小池知事討論会出席したんだね+山本太郎の副知事候補
一時、記者クラブ企画の候補者討論会の参加を断っていたと伝えられた小池知事ですが、結局、参加したんですね。流石に討論排除は外聞が悪かろう。よかったよかった。
小池知事の発言は、記者会見とかで、キャッチフレーズ、とかあの艶っぽい余裕見せの切り返しが印象的で、今までそんなに注意深く話を聞いたことがなかったが、この人、驚くほど、何にも答えない。安倍晋三のように明らかな支離滅裂はならないが、結局、今やっている、一生懸命やっている、希望のある未来を築きたい、全てそういうことしか言ってない。ああ、だからこの人にとって、キャッチフレーズはとても大事、というか、それ以外ないんだ、ということがわかった。 品はないが立花隆氏の方がよほど具体的で論理的だ。流石に、宇都宮・小野・山本3氏は具体的で、しっかりポイントをつかんで主張している。
賛否はあったが、山本太郎参入は良かったと思う。自称地味な宇都宮、ロボティックな小野、これに荒らしの立花、そして狸の小池だと、論戦お内容より、小池氏の露出が目立つ。太郎参入で、逆に、宇都宮氏の注目も集まっていると思う。
討論を聞く限り、カジノ・オリンピック賛成は小池・小野・立花、反対が宇都宮・山本
わかりやすい対立点。全候補者が、小池都政を口ばっかり、と言外に喩やしている。
他候補の現職の評価、宇都宮・小野30点が高ポイント。結構数学的に計算して評価した立ち話(7つの公約達成1つだから13点)山本氏は、評価不可能(評価ポイントに値しない)相当厳しいというか惨憺たるもの、しかしそれが正当と感じてしまうところが、圧勝を言われている小池知事の張子の虎ぶり、金メッキが剥げていることを物語る。
小池氏は、出ればますますメッキが禿げるので、出たくなかっただろう。学歴疑惑より怖いのは、何もしてこなかった、公約実現0の実績を検証されることだ。今後も討論を重ねてゆくことが重要だ。
ところで、アメリカ大統領選は誰を副大統領に選ぶか?が結構大事で、バイデンさんは早々に女性を副大統領に、と宣言で会場を沸かせた。女性で有色人種のカラマ・ハリスなどだと、バイデンさんの弱点をカバーできるので期待されている。
副大統領氏名は、ライバル候補に降りてもらうためのディールという側面もあり、党内をまとめる意味もある。大好きなドラマ民主党支持派の理想のホワイトハウスを描いたシリーズWest Wing(邦題ザ・ホワイトハウス)で、若いラテン系の大統領誕生の際、副大統領ではないが、国務長官に、対立候補であるが尊敬している共和党の重鎮に申し込んだ、というシーンがある。この数年後に誕生した初の有色人種大統領であるオバマ氏は、この選挙のライバルであった、ヒラリークリントンに国務長官就任を申し込んだ。オバマ氏はこのドラマの大ファンだ。
話が脇道に逸れたが、何が言いたいかというと、今回の山本太郎氏の副知事候補宣言。山本氏は大統領選のような、こうした交渉を行わないだろうか?自分が都知事になったら、宇都宮氏に副知事を、お願いしたい(宇都宮氏は、山本氏に副知事にとは言わないだろうが)、など、”ドラマ”チックなことを考えていたら、本当にやったよ!!この人。
討論の最後に、副知事候補は?と聞かれ、自分が知事になったら、宇都宮氏と小野氏に手伝って欲しいと述べた。こういうことをしゃらっと言えるのは、人タラシ山本太郎である。宇都宮氏は、自分のやりたかったことの先進できる道筋が、小野氏は景観を積んで時期都知事への道をつけられる。彼にとって悪い話ではない。宇都宮氏も副知事オファーを仕返して対等に持ち込まないと食われそうだ。どちらも、互いに小池都政の正常化に向けて、手を携えて、まっすぐ論戦してほしい。もし弊害があるとすれば、今回の山本氏にムカついている立民の横槍くらいか。
どちらにしても、小池劇場に対抗しうる、ドラマ作りが流石だ。こういうことをするから侮れない山本太郎だ。いつも最初は眉をしかめられるのだが、いつのまに巻き込んでしまう。健闘を祈る。
宇都宮・山本両氏、悔いのないように、真剣な政策論争に都民を巻き込み、小池氏の金メッキをボロボロに剥がしてしまえばいい。そして、最後に一本化することが望ましい。
2陣営、リサーチを怠らず、予備選的な形で調整を取ってほしい。党のメンツなんて持ち出さ梅でほしい。
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