密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

国家公務員が、他国でヘイト 安倍政権は公式謝罪すべき

いい大学を出て、官僚になり、国政に携わる人間の内側が腐っていては、行政が腐っていくのも当然か。厚生労働省の武田康祐・賃金課長課長が韓国・金浦空港で酒に酔った上、
暴行と、ヘイト発言を撒き散らし、拘束されたという驚きの、というか、この政権にくさらされた官僚組織ではさもありなんというか、の大乱行。
韓国のTVニュースでその様子が放映された。

만취 일본인, 공항서 물건 집어던지고 발차기 폭행 난동


この件に関する報道は多々あれど、安倍総理がこの件に関してコメントをしたというニュースは聞かれない。

厚生労働省は20日、賃金課の武田康祐課長(47)が韓国の金浦空港で空港職員とトラブルを起こし、現地警察の取り調べを受けたと発表した。酒に酔って暴行したとの情報もあり、本人から詳しい経緯の確認を進めるという。厚労省は武田氏を同日付で大臣官房付に異動させた。


 厚労省によると、武田氏は今月16~19日に韓国を旅行し、帰国直前に金浦空港でトラブルを起こして警察に一時拘束された。現地の報道では、酒に酔った状態で搭乗しようとした際に空港職員に止められ、職員に物を投げたり蹴ったりしたとの情報があるという。武田氏は19日に帰国した。


 武田氏は国家公務員1種試験に合格し、「キャリア」として1995年に旧労働省に入省した。内閣官房働き方改革実現推進室参事官などを歴任し、2017年8月から賃金課長を務めていた。厚労省人事課は「幹部職員が海外でトラブルを起こしたことは誠に遺憾で、おわびする」との談話を出した。


ただでさえ悪化している日韓関係、こういう場合は厚労省人事課の談話で覚ませるのではなく、安倍政権として総理大臣が公式に謝罪するべきだ。官僚でなくて、一般市民でも国の代表がコメントを出すケースだと思う。国内不祥事ではない他国での不祥事だ。


もし、日本人が特に国家公務員・官僚が、JFK空港で、酒に酔って暴行し、『I hate America!!』と連呼し逮捕されたら、安倍総理は、当然平謝りにコメントを出すだろう。


政府の中枢で行政立案に携わる人間が、他国で不祥事を起こし、当事国に対するヘイト発言も行ったのだ。韓国の人々にとっては、やはり日本人は、、、と思っても仕方がない。日本の一部の人たちは、韓国を嫌い悪くいうが、実際ひどいことをしているのは日本人の方だ。子供達の学校に押しかけ、スピーカーでひどい言葉を投げつける。在日の人たちが商売をしているところに押しかけて、大音量で脅し、営業妨害をする。あまつさえ銃撃までされる。今回の件も、この武田氏は韓国の人に何かされた、というわけでじゃないだろう。彼からの一方的暴力だ。だいたいそんなに嫌いなら、なぜ韓国に行く?


多くの嫌韓の人は、自分の体験で嫌いになったわけではなく、根拠のない噂や、歴史修正主義によって、被害妄想を膨らまし、それを口実に自分たちのストレスを叩きつけているだけだ。そんなことをすれば、歴史上の遺恨でなくても、相手に嫌われて当然だ。


彼ら超保守な人々が掲げる、日本人は道義があって、正しい行いをする素晴らしい民族だいう優位性の主張・誇りと、自分たちのやっていることを、比較してみればいい。


この件で安倍総理が何も言わないということは、隣国を侮辱する、ヘイト行動を容認する
ことに等しい。都合の悪いことは知らんぷりの安倍総理、きちんと自分の役割を果たしたらどうだ。


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