密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

我々がどれだけ酷い国に生きていたのか、を示す小西文書

あまり必然性がないのに、この問題のステージの中央に躍り出た、ドラマクィーン高市さん。あべさん譲りの、自分が不当に攻撃を受けている、敵設定で、大臣も議員も辞める!!
という大勝負を受けてたった。しかしそんな大勝負を仕掛ける意味がわからない。安倍さんといううい後ろだけがなくなって、周りは敵ばかり、存在感の危機、という意識が働いて、の行動だろうか。高市さんの今回のアクションが大問題に発展したのは、当時の所管大臣が
内部文書を全否定・怪文書・捏造呼ばわりしてしまった、ということだ。行政が官僚機構を否定、ということになってしまう。彼女の大立ち回りで、国民の耳目を集め、問題の本質屋、その他の大問題 大軍拡ー沖縄諸島軍事基地化、原発再稼動+箱もの復興、混乱と多大な労力を科すインボイス+マイナンバーカード強制、日本の酪農家危機、学術問題政治介入、頑なな同性婚・夫婦別姓、LGBT人権否定、国際的に非難を集める入管の非人道的扱いと、外国人労働者(技能実習生)搾取、などの数々のことへの、注目を減らし、話し合うふりをしてまた多数決で流してしまおう、そのための、官邸は、高市とパフォーマンスを歓迎し野放しにしている。役目を終えれば、ご退場となるだろう。


高市さんにせよ三浦瑠璃さんにせよ、一度弱みに転落すれば、男性より血祭りにあげられる。その方が楽しいからだ。彼女らの酷い発言はあるけれど、その点は気の毒に思う。


ともあれ、高市VS小西、辞任か否か!?とか、いうプロレス的構図で盛り上がる世論も、いい加減このショーの呼び込みが、この問題の核心部ではなく、さほど重要でないということが、分かってきたように見える。
この問題は、日本の国民が、安倍政権、特に2014年から始まる第二次〜第三次安倍政権の酷さを再確認する意味で重要であり、この他にも、同時多発的に、法治国家がある日本が壊されてきたことを再確認であり、それを正すチャンスなのだ。


安倍政権の間は、まず官邸が、そして官僚組織が、報道が、集団催眠にかかったように、安倍氏の一喜一憂で社会を動かそうとしていた。屁理屈と、恫喝と、隠蔽、その結果、国の根本出たーである公文書の改ざんや破棄が行われてしまった、まさに暗黒時代、悪夢の安倍政権だった。


実は法の本質も政治の役割も国民主権もわかっていない安倍晋三と、その周りに張り付いて、権力を握りたい人間たちが支配していた、まともな、官僚であれば、相当ストレスが溜まっているはずだ。ニューオータニの従業員だって、近畿財務局職員だって(赤木さんは命を絶った)戦略特区に関わった教育関係者、何らかの形で巻き込まれた人たちがたくさんいる。これから、官僚たちから、重要なリークが続けば、巻き込まれた人たりからの証言も出てくる。官邸に脅されて縮こまったメディアは、その贖罪を果たすべき時が来たと思う。


安倍の亡霊に取り憑かれている岸田総理の無思考の暴挙を、世論で食い止めるしかない。全盛期の安倍政権では、世論も無力だったが、安倍が逃げ出し、管政権、コロナ来襲〜オリンピック自爆を経て、ネット署名など、世論の声が、力を復活してきている。そして安倍が打たれて死亡し、パンドラの蓋が開いた。魑魅魍魎たちは大慌てで、ガタガタしている。
だからのメディアの働いが重要だ。安倍銃撃以来、NHKの企画の通り方が変わっているという話も聞く。今回のことで、メディアに携わる人々の自覚が変わってくることを望む。


そして、やはり政権交代が必要だ。過去の安倍暗黒時代でめちゃくちゃにされた行政システムを再構築する、これが自民党でできるのか?といえば、無理だろう。


今回小西議員はいい仕事をした。低迷の立憲民主党というより希望の党に乗っ取られ、維新希望の党みたいになっているが、久々のビックポイントだ。やはり枝野さんが国会質疑に立てば、ピリッと締まる。かつて彼が旗揚げしたようなクリアなイメージとエネルギーの方向性があれば、野党をまとめて、連立政権で改革を掲げて、日本を安倍の病から救い出す政治ができるだろう。


ただ、泉代表・国民民主・維新・連合が坩堝で溶けてる今の立憲民主党に希望が持てるか、、といえば、残念ながら、見通しは暗い。


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