密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

怖いのは菅の自負+”お・も・て・な・し+もったいない”の日本文化ぶち壊し五輪

菅義偉という人は、本当にどういう神経をしているのか。やってることは間違っていない、憲法改正を推し進める、

菅義偉首相は26日発売の月刊誌「Hanada」9月号のインタビューで、憲法改正を巡り、自民党が党是として掲げる自主憲法制定の方針に変更はないと強調した。自衛隊の明記や緊急事態条項の新設など、同党の改憲4項目に言及しながら「新型コロナウイルスに打ち勝った後、国民的な議論と理解が深まるよう環境を整備し、しっかり挑戦したい」と述べた。
打ち勝ってから言えよ!!!どう打ち勝つか示せ!!!誰も憲法改正議論なんてしたくないよ今!!!
 今年秋までにある衆院選に関し「時期のことは当然考えている」と指摘した上で「一日も早くコロナを収束させて経済活動を再開させ、安全・安心を取り戻す状況にもっていきたい。その中でおのずと解散の時期も決まってくる」と説明した。


国民の安心安全最優先で、安心安全の五輪なんでしょ?!安全・安心を取り戻す状況にもっていきたい。って語るに落ちてるよ。

菅義偉首相は26日発売の月刊誌「Hanada」のインタビューで、報道各社の世論調査での内閣支持率低迷について「首相になった最初の頃は正直気になった」と明かした。そのうえで「今はただやるべきことをやるだけだ。自分がやっていることは間違っていないという自負がある」と語った。インタビューは1日に首相官邸で行われた。
この人の独りよがりの自負がすべてを悪い方へ悪い方へ持って行っている。普通の人変ならある時点で失敗に気づき、方向転換を考えるが、この人は状況が悪くなればなるほど、逆光に燃えるヒーローか、
 首相は、秋までに予定される次期衆院選の勝敗ラインについて「(自分が)言うと大変なことになる。選挙は何が起きるか分からない」と明言を避けた。「議席数に関しては、私は欲張りですから、とだけ申しておく」とも述べた。


欲張り、というか、、、、、この言い方の自信満々さ。なんの根拠でこういうことを言うのか?よっぽと裸の王様なんだろうか。


そもそも五輪がスムーズって、競技が普通に進んでいるかもしれないが、テニス選手から”温暖な気候すぎて”時間の変更を申し入れられている。どれだけスムーズなんだ。
濃厚接触者の選出競技をすることを拒否すれば不戦敗、と言う、もう非人道的なルールを押し付け、何がアスリートファーストだ。


そもそも選手村も、信じられない。すべた相部屋で、”シングルベット”ダンボールとかは置いておいても、シングルベットなんて、日本人しか寝られないよ。アメリカは、ベットといえば、普通にクイーンサイズ。学生のドミトリー、都市部のせま〜いアパートでさえ、フルサイズ。初めて日本のビジネスホテルにとまったDさんは、バスルームを見て笑いだした。
これどうやって使うに?ドア開けたらすぐ窓、みたいな感じがしただろう。


スペースは十分でも、何をケチってあんな細いベット、寝返り打てない。床で寝る選手も出てきていると言う。スポンサーがついている、アメリカ女子体操チームは、即ホテルへ。


ダイニングも高くて貧しい。量も値段の割にすごく少ない。16ドルのハンバーガーとポテト、あれなら黒毛和牛(アメリカならアンガス・ブラック・カウ)の300〜450g(1パウンド)、これに揚げたてアイダホポテト、フレッシュサラダにピクルス、歯出してもらわないと、誰も食べない。ぼったくりだ!! そりゃコンビニに行きたいだろう。と言うより、選手村内に、コンビニ何件かないの?バブルというなら外に出なくて困らない施設をしっかり作っているのかと思ったら、コンビニに15分なら言っていいとか悪いとかで話し合っている。何にお金を使ったんだ。


食べ物といえば、無観客で、待機(ほったらかし)のボランティア用の、食事(あんぱんとか、塩むすび〜海苔節約?これ食事?軽食用か?)が大量にすてられているというニュースが物議を醸している。この件を掘り下げた記事、全文転載します。

2021年7月24日に放送されたTBS「報道特集」 では、国立競技場の中にいる関係者から、「一日数千食分の弁当が廃棄されている」と、映像と共に証言が報じられた。


理由は「無観客になり、ボランティアの人数が減ったため」だという。
ただ、無観客で行う件が発表されたのは2021年7月8日だ。開会の7月23日まで2週間以上あったはず。
報道によれば、深夜3時前に、東京の国立競技場にトラックで運ばれて納品されているそうだ。2021年5月、組織委員会に取材した際、人数が変わって食材の余りが出るなどしたらどうするのかと聞いた際、「キャンセルできるものはキャンセルし、他に転用できるものは転用する」と答えていた。「無駄は出さない」とも回答していた。そのときの回答と現状とに齟齬がある。できれば現地へ行って確認したいが、国立競技場の中まで入ることはできな
い。


大会組織委員会の答えは?
そこで7月25日の8:39a.m.、次の3点について、大会組織委員会に対し、メールで質問した。
1、無観客が決まったのは何週間も前ですが、なぜその時点でキャンセルしなかったのでしょうか。


2、キャンセルできない場合は「他の用途へ転用して無駄を出さない」とのことでしたが、なぜ転用しなかったのでしょう。


3、今後の余剰弁当については他に転用しますか?転用するのであれば、具体的にどの組織やどの個人へそれを依頼し実行するのか、教えていただけますようお願いいたします。


5時間待って返答がなかったので、下記質問を追加した上で、再度、メールを送信した。
4、ボランティア向け弁当の製造を受注した企業はどの会社でしょうか。また、その会社とは、無観客やボランティア削減などに関する受注数削減の取り決めは締結していなかったのでしょうか。


25日14:04、回答を受け取った。「質問のすべてを網羅できていない」とのことで、「現時点で明示できるものとして下記が最大」とのことだった。


現在、廃棄の状況については確認中です。発注数が適切なものになっているかどうかの確認は必要と考えています。


大会開催の状況の変化に合わせた対応が必要となった事項につきましては、継続的見直しに努め、引き続き持続可能な大会の実現に向けて進めてまいります。


「確認中」とのことなので、確認がとれたら改めて回答をいただけるようにお願いした。
飲食を担当する会社と人数減の際の取り決めは?
では、弁当を提供しているのはどこの会社なのだろう?無観客が決まった段階で、組織委員会から数を減らすよう連絡はなかったのだろうか。また、減らした際の契約はどうなっていたのだろう。


選手村の飲食を担当するのはエームサービス株式会社だが、5月に取材を申し込んだ際には回答を得られなかった。


東京五輪の公式サイトで、東京2020組織委員会の入札結果が公表されている。
ここに、「既存の飲食店施設を利用した大会ボランティアに対する飲食提供等(リモー トミール)業務委託(単価契約)」として、株式会社すかいらーくレストランツの社名があった。
そこで26日9:18a.m.、株式会社すかいらーくレストランツに電話し、広報担当者に次の質問をした。
1、大会委員会と、人数が減った場合の取り決めの有無は?


2、有観客の際の数で弁当を納品しているのでしょうか?


3、人数が減った今、納品数を減らすことはできないのでしょうか?


「すぐには答えられない」とのことで、折り返し、9:48a.m.に電話をいただいたところ、具体的な取り決めについてはお答えできないとの回答だった。


弁当を運ぶ運送会社には連絡はなかったのか?
有観客から無観客になるとなれば、本来は、食事の数が数千食減り、食事を運ぶ運送会社にも連絡があるはず。連絡はなかったのだろうか。


TBS「報道特集」では、冒頭に登場するトラックの背面に「三友通商株式会社」の文字がある。そこで、三友(みとも)通商株式会社の福岡県の本社に電話し、東京の事務所である株式会社東京三友に26日9:49a.m.に連絡した。

担当者にあたる人が会議中で13:00に戻るとのこと。13:00に電話すると「その人ではなく(九州の)広報に電話してください」との返答。広報の方に電話したところ、別の方が出て「会議中で16:00に出てくる予定だけど必ずつながるかはわからない」。13:53に広報ご担当者からお電話いただき、「弊社の方からお答えすることはできない」とのことだった。


当日ボランティアとして働く予定だったスタッフに聞いてみると
7月からボランティアとして働く予定だったスタッフに聞いてみると、「無観客の想定を想定していなかったように、上からの連絡で感じられる」とのこと。
無観客でのスタッフ数や配置を開催ギリギリまで調整していたので、今になってパラリンピックでの対応をしているのではないか、ということだった。


五輪大会の調達の入札結果を見てわかるのは、すさまじい金額が動いているということだ。五輪が中止になれば、納品できない。納品しなければ金が得られない。決まっている数さえ納品すれば、大金は得られる。でも数が減ってしまえば、当然、入ってくる金も減る。


大会組織委員会だって、いったん決めたことを動かすのは面倒くさいのだろう。あとは無駄になろうがなんだろうが知ったことではない、ということかもしれない。見切りして売り切るより廃棄した方が本部の取り分が大きい、大手コンビニ独自のコンビニ会計と類似する。食べ物を捨てた方が儲かる、という仕組み。


東京2020「資源管理目標」の一番目に「食品ロス削減」が挙げられ、2016年から議論しているはずなのに今から一年半前の2020年1月27日、東京都内で農林水産省主催「大規模スポーツイベントに向けた食品ロス削減セミナー」が開催され、どのようにオリパラでの食品ロスを減らすかについて発表された。2020年2月13日付で筆者が書いた記事の一部を引用する。


会期期間が32日間におよぶ東京大会では、資源管理目標の一番目に「食品ロス削減」が挙げられている。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会「資源管理WG(ワーキンググループ)」座長の崎田裕子氏曰く作った料理は短時間で厨房へ戻されるため、「食品ロスが出ざるを得ない状況」だそうだ。確かに、何も対策をとらなければ、そうなってしまうだろう。


それでもICT技術を駆使しての需要(飲食提供数)予測や、一人あたりのポーションコントロール(提供量の調整)、関係者の意識啓発、食品廃棄物の計量など、食品ロス削減を目指すため、飲食を担当する企業が考えている真っ最中とのこと。崎田氏は、ロンドン大会では食料廃棄中の食品ロス(可食部)量が明確でなかったことに触れ、「食品ロス量の計測をしっかりするだけでも東京(オリパラ)のレガシー(遺産)になる」と語った。


一日数千食を捨てるとなれば、現場は捨てる作業だけで手一杯だろう。TBS「報道特集」の映像には、食品業界が食品を運ぶ際に使う、薄型の運搬容器「ばんじゅう」にいっぱいに詰まって積み重なったおにぎりが見えている。
五輪大会の資源管理ワーキンググループの6名が、大会の食品ロスを最小限にするために議論を始めたのは今から5年以上前の2016年2月10日だ(10)。
2019年に都議会議員が「余ったら食べてもらえば」と提案、却下
2019年に開催された「原宿食サミット」「食とオリンピック」トークセッションで、前参議院議員の松田公太さんは「かなりのフードロスが出ますよね。どう処理するか、どうやってリサイクルにもっていくか。それもすごく重要なことです。そこから、まさに日本の食を世界に示していけるんじゃないでしょうか。」と問いかけた。東京都議会議員の白戸太朗さんは「余った料理が賞味期限を迎える前に、一般の人に食べてもらったらどうかと提案したのですが、それは却下になりました。」と語っている(10)。白戸さんの公式Twitter(11)を拝見したが、今回の弁当廃棄については触れられていないようだった(2021年7月26日11:24a.m.現在)。


大会開会式翌日の2021年7月24日夜、東京都豊島区の公園では、困窮者支援のNPOが行う食料配布に400人近くが並んだ。同じ東京都内では数千食が捨てられているという矛盾。


2015年ミラノ万博や2016リオ五輪では余剰食品を困窮者に提供
筆者はフードバンクに勤めていた2012年、ロンドン五輪で出た食品ロスをケータリング会社が内部告発し、BBCの公式サイトに食品廃棄の映像が長期間掲載されていたのを印象深く覚えている。ロンドン五輪では食品ロス削減を目指したものの、2,443トンの食品が廃棄された。その反省も踏まえ、2015年のミラノ万博では、イタリアの世界的シェフ、マッシモ・ボットゥーラ氏が中心となって、余剰食品を調理し、困窮者に無償で提供する取り組みが行われた。この「レフェットリオ」は今でも続いている。2016年のリオ五輪でも同様だ。


志ある大学生も五輪大会で食品ロスを困窮者支援にと尽力していた
筆者は拙著『賞味期限のウソ』(2016, 幻冬舎新書)で、「2020東京で食品ロス削減はできるのか」と題し、「開催期間は夏場なので安全には過剰なほど留意し、頻繁に作ってはこまめに大量に廃棄されるだろう」と書いた。また「選手向けに作った食事の余剰分を福祉施設や困窮者へ活用するにも、余分な労力やコストがかかるので、まず無理」と述べ、「食品ロス削減は重要課題といいながら、組織委員がこの問題をどれほど現実的に考えているかわからない」と指摘した。

実際、今回も、現場には「消費期限前に廃棄するように」との指示がおりている。
こんな状況にならないよう、関西の大学を休学して、東京2020で発生する食品ロスを困窮者につなげようとしていた大学生がいた。筆者のところでも定期的にインターンをしており、大会関係者やいろんな人に連絡をとり、努力していたが、結果的には難しいということが判明し、大学に戻ってしまった。


筆者が食品企業を辞めた経緯は、2011年の東日本大震災の食料支援で「同じ食品だけどメーカーが違うので平等じゃないから配らない」(で、だめになって捨てる)といった、納得できない食料廃棄を目の当たりにしたことも一因だ。


まだ会期日数は残っている。せめて今からでも、弁当の数を減らすなり、必要な組織に取りにきてもらうなり、できないだろうか。今も食料が必要な人は大勢いるのだ。


結局五輪は権力とお金をやり取りする機会に過ぎないというのが本当の顔。
そのお化粧品として、明日ルートたちのパフォーマンスがあり、彼らの涙と努力の物語がある。こんな見え見えの虚構の五輪で、怒りも不安もすっかり忘れてニッポンチャチャチャと盛り上げる、などと考えている菅周辺のお花畑は、ぞっとするほど現実と乖離している。
自身に裏打ちされた欲張り、ではなむ、砂上の楼閣に住む欲ボケ、それが今この国のトップだ。


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