密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

安倍氏、前原氏、小池氏、は責任を取るということの意味を理解しているのだろうか?

昔の政治家は、すぐ辞任した。それはそれで無責任かな?と思っていたが、責任を口実に地位に恋々としがみつき、さりとて、そこに居座ることで、状況を好転させる具体策もないのだから、辞任よりひどい。
辞任したら許されるわけではなく、まず辞任して、責任ある立場を他の人に譲り、その後に、刑事罰なり、道義的責任が大きければ個人として償う、が筋だろ。


安倍氏のように、逆ギレの勢いで辞めると言ってしまって、それを審議されたくないので、権力を使って、国会審議を潰す。権力の座に居座り続け、権力で忖度を喚起し無言の圧力を加え続けることができるのだから、やめたら己が身の破滅?


こうした人たちは、自分の間違えを絶対認めたくない。だから辞めるのは無責任、などと誰も望んでいない地位の続投に執着する。


前原氏は、記者会見でも「想定内」発言や、此の期に及んで、まだ自分がリーダーシップを取ることが責任という、ピントのずれた発言をしている。党のトップとしての判断力に大きな欠陥があり、党員もうリーダーとして付いて行くつもりは”サラサラ”ないだろうに。厳しい質問が出ると、なぜか笑う。アイデンティティーが崩壊しているように見える。 責任とは、まず自分したことを検証し、その非を受け入れ、期初も言っていたが自責の念を表すことが、最初ではないのか?



民進党・前原代表記者会見 2017年10月22日


最近の政治家は、ここを飛ばして、辞めることは無責任、続けることで結果を出して行くという詭弁ですり替える。こういう連中が多いから日本は歴史修正主義の国になっているのだ。


そういえばこういうことを言う人は、極右、愛国、を標榜する人たちがという共通点がある。


敗戦の陣に長居は無用とパリにトンズラの小池知事も、ケネディー前大使相手に、女の共感を促すコメント。 ”ガラス天井との戦い”なんていうのは、自立して、男性の庇護を受けず、堂々とその能力で渡り合い、しかしマッチョな男に憎まれるヒラリーが入ってこそ説得力がある。毎度権力のある男性にくっついて、のし上がってきた観のある小池氏にはそぐわない。もちろん強い女性なのあろうけれど、その強さ、したたかさは、”黒革の手帳”的なものだろうと思う。女性であれば、そういうしたたかでのし上がるのが今までの日本女性のやり方とも言えるが、私は田中真紀子的ハンサムウーマン(まあ父親のバックグラウンドも否めないが、それでもあの迫力はいい)が、ガラス天井を破壊してズンズン進む社会になってほしい。


もとい、その小池氏は言うに事欠いて”鉄の天井”とは、、、。


パリを訪問している希望の党代表の小池百合子・東京都知事は23日、キャロライン・ケネディ前駐日米大使と対談し、惨敗した衆院選について「都知事に当選して(女性の活躍を阻む)ガラスの天井を一つ破った。都議選でもパーフェクトな戦いをしてガラスの天井を破ったかなと思ったけど、今回の総選挙で鉄の天井があるということを改めて知った」と語った。


小池氏は温暖化対策などを話し合う国際会議でケネディ氏と対談し、女性活躍についての質問に答えた。


 会議後、小池氏は記者団に「鉄の天井」の発言の真意を問われ、「厳しい戦いであったという一つの表現。女性だからということと直接関係ない。いい試練で、多くを学ばせていただいているとポジティブに考えている」と説明した。


 また、小池氏は街頭演説の際に女の子から「将来、政治家になりたい」という手紙をもらったと明かし、「若い世代が政治に主体性を持つことを感じてくれた。それだけでもキャンペーン(選挙戦)をやったことが正しかったかなと思う」と述べた。(パリ=野村周平)


そしてこの人も、代表辞任は無責任として居座ることを、しかし、希望の党の議員承諾のもと和やかに決めたようだ。付和雷同な人々はどんな状況でも付和雷同する。


責任のコンパクトな意味
1 立場上当然負わなければならない任務や義務。「引率者としての責任がある」「責任を果たす」
ーしかしその能力・判断力において、任務を果たせなかった場合、立場を辞するべきである。
2 自分のした事の結果について責めを負うこと。特に、失敗や損失による責めを負うこと。”溶けた年金”税金の膨大な損失 無作為の原発推進による事故、及びその事後処理、野党第1党の選挙期間中の解体による大きな損失 どれも取り返しがつかず、一個人で責任が撮れようはずもないのに、この上まだ続けて、厄災を広げるのは、思い上がりであり、権力欲のエゴである。

3 法律上の不利益または制裁を負わされること。特に、違法な行為をした者が法律上の制裁を受ける負担。主要なものに民事責任と刑事責任とがある。
これについて、安倍政権下では、特にしっかり責任を負ってもらわなくてはならない人間が野放しになっている。


こういう根本的な認識、倫理観の欠如がこの国の中枢にはびこることが、日本の劣化を生んでいる。


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