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トランプ・共和党大会の異様とリンカーンプロジェクト

トンデモ・トランプの、トランプのトランプによるトランプのために共和党大会4日間が終わった。この様子は、多くのアメリカ国民に大統領選までに良ランプが起こす様々な身秩序と暴力、大統領選後の混乱を予想させ不安を増大させた。


最近のトランプは、Black Lives Matterデモを無政府主義者の暴動と呼び、コツ今日警備隊を派遣し、催涙弾などで武力鎮圧を”Law and Oderー法と秩序”と呼び、警察官とデモ隊の分断を煽っている。正義は我にあり!!と拳を振り上げ、警察官と市民に戦うことを鼓舞している。しかし、無法者のLaw and Oderは、ただも恐怖政治だ。


この共和党大会では、周りの人間に、自分がいかに、優しく、いい人間か、差別などせず、女性や有色人種のために尽くしてきたかを、壇上語らせ、重の身内のゴージャス美人に思いやり深い偉大な大統領、と持ち上げさせて。
最近の写真のバックにはアフリカ系民主党員を並べ程いるが、この大会に、各国の移民志願者を招待し、各々の国の民族衣装で出席したメディアの前で、市民権を与える(王様だナイトの称号を耐えるように)ポーズをした。ところが、彼らはそれで市民権・永住権を手にできたわけでなく、手続きは普通に行われ通常の忍耐と煩雑な手続きが緩和されたわけではない。トランプのトランプによるトランプのための親移民パフォーマンス。


”Law and Oder”を叫ぶこの大統領は、脱税・詐欺の疑いで告訴されている。大統領が当然後悔してきた税申告の公開も拒み続けている。


人々が呆れたのは、特定政党の選挙活動に利用してはならないという不文律で守られたきた、ホワイトハウスのサウスローン(ホワイトハウス中庭)を共和党大会に使用したことが、Hatch Act(1939年制定、悪質な政治活動を防止するための法律)に抵触していると議論になっている。Did President Trump Violate the Hatch Act at the R.N.C.? - The New York Times・一部翻訳
No modern president has accepted his party’s nomination for re-election from the White House.
But amid the coronavirus pandemic, which has forced a near-total reimagining of how to carry out a presidential campaign, President Trump plans to do just that on Thursday, when he will deliver his acceptance speech to the Republican National Convention from the South Lawn of the White House.
he speech is expected to be the last of several repeated violations over the course of the convention of the Hatch Act, a Depression-era law devised to ensure that the federal work force operates free of political influence or coercion.
Here is what you need to know about the Hatch Act and か
By Zach Montague
ホワイトハウスからの再選への指名を受け入れた大統領は近代ではいない。
しかし、大統領キャンペーンの実施方法をほぼ完全に見直すことを余儀なくされたコロナウイルスのパンデミックの中で、トランプ大統領は、木曜日に従来の集会のスタイルで(コロナを無視したスタイル)行い、彼の承認受諾スピーチをホワイトハウスのサウスローンから共和党全国大会に送る予定だ 。

スピーチは(サウスローンで行う最終日の大集会)、ハッチ法の条約の過程で繰り返されるいくつかの違反の最終章になる予想される。
ハッチ法は、連邦の労働力が政治的影響力や強制力から解放されるようにするために考案された大恐慌時代の法律です。
これが、あなたが、ハッチ法について知っておくべきことと、なぜ、共和党全国大会がここまで注目を集めたか、という理由です。ザック・モンタギュー


What is the Hatch Act?
The Hatch Act prohibits federal employees from engaging in political activities while they are working in an official capacity. Named for former Senator Carl A. Hatch, Democrat of New Mexico, the law has been on the books for 81 years.
The Hatch Act also bars civil servants from running for political office or using their titles while participating in political activities.
Critics have questioned whether any aspect of Mr. Trump’s convention speech at the White House can be televised without help from federal workers, and they have said that several violations of the law occurred over the course of the convention this week.


ハッチ法とは何か?
ハッチ法は、公務員として働いている間、連邦職員が政治活動に従事することを禁じています。 ニューメキシコの民主党員であるカールA.ハッチ元上院議員にちなんで名付けられたこの法律は、81年間法律の本(日本の六法全書に当たる)に記載されています。
ハッチ法はまた、政治活動に参加している間、公務員が公職に立候補したり、肩書きを使用したりすることを禁じています。
批評家たちは、ホワイトハウスでのトランプ氏の大会演説の一部が連邦政府の労働者の助けなしにテレビ放映できたかどうかに疑問を投げかけ、今週の大会の過程でいくつかの法律違反が起こったと述べています。


しかもその演出がまるでナチスを思わせるものだった。無数のアメリカ国旗を壇上に配し、野の上部にライトアップされたホワイトハウス、そこから階段を降りて登場する、トランプ夫妻。シンメトリーで配置されて巨大スクリーン。

ムッソリーニスタイル?
人々は、マスクをつけず、近い距離で、歓声をあげている。
壇上のトランプは、右肩を前に出し斜めに人々に望み演説する姿を、Dさんは、ムッソリーニのスタイルだと言ったが、後日複数のメディアで同じ感想が語られた。
ナチス+ファシズムの学ぶ人がここにも。


そして肝心の主張は、嘘八百、今の暴力の恐怖は、バイデンのせいだ!!民主党のせいだ!!というばかりで、内容が乏しく退屈だ。だいたい、平和で世界に愛されたオバマ政権下のアメリカを、こんな荒廃した対立と暴力の国にしたのは他ならぬトランプ政権であることは、誰の目にも明らかなのに、バイデンアメリカで、分断と暴力で安全に生活べきなくなると主張、盗人猛々しいを通り越して、バカなの?としか言いようがない。
バイデンは、「バイデンアメリカが暴力と分断を助長しているというが、今はトランプアメリカだ」とコメントした。


トランプへの服従と賞賛と愛を試された、共和党大会。共和党はすっかりの自己愛モンスターに蹂躙されてしまった、かのように見えたが、今、”リンカーン・プロジェクト”が、共和党で起こっている。
トランプへの不支持をいち早く表明した、故ジョン・マッケインにならい共和党中道派を中心にバイデン支持表明の動きが広がっていて、彼らはこれを、リンカーン・プロジェクトと名付けた。(奴隷解放を行なったリンカーンは共和党の大統領だ。当時の共和党は、今の民主党のような考え方をしており、民主党が今の共和党のような考え方をしていた。)
ついに身内から、しかも得意技で〝攻撃〟を受け始めたトランプ  WEDGE Infinity(ウェッジ)
新型コロナウイルス感染が続く中、インターネット上で急速に広まっている政治広告があります。リンカーン・プロジェクトと呼ばれる反トランプの共和党系スーパーPAC(特別政治行動委員会)が制作した「米国の悲嘆」というタイトルの広告です。


リンカーン・プロジェクトは2019年12月に発足し、20年第1四半期(1~3月)に250万ドル(約2億6900万円)の献金を得ました。同プロジェクトはミッションに、「選挙でトランプ大統領とトランプ主義を破ること」と明記したからです。 


リンカーン・プロジェクトは南北戦争による分断の危機を乗り越えたエブラハム・リンカーン元大統領を理想の大統領として位置づけています。これに対して、トランプ大統領はリンカーン元大統領とは対照的で、分断を促進する大統領であると捉えています。


 同プロジェクトは選挙でトランプ氏を打ち負かし、国が政治的及び心理的「傷」を癒して、全国民が新しいより良い道を進むことを可能にすると主張しています。


リンカーン・プロジェクトの顧問は8名おり、彼らは反トランプの共和党関係者です。顧問の1人であるスティーブ・シュミット氏は08年米大統領選挙でマケイン陣営の選対本部長を務めましたが、「トランプ党」になった共和党に見切りをつけて同党を離れました。
ジョン・ウィーバー氏は16年共和党大統領候補指名争いで、トランプ大統領と戦った中西部オハイオ州のジョン・ケーシック元知事の首席戦略官でした。
(この他に、ミッド・ロムニー上院議員(元マサチューセッツ州知事) コリン・パウエル陸軍大将、ブッシュ政権での国務長官は民主党大会で応援演説の動画を送った。)
米国の悲嘆(Mourning in America)
1984年の米大統領選挙でロナルド・レーガン元大統領は、「米国の朝(Morning in America)」というタイトルのテレビ広告を打ちました。この広告には、新聞配達の少年、農夫、星条旗をポールに掲げる父親とそれを見上げる子供などが登場します。未来志向が強く、「夢」「エネルギー」及び「希望」を与えるポジティブな選挙広告です。


 一方、「米国の悲嘆」はコロナ危機に直面している人々の「不安」「恐怖」並びに「絶望」に焦点を当てた極めてネガティブなビデオ広告です。しかし、5月4日に公開されてから、視聴者数はすでに553万4000以上です。


 このビデオ広告には様々な「仕掛け」があります。第1に、広告の冒頭、中西部にあると思われる荒廃した建物や閉鎖された工場及びホームレスが登場します。リンカーン・プロジェクトは、トランプ陣営が16年米大統領選挙で使用した同じ戦略を、トランプ大統領にぶつけています。


 第2に、新型コロナウイルス感染による死者を運ぶ医療従事者や、感染した愛する人が助からないかもしれないと不安そうな仕草をして病院の待合室にいる男性が登場します。視聴者の中には、自分が同様の場面に遭遇している姿を想像する者がいるでしょう。


 第3に、レーガン元大統領の選挙広告「米国の朝」では、ナレーターが「その日の午後に」と語って、結婚するカップルを紹介します。一方「米国の悲嘆」では、ナレーターが「その日の午後に」と述べて、失業保険の申請書に記入する男性が現れます。2つの広告は、極めて対照的に作られています。


 第4に、広告の最後に憂鬱そうな目をした中高年のアフリカ系女性が登場します。マスクを着用しているので彼女の表情は分かりませんが、この目が視聴者に強いメッセージを送っていることは確かです。


 第5に、「トランプ大統領のリーダーシップの下で、米国はさらに弱くなり、病み、貧困になった」「このような状態がもう4年続いたら、米国は存在すらするのだろうか」という問いかけのメッセージで広告は終了します。


 「不安」及び「恐怖心」を煽って、相手の行動変容を起こす手法です。皮肉なことに、これもトランプ流です。トランプ大統領はリンカーン・プロジェクトに自分の得意技をかけられ、それを外すことができません。


 バイデン陣営は早速、リンカーン元大統領を使ったネット広告を配信しました。広告の中で、リンカーン元大統領の言葉である「誰に対しても敵意を持たない」を紹介します。トランプ氏は相手に対して敵意をむき出しにして、社会の分断を図るからです。


 この広告の最後に、「本物の大統領が導く。リアリティ番組の大統領ではない」と述べ、トランプ大統領はフェイク(偽)の大統領であり、単に演出上手であるというメッセージを発信しました。このネット広告の視聴者数は232万回以上です。


 さて、リンカーン・プロジェクトが「米憲法を尊重する民主党候補であれば受容する」と述べ、民主党に歩み寄りの姿勢を見せている点は看過できません。バイデン前副大統領は、共和党内に見方を得たと言えます。


 少なくともバイデン陣営は、リンカーン・プロジェクトのネット政治広告を注視しながら、それとコーディネートした陣営の選挙広告を打つことが可能になりました。バイデン陣営とリンカーン・プロジェクトは、「打倒トランプ」を共通目標に掲げて、裏で手を結ぶかもしれません。


いや、裏ではなく面で結ぶ。今回の選挙は、トランプからアメリカを取り戻し選挙で、リンカーン・プロジェクトはトランプから共和党を取り戻す選挙だ。
これがMouring in America 

Mourning in America
さすがネガキャンがすごく上手い共和党だ。多くの人の気持ちに沁みこむMouring in America 問題意識を喚起する。トランプの空々しい嘘の成果自慢と、品のないバイデンへの悪口キャンペーンビデオとは一線を画する。


これから、選挙の行われる11月まで、トランプがどれだけ危険な煽りを行うか、真剣に危険を感じている。トランプは、デモをする時と他人に、自宅のポーチから銃で狙いをつけて脅かして逮捕された夫婦を”英雄”として大会に招き、ウィスコンシンで、デモに向かって軍用の連射式ライフルで発砲、1人重症2人を殺害下が、トランプはこの青年も英雄と表現した。少年は警察官に憧れて、自警団に参加し、街を守りたかったと言っている。
ふっくらメガネ君で、ライフルよりアイスクリームの似合うような幼い風貌の青年だ。
トランプ2020のステッカーも持っていたが、共和党選対は繋がりを否定している。


こうした、未成熟な子供たちに間違った愛国心と、人種偏見を植え付け、分断と対立、某領のレベルをまた一段高めたトランプ。選挙に負けたら、自分の支持者を煽って、ホワイトハウスに立てこもり、などが妄想の次元でなくなっている。彼は、プチ南北戦争を起こそうとしている。


トランプの法律顧問であり、元ニューヨーク市長のルドルフ・ジュリアーニは演説で、Black Lives Matter は 間違いだ、とはっきり述べた。自分が安全にした私のNYが、今暴力であふれている、と嘆いた見せたが、辞めてから、19年、その間のNYは何の問題もなく、機能してきし、ジュリアーニ以上に平和だった数字が証明している。


実際に犯罪率を半減させ、全国水準より低く抑えることに成功したことから、その目標は一般には達成されたと評価されている一方で、強権的な手法に批判的な市民や人権団体などから、名前のルドルフとかけて「ジュリアーニはアドルフ・ヒトラーだ」イタリア系人のジュリアーニの苗字をファシズム理論を構築した独裁者ベニート・ムッソリーニに絡めて「マンハッタンのムッソリーニ」などの声が上がった。トランプの吉凶系に対派遣も、Law and Oderも、大会最終日のトランプ演説の演出にも一役買ったかもしれない。


国際社会で味方の少ないトランプは、シンゾーとの関係(だけ)で、自分の交際社会評価を強調し(辞任に際してトランプが出したコメントを真に受けて、やっぱり安倍さんっすごい
なんて、ことが言われてないといいけど、、)メルケル大統領がトランプに見とれていたなどという、完全なる嘘まで再ドイツ大使に垂れ流させた。


もうタガが外れている感じのトンデモトランプ。でもの人々も、完璧にルールを守って、平和的抗議に達し、人権監視員を立ち会わせ、警察官や連邦執行員と称する輩の過剰な暴力を、証明できるように監視してほしい。


暴動も、実は白人の若者による建物破壊や、暴力も報告されたいる。
また、基本的に警察官を敵扱いする風潮も、トランプの思う壺。ここにも分断を持ち込もうとしている。”Bule Lives Matter”警察官の制服がBuleなので も大事という意識が、対立であってはならない。


これからの3ヶ月、アメリカは何が起こるかわからないカオスに突入する。



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