密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

民主主義への攻撃?言論への暴力?誤解で標的?

選挙結果、共産党に議席を増やしてもらいたかったが、思わしくなかったのが残念。
ただ山添拓君が当選して良かった。本当に良かった。もし落選していたら、山本太郎を嫌いになるところだった。辻元さん・蓮舫さんは当然として、小西洋之・福山哲郎両氏も当選これも良かった。東京選挙区、最後の一議席を維新に譲らなかった山本太郎さん、良かったおめでとう。森ゆうこさんが落選はとても残念。


とはいえ、予想に違わず、自民大勝。その陰?の立役者、安倍晋三氏、死してなお党に貢献
しかし、銃撃後の報道見、選挙戦真っ最中の与野党、および候補者も、言を一にして、民主主義への攻撃・言論への暴力と提起し、それに屈しない!!の姿勢を選挙戦に持ち込んだことだ。


これにはいささか違和感があった。ただ、選挙を継続する上で、”この道しかない”だったんだろう。死んだ人=Must 尊敬・Musut敬意の日本仕草である。
しかし、日本民主主義を完全に劣化させた人物、言論(特に自分への攻撃)を弾圧した人物
そんな人物への攻撃を、”民主主義への攻撃・言論への暴力”と言わなければならなは、、。


そして、全メディアをあげて、安倍晋三元首相の功績特集。本来は安倍晋三元首相の功罪とすべきなのだ。国内には、世界は泣いた、いかに国際社会で注目されていたか、外交の安倍
アピール成果をしていたが、、海外メディアは、冷静に功罪を取り上げていた。
CNNの記事

東京(CNN) 安倍晋三元首相が8日、奈良市内で銃で撃たれ、死亡した。67歳だった。
安倍氏は奈良県立医科大学付属病院で同日午後5時3分に死亡が宣告された。病院到着時には心停止の状態で、医師らは過度の出血を止めきることができなかった。医師団が同日の記者会見で明らかにした。
安倍氏は2006~07年、12~20年の2度にわたり自民党総裁を務めた。第2次安倍政権では首相の連続在任期間で歴代最長となった。
安倍氏は防衛費増額と過去70年で最も劇的な軍事方針の転換を実現させた点で記憶に残る人物となるだろう。15年には戦後の平和憲法の解釈変更に踏み切り、条件付きではあるが、第2次世界大戦後初めて海外での戦闘行為への自衛隊の関与を許容した。
安倍氏はより厳しさを増す安全保障環境への対応に必要な変更だと訴え、主張を強める中国や北朝鮮が行う頻繁なミサイル試験を念頭に置いた。
任期中は中国との関係改善も模索し、18年には習近平(シーチンピン)国家主席との電話会談も行った。一方、太平洋の友好国をまとめて、地域内での中国の勢力拡大に対抗しようとした。
首相退任後は自民党最大派閥の会長として党内で影響力を保った。より強固な安全保障政策を訴え続け、昨年には台湾の民主主義防衛のために各国が立ち上がるように呼びかけ中国を憤慨させた。中国は日本大使を呼び出して、安倍氏が公然と中国の主権に挑戦したと非難した。
安倍氏は1954年9月21日に東京で生まれた。有名な政治一家で、祖父や大叔父は首相、父は自民党幹事長を務めた。東京の成蹊大学や南カリフォルニア大学で政治学を学んだ後、79年に神戸製鋼に入社。その3年後には外相を務めていた父の秘書となった。
衆議院議員に初当選したのは93年、38歳のときだった。2000年代に官房長官など内閣の要職を経験し、03年には自民党幹事長に就任。06年に党総裁、そして日本国首相となった。
第1次安倍政権はさまざまな問題や健康状態の悪化に見舞われ、07年に総裁と首相を辞任。その後5年間は5人の人物が首相となる入れ替わりの激しい時代となり、12年になって安倍氏が再登板した。20年には健康上の理由で再び辞任した。


外交上の足跡
安倍氏は世界のステージでも際立つ存在だった。長年の同盟国である米国との関係強化を進め、トランプ前米大統領とは個人的つながりを築こうとした。16年には当時のオバマ大統領の在任中にトランプ次期大統領に会いにニューヨークを訪れた。

就任前に金のゴルフクラブを持って馳せ参じた行動は、彼を、”世界のステージでも際立つ存在”とした第一歩だった。そしてトランプのポチとしてゴルフ場をついて歩いた。


この非公式訪問はトランプ氏が他国の首脳と会う初めて機会となった。安倍氏は日米同盟をたたえ、新大統領との信頼関係を構築したいと語った。トランプ氏が当初掲げた対北朝鮮の強硬路線にも強く賛同したが、それは安倍氏自身のタカ派の傾向にも合致するものだった。
だが、その後米国と北朝鮮との関係は外交面にシフトし、トランプ氏や韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領が北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)総書記と歴史的な会談を実施。一方で安倍氏はその脇に置かれているようにみえた。
安倍氏と金氏の会談は設定されなかったが、19年9月には安倍氏が依然会談を行う意欲があると発言した。安倍氏は北朝鮮との関係正常化や朝鮮半島の緊張緩和を模索したが、最重要の課題に掲げたのは1970~80年代に北朝鮮によって拉致された被害者家族に問題の解決をもたらすことだった。
任期中、日韓関係は悪化した。両国は貿易や軍事情報協定の破棄で大きく争う形となった。その一部は第2次大戦のレガシー(遺産)や日本が進めた朝鮮半島の厳しい植民地化が影響している。


五輪の「スーパーマリオ」の成功と後退
第2次安倍政権は経済的混乱の中で始まり、長年停滞する日本経済の再興にすぐに着手した。12年の首相就任後まもなく、「アベノミクス」として広く知られる大きな実験を始めた。
アベノミクスは大規模な金融刺激策、財政支出の拡大、構造改革からなる「3本の矢」を含む政策だった。
安倍氏の周囲はこの計画を、日本経済を復活させ、消費者や投資家の自信を高めるものとして称賛した。だが、力強いスタートを切った後に行き詰まりを見せ、15年には国内総生産(GDP)の増加を狙った「新3本の矢」を打ち出した。だが、目標達成を果たしたい望みも20年の新型コロナウイルスの流行で打ち砕かれ、日本はリセッション(景気後退)入りした。


安倍氏の国内での主な業績の一つに20年東京五輪の招致がある。16年リオ五輪の閉会式には次期開催都市である東京の紹介で登場。日本の有名なビデオゲームのキャラクター「スーパーマリオ」に扮(ふん)して世界中のゲームファンをを喜ばせた。マラカナンスタジアムにスーパーマリオのゲーム音楽が流れる中、安倍氏が緑色の土管からオーバーサイズの赤い帽子をかぶって出てくる演出だった。

”世界のステージでも際立つ存在”第二弾。これが彼の国際社会でのレガシーだ。


だが、大きく期待された東京大会の成功も新型コロナのパンデミック(世界的大流行)で結局実現できず、翌年に延期される形となった。
大会延期に消極的だった当初の姿勢は、日本のコロナ流行への対応の遅さに一部つながった。安倍政権は初期の感染例が確認された後に緊急事態宣言を出したが、検査率の低さ、増え続ける患者対応に必要な医療用具の不足では批判を受けた。
200年ぶりとなる天皇の譲位に伴う対応はより成功裏に行うことができた。19年10月に徳仁天皇が即位して皇位が継承され、令和の時代が始まった。


安倍氏は新元号公表に関する記者会見で「厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人ひとりの日本人が明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる。そうした日本でありたいとの願いを込め『令和』に決定した」と述べた。
安倍氏は1987年に結婚した安倍昭恵夫人を残して亡くなった。夫妻に子どもはいない。



行間に皮肉をにじませながら、冷静によくまとめた記事だと思う。
最後の一行には、今現在、最も純粋に悲しんで喪失感を抱えているだろう安倍昭恵さん(母洋子さんもだろう)に想いを寄せる一文に真の追悼を表している。


BBCも同じような論調。NYTimseはまだ読んでないけれど、そう褒め称える記事にならないだろう。


もう一つ気持ち悪いのが、犯人の自供を、編集・改ざん、とまでは言わないが、都合の悪い部分を隠す、表現で誘導する報道だ。
今、報道にのっているのは、母親が”ある宗教団体”にはまって、財産をつぎ込も借金までして、家族関係を崩壊させたことへの恨み。教祖(?)を狙いたかったが難しいので、安倍さんにした(元総理のセキュリティーが教団教祖より甘い)安倍さんがその教団と深い関係にあると”誤解”して犯行に及んだ。というような内容。


安倍さんが”そのある教団”と深い関係にあると”誤解”して、というからには、本当はどういう関係であったのか、きちんと調査がなされなくてはならない。簡単に犯人の誤解でかたずけていい話ではない。でも自民党は明らかにしたくないのだろうと、また忖度?。
最後まで典型的自民表現 ”誤解”   
犯人はそれが誤解だったと、捕まった途端認めたとでもいうの? そんなわけない。


もし犯人の母親が、”ジャパンライフ”の被害者で、広告塔担っていた安倍さんに復讐したと言った場合、これも誤解による犯行と言われるのだろうか。


この”ある宗教団体”は統一教会であり、統一教会と自民党は長い付き合いらしい。福田赳夫・中曽根康弘は、国会答弁の共産党の追求に、反共の思想を共有していると嘯いた、その議事録を示して解説しているのが、この方の動画

話題の統一教会について
市民に選挙で選ばれた共産党の議員の質疑にたいし、特定宗教団体と反共の思想を共有していると答える無法さ、傲慢さ、いやらしさ。安倍晋三氏の国会答弁は最低だと思っていたが、彼のオリジナルではなく自民党しぐさ、だったわけだ。
今後、犯人の供述が、自民党の都合で、ねじ曲げられたり、改ざんされたり、消されたり
するのではないか、と心配になる。こういうことは今まで、起こり続けたきたことだ。たとえ殺人犯にも三分の理、そうならないように、きちんと自民党の影響力をはねつけられる弁護士がつくべきだ。


安倍さんは最後に、自民党に選挙の勝利をもたらし、特定宗教との関係という党の闇を流出して、逝った。 近しい人たちにとっては、気さくでいい人だったんだろうということは想像に難くない。美食家も、自分のお金でやるなら、美点だった。奥さんの自由をあれだけ認めている保守政治家はもあまり見ない。その良さが表裏一体、私物化や、不要に顔を貸す、名前を貸すにつながり(その見返りを無頓著に受け取っていたのか?)それにより詐欺的商法の被害拡大に繋がった。人生を破壊された人々の苦痛、自死した人もいた。考えなしの一言が回り回って、自死に追い込まれた赤木 俊夫さん、その死の真相追及を目指し、国にお金で潰された妻雅子さんの悔しさ。学問を軽視し、自己都合の歴史修正を行い続けた、
まるで、蝶のごとく、考えもなく羽ばたいて、その結果に対する責任を自覚していなかっ安倍さん。本来はしっかりその責任を取って欲しかった。


今後自民党は、”安倍晋三の悲劇”をどう使ってつくのだろう。その中で、”ある宗教団体”との関係は、隠してしまいたい、自民党としてのネガティブな事実なのだろう。
もちろん、この”安倍晋三の悲劇”の置き土産を追及いてほしい。


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