて、中国は侵略国家だ、ロシアと同じだ、というイメージを植えつければ、アジアはより分断される。


習近平が近くプーチンと会うという。ここで、ロシアの見方について中露VSアメリカ・ヨーロッパと第三次世界大戦ラインナップでにらみ合う、と心配する向きもあるだろうが、もし、習近平がプーチンを停戦のテーブルにつけたら、どうなる? この戦争を収めれば、中国は世界から信頼できる道義国家という地位を手に入れる。
アメリカは自分たちの価値観だけで、相手国を恐れ過剰に戦いを仕掛け、その結果、かなりの間違いも犯してきた。それを鑑みれば見れば、なぜ、アジア世界が中国をリーダーに選んではいけないのか?というサブジェクトが生まれる。


問題は、力による現状変更を行うこと、非人道的侵略や抑圧・迫害を行うことで、それを行わなければ、中国はアメリカと立派に対峙できる。理想的には肩を並べて協調してほしい。習近平は昨今、人々にある程度の自由を与え、資本主義を入れ、豊かさを享受させてきた。しかし膨大な人数の人々を統治するため、強権的になり、情報を統制したり、少数民族の迫害、教化(文化的ジェノサイド)国内での軍事弾圧、ベトナムなどの東インドシナ海域での周辺国への圧力が問題とされてきた。それでも、100%不当な侵略・略奪・虐殺を行っているプーチン・ロシアに味方して、同じような国とみなされたいと習近平は、思っていないだろう。


アメリカは、少し、中国に過剰なアレルギーを持っている。対抗的に構えすぎているように見える。何の疑いもなく日本の諸島・小島を転々と移動して軍事拠点する作戦、その軍事シュミレーションに”現地住民”という言葉が全く出てこない、アメリカ軍のアジアの同盟国の人々の命に対する能天気が恐ろしい。そして自国の人々の命に対して能天気な日本政府はもっと恐ろしい。
時々、バイデンさんもペロシさんも結局は白人何だよな、、、と思ってしまうことがある。
この点では、北京や上海にトランプホテルを誘致すれば、仲良し関係を気づけるトランプの方が、アジアの安全から見てよかったとも言える。トランプの中国へのダブルスタンダードは2016年くらいから取りざたされていた。この場合うまく手綱をとるのは習近平だ。まあ、トランプは、今はもうそれどころではないだろう。
ともあれ、アジア地域の安全の観点から言えば、アメリカは少し頭を冷やして欲しいと思っている。日本政府は腐った脳みそを書き出して入れ替えろ!!と思っている。



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