森・加計小さな問題 では”大きな問題”のただ中、解散総選挙は愚かではないのか?
昨夜は、トンデモトランプが国連演説で何を言うかで良識あるアメリカ市民は大変ナーバスな夜を過ごした。トンデモはトンデモではあるが、数ヶ月前から言っている(警告を西し続けるなら)北朝鮮を壊滅させる発言を繰り返した。国際社会は昨今アメリカをまったく信頼していないそうだ。賢明な判断だ。
さて、傲慢舌禍の二階幹事長の傲慢トークAgain。
自民党の二階俊博幹事長は19日の記者会見で、学校法人「森友学園」と「加計学園」をめぐる疑惑について「小さな問題」との認識を示した。
衆院解散が断行されれば、野党側は国会で追及する機会が奪われるだけに、強く反発しそうだ。
安倍晋三首相が衆院解散の意向を固めたことに対し、民進党など主要野党は「森友・加計の疑惑隠しだ」と批判している。これに関して二階氏は会見で見解を問われ、「野党がおっしゃるのは自由だ。われわれはそんな小さなというか、そういう問題を隠したりすることは考えていない」と反論した。
一方、自民党の石破茂元幹事長は19日の読売テレビの番組で、疑惑から「逃げ切れるかどうかは分からない」と語った。石破氏は「まだ納得していない国民が多い。きちんとした説明ができるかだ」と指摘した。
北朝鮮危機を大きな問題としているのなら、なんでそんな先の見えない渦中に、解散総選挙をするのか?というのが当然の疑問。
家庭の中がゴタゴタで、家計は火の車なのに、会社が一大事で家に帰らず湯水のように交際費を使い、家にお金を入れないお父さんが、「今、仕事が忙しいんだ、くだらないことをガタが言うな」と怒鳴り散らす状態に近い。
そういえば、安倍首相は、以前にも、「なんで?」解散を断行した。本人『アベノミクス解散です。』と宣い、「消費税先送りの是非を問う」など美味しい餌を掲げて、人のいい国民は自民を勝たせた途端、『国民の信を得た!!」と安保法制などの悪法を強行採決で成立させまくり、政権の都合のいいように全てを変えていった。その膿の一部が噴き出したのが森・加計問題に見る政治の私物化だ。それを”小さい問題”と認識する自民党はどんな大きな問題を解決できているというのか?
オリンピツクなども、イージーで利権ありきの計画によっていくらの血税をドブに捨て、北朝鮮問題も、韓国からでさえ、おかしいと思われるような不必要な大騒ぎを作り出し、単にを作り出し問題を大きくしているのが現政権だ。しかも隠蔽体質密室政治。
選挙の勝利を白紙委任の証人と勘違いしている。森加計を小さな問題というのなら、何が大きな問題で、それなら政府を挙げて取り組まなくてはいけない時に解散の無責任。
まったく理屈が通らない。
憲法も法律もある程度の良識に則って作られているので、そうした良識を無視できる人間たちが屁理屈で歪曲運用をしても止める術がないのが現状。
このまま、こうした人間たちに国を引きずられて行けば、大きな悲劇に突入しかねない。
安倍総理の”今なら勝てる”の読みを覆えす選挙結果にしなくてはならない。
自分の議席にしがみ浮いて、”これなら勝てる”で右往左往する民進党右派、離党議員に頼らず、政党としての受け皿という考えを捨て、心ある野党と市民連合+地域の市民団体は共同で、よく吟味して、安倍政治で壊れた日本を救う志のある候補を丁寧にたててゆくことが、コツコツと勝利を積み重ねてゆくことが、今回の選挙の姿勢ではないか?
森・加計問題を小さなことと認識し、答弁拒否、証人の封じ込め、証拠の破棄をする政権を支持できるのか?まずこれが大きな投票の指針の一つだろう。
国民を無視し、バカにした政権への怒りを投票行為で表そう。 安倍やっていることなど、ただの目くらましの積み上げにすぎないことは多くの人がわかってきている。
自民党候補を落選させよう。野党はこの国民の思いをまとめられる候補を擁立することが使命だ。このまま、安倍一派になめられ続ける道を選んではいけない。
大きな問題の、北朝鮮危機に対し日本のポジションは大したことはない。逆に邪魔なのだ。だから、こんな渦中で解散総選挙なんてことを言い出せるのだ。語るに落ちた嘘つき無能政権を追い落とそう。
ランキングに参加しています。宜しかったら、両方を
クリックしていただけると嬉しいです。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。