密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

雑記:独立記念日とそれぞれの国歌

今日は独立記念日でアメリカ中で花火が打ち上がる。しかし恒例のイーストリバー沿いで行われるメイシーズ(アメリカの老舗デパート)主催の花火大会も、観客参加はなく、テレビ中継。


毎年趣向を凝らし、新しいデザインの花火が打ち上げられる。今年注目は、球体に見える花火。その周りに輪を重ねまるで土星のような花火が素晴らしかった。微妙な色複雑な色、イレギュラーな形が入り乱れて美しかった。


今年は観客がいないせいが、タイムズスクエアーとエンパイアステートビルディングからも花火が打ち上がった。国旗の3色カラーにライトアップされたエンパイアステートビルディングの周りに花が咲くように花火が打ち上がる様は感動的。


その花火が打ち上がる間、国歌が歌われるが、まずは、正式な国歌National Amthem、そして今一番人気のAmerica the beautiful 。それと人気を二分する、”God Breath America” アフリカ系が国家と推している”Lift All Voices,” America the beautiful。そして最後はフランクシナトラの"NewYork NewYork"


というわけで、TVからは花火の音は聞こえなかったが、その代わりご近所がバックヤードで盛大にバンバン打ち上げてくれるので臨場感がもたらされた。


アメリカは国歌を、もっと国民の気持ちに沿うものにしようという議論が常にある。
”Lift All Voices,”は、とてもタイムリーに人々の共感を集めただろう。
現在の国歌States Amthemは独立戦争時の様子を歌い、ミサイルの猛攻を耐え夜明けが訪れる、そこには、アメリカの国旗が翻っているという歌詞だ。
威厳があり高揚感を与える曲で、実は結構好きで、歌ってしまうが、やはり戦争の歌である。もっと別の、心を一つにできる国歌をという思いが、”America the beautiful”や”God Breath America”を本来国歌が歌われる場面で歌われることがある。絶対意見がまとまらないアメリカでは、なかなか変えるまではいかない。


日本も、”君が代”ではなく”民が代”で歌うともっと国民に沿うものになるかな。
まあ怒り狂う人が出るので、日本では当分無理だろう。
心を寄せ希望や勇気を与える曲、新型コロナ下のプロジェクトにもなった”上を向いて歩こう”は日本人の柔らかな心情にしっくりくる歌だろうと思う。


Happy Birthday America,
244歳の誕生日おめでとう!!


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