終わっていない安倍政治　密室談合が決めるのは安倍不祥事隠蔽完成消しゴム総裁

2020/08/30 02:25

安倍晋三がこの困難なコロナ禍、捜査の手が及びかねない選挙資金問題、しかも美味しい未来のない状況にうんざりして、逃げ出しただけの、今回の辞任劇。本人にとっては、単なる一時避難、病気療養というガードの中から自分の影響力を行使していく満々だ。
これについては本人の予想どうり影響力を維持できるかは、彼の行なった数々の問題に蓋ができるかにかかっている。

ゆえに後任は、森加計桜問題の再検証を阻み、終わったことなかったことにできる人間、
河合夫妻問題を、自民党安倍政権から強権的に切り離せる人間。
国民の命よりスポンサーの利益優先ののコツなGoToトラベルキャンペーンを、全て成功と言い切って続けられる人間。そんな人物が後任に着く必要がある。

党員全参加ではコントロールできないが、両院議員総会での決定となれば、十分コントロールできる。

安倍が辞任しても、全く気が晴れないのが、これからより強権的に、安倍の後始末＝あったことを無かったことに、が行われると予測できるからだろう。陰の人が表に出て１年間で、する仕事。そのあと、パペットになる人に変わって、政権維持というシナリオが目にちらついて仕方ない。

とはいえ、ボンボン総理のキャラ売り、時にヒーロー、時にアイドル、時に優しい夫、時に気さくないい人、を臨機応変に国民に宣伝してきた今までのやり方は、さすがにもう使えない。

鉄面皮火消し総理の後なら、御育ちの良さそうな見たくれのいい誰かに変え、また電通式
のアイドル総理を推しだすことができそうだ。ただし、いいなりになるかならないかは、その人の資質による。

一部報道で、石破離党、という予測もあるが、あの賢明な人が与党を離れるか？組めるとしたら、おっちょこちょいの玉木新党？小さすぎる。彼の出番は、野党が政権交代を果たした後だろう。

結局安倍隠し政治、経済界優先、搾取するだけの棄民政治、コロナもほっとけばいい、極力金を使うな路線に、流石に怒り心頭になった国民が、来年９月、強く政権交代を望むようになる。もちろん安倍犯罪の徹底追求も、もういい加減には済まされない、無かったことにはさせない、という国民の要求は、安倍が消えても治らないだろう。これは、次期総理の腕の見せ所だが、成功しなければ（かなり心に怒りとともに染み込んでるからそうやすやすとはいかない）、より政権交代しかないという機運が高まる、というシナリオも浮かんでくる。

そして、その後リベラル政治（また内輪揉めとか、、）の揺り戻しで、保守的で軍国化も重視、でも今度は頭のいい総理の政権を求める声が出始め、石破氏にチャンスが巡ってくる。小泉進次郎を官房長官にでもして（容姿をカバー）、再び自民党復活（安倍・菅、麻生、二階　引退勧告。いや、安倍ちゃんはムショ暮らしか？）

懲りない忘れっぽい国民総大馬鹿説でいくと、第４次安倍政権という悪夢、流石のそれはない、と信じたい。

とにかく反安倍の国民は、まだ安倍政治は終わっていない、ということを夢夢忘れることなきように、兜の緒を引き締め直し、安倍退陣後の政権を注視してゆきたい。

とにかく、自民党を下野させなければ、この癒着金権不正隠蔽政治は変わらない。
恐怖の菅りヒョン政権、、、できれば、そうならないことを祈っている。