何のために?拉致被害者家族をトランプに合わせる?安倍晋三の欺瞞
大事な大事なトランプさんが来日する時に、自分が首相じゃないかも、って考えないのかなぁ。拉致被害者家族の横田さんご夫妻をトランプと会えるようにアレンジするなら、
その成果として、トランプに北朝鮮への軍事攻撃をテーブルの受けから引っ込めてほしいと、交渉するべきだろう。安倍晋三は拉致被害者をことあるごとに持ち出し、自分の英断の手柄のように宣伝したりしていたが、実際何の成果も示せていない。
それなのに、対話を否定して強硬策をとる、アメリカを煽る、それが北朝鮮にいる拉致被害者の人生をどう左右するのか、考えないのか? 日本が宣戦布告した後、アメリカ国内の日本人移民は、収容所に送られた。ただこの措置は、一般国民からのヘイトクライムからの保護の側面もあったことを、ルーズベルト・ライブラリーの写真展を見てわかったが。北朝鮮関係では、日本は人質をとられているも同然なのに、米朝戦争になれば、彼らがどのような処遇に合うかわからない。ひどい処遇はまぬがれたとしても、国内が戦火になるのだ、家族は胸が引き裂かれる思いをする。それなのに、国連で攻撃的に北朝鮮を恫喝まがいのスピーチをするなんて、どういう神経をしているのかと耳を疑った。
拉致被害者のご家族は、疲れ果てている、それでも注目を集められるなら、忘れられないための、どこへでも出かけ、誰とでも合う。トランプに会うのも、嬉しいわけでもないだろう。気持ちがいいのは、『ほら、アメリカ大統領があってくれますよ』と自分のアレンジを得意になっている安倍晋三だけだ。
ブッシュ氏・オバマ氏とあっても何も変わらなかっただろう。トランプとあって、かわいそうな人にいい顔をしたいサイコパス・トランプと、自分のことしか考えないサイコパス安倍の間で(彼はその場にいないかもしれない、そう望む)じっとかみしめたように佇み、一縷の望みを託さなければならない横田さんご夫妻がお気の毒だ。
ただその場に安倍晋三以外の人間、しかも自民党でない首相がいれば、トランプの暴走を止める会見に変わる。
この問題を、天木直人氏が、自身選挙演説で告発、応援の蓮池透さんも発言。
安倍晋三がいかに、拉致被害者の問題を自分に利用し続けてきたかを、そして今回のトランプとの面会アレンジも政治利用と断じている。
前半の天木氏の訴え。
後半の蓮池氏の訴え。拉致問題を挟んで、また安倍氏が議員を辞めると啖呵を切ったらしいが、のちに証拠が出ても、まだ続けている。民進党の議論の詰めの甘さの原因も指摘。
北朝鮮拉致被害者を見殺しにした安倍晋三/2017年10月14日 立川駅前 新党憲法9条 天木直人✕蓮池透の応援演説(4/4)【衆議院選挙2017 東京21区】
残念なのは、天木さんはいつも、孤軍奮闘感が強い。元外務省レバノン特命全権大使。
統一候補になれないのだろうか?統一候補を申し出たが相手にされなかった(チョット独善性が強いかも、それに2005年の選挙では、民主党には自民党への吸収合併を要求し、共産・社民両党へは「潔く消滅せよ」と解党を促したというんだから、後任は無理よね。)、とご本人の弁。問題提起のための立候補のようだ。こういう強いキャラクター、正義感、猪突猛進、といえば山本太郎、彼のように、辻説法に立ち、次期選挙で立派戦える地盤を作るのがいいと思うけど。
正しいことを言う人、性格の強い人、そして独善的で好戦的な人は日本社会ではとみに生きづらい。いいパートナーやスタッフを育てて、勝つ気で選挙にでてほしいし。そして拉致被害者とご家族のために国会論戦を戦って政府を築き上げて動くようにチャックほしいです。
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