密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

追い詰められて牙をむく安倍政権の無法・都議会戦自民惨敗で臨時国会へ

事が終われば、綺麗に話題を払拭。国民の目から、国家の私物化問題を遠ざけ、反造官僚を粛清。一部の責任を押し付け、見せしめのトカゲの尻尾切りで万々歳。
我が世の春はまだ続く。目指せ悲願の改憲だ。と、安倍総理は胸をなでおろしているだろうか?


3時間の集中審議では、メディア編集用のプロパガンダ、演説を質問と関係のない要所要所で長々とぶち上げ、ヤバいところは、側近に回し、”私が決めた!!””私に聞け”となぜか異常に息巻く山本特区担当大臣。


ところが勢い余って、”文科省出向者スパイ発言”や「萩生田関与の言い訳を署内に飛び交っている噂を確認せず送った」、という言い訳に、小池氏から「なぜ、何の関係もない萩生田氏の名前が省内を飛び交っていたのか? まさに関与の証拠ではないか」とグウの名も出ない切り返しをされ、『前川さんは歪められたと言っているが、それなら抵抗しなければいけなかった。それをやらなかった』前川氏攻撃。 小池晃議員に「そこまで言うなら前川さん呼びましょう。自公はなぜ証人喚問に反対するのか!!」怒りを込めて発言。
これこそ国民の声の代弁者。証人喚問・閉会中審議を強く求めた。


むかつきすぎて落ち込むことが多い日本の状況。小池氏の質疑で溜飲を下げる。
隣の福島哲郎議員の大喜びのリアクションが面白い。彼も溜飲を下げているようだ。

加計問題 官邸の意向明らか


しかし、集中審議は、野党側が圧倒的優勢であっても、3時間足らずで、しかも疑惑・隠蔽の証拠はどんどん出てくる。その上、国会閉会で、この集中審議はメディアが編集し、岩盤規制に穴お開けるとブチあげる、安倍総理の全く質疑無視の演説を切り取って伝えれば、国民は納得しなくても、時間が解決してしまう恐れもある(それが狙い)。


中間報告のような無茶をし、文章提出を拒み、先延ばしし、証人喚問に一切応じないしその理由も言わない、もう無茶苦茶な政府が、この政権の危機に臨時国会開催要求は何が何でも潰しにかかる。閉会中審議も然り。こんな奴らには、法律も正義もあったもんじゃない。


ただ一つ彼らにダメージを与えることができるとすれば、今月末の都議選で自民党議員を落とすこと。 国政選挙ではなくても、日本の首都東京の都議選でもぼろ負けすれば、首相の責任を問う動きも出て、自民党内の批判、反対勢力も起こってくる。野党の勢いも増し、自民でも安倍下ろし、公明党のいい方に回りたい思惑で 臨時国会要請を無視できなくなるのではないか。
できれば、共産党が大躍進すれば、ダブルパンチの脅威になる。


文科省官僚の人たちの反造は、人生を狂わせる大きなリスクを負っている。官僚の誇りと、人間としての尊厳の発露。官僚の人たちの中には、純粋に国のために働きたいと志のある人たちもいることが信じられる。そういう人たちを負け犬に貶めてしまう社会に未来も希望はない。人間は良きものに感化される。そう信じたい。 今一番文科省に感化最もされるべきは、NHKだろう。


もういい加減、気づいてもいい。共謀罪は、国民の不満を抑えコントロールするために作られた法律で、これからもっと国民無視の政治、搾取を行うためのツールなのだ。


都議会選は、これまでの与党自民の横暴に対する国民の批判の象徴になる。東京都だって、自民公認知事の都政の私物化で怒りが渦巻いている。


都議選の結果に自民批判を加えて、閉会中審議そして秋の臨時国会へ、それなら、まだまだ大きな熱を持ち続ける加計問題+安倍政治私物化の数々。


東京都民の皆様には、無関心・諦め・馴れ合いを捨てて、傲慢政権に一矢報いる選択をしてもらいたい。



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