志位委員長に議論で負けて首相逆切れ?南スーダンPKOでの任務拡大検討を表明
3日の予算委員会に老いて,志位委員長は南スーダンPKOの実情を示し、
政府が自衛隊を派兵している南スーダンの実態を全くつかんでいないことを,明確にし、
政府軍持て期待している現状、参加5原則にも違反し,自衛の為の武装は武力行使ではないとする安倍首相の論理も当てはまらず,明らかな武力行使であり,憲法に違反する、
と示した。これに対して政府側は,スーダンの実態を矮小化し、志位委員長の指摘,糾弾に、何ら整合性のある反論する事が出来きず,曖昧な同じ答弁を繰り返した。
志位氏はそんな認識で自衛隊を派遣している事が問題、政府攻撃、紛争,全て事実をあげて問いただしているのに、武力の行使を認めない。私はここに,この法律の危険性があると思っている。こんにちのPKO活動は,自衛隊が参加できるようなものではますますなくなっている。住民の保護救済は重要だが,日本の貢献は9条の上に立った非軍事の平和的貢献に徹するべき。国連人道支援機関の方に最も協力すべき。 戦争法廃止が急務、と訴えた。
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こうした場合の政府の対応としては、自分たちの認識の甘さを反省し,真摯に派遣を再検討することが、当然の対応であるのに、まるで、論破された悔しさを打ち消すように,真逆の検討を行う事を表明した。明らかな国会無視、これでは国家以上の論戦、国会の内閣監視は機能しない。 野党が色々言っても,権力は私にある
東京新聞;南スーダンPKO、「駆け付け警護」が任務に 首相、検討を表明
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201602/CK2016020502000137.html
安倍晋三首相は四日の衆院予算委員会で、アフリカ・南スーダンで国連平和維持活動(PKO)に従事する陸上自衛隊について「新たな法律が通ったわけだから、任務の付与について検討している」と述べた。安全保障関連法が三月末までに施行されて以降、実施可能となる「駆け付け警護」など、武器使用を前提とした危険性の高い活動への任務拡大を検討していることを明らかにした発言。首相が南スーダンPKOでの任務拡大について、具体的に言及したのは初めて。
安保法では、武装集団に他国軍などが襲われた場合、PKOに参加中の自衛隊員が駆け付けて保護する「駆け付け警護」や、監視や巡回、検問を行う「治安維持活動」を解禁した。武装勢力と衝突する危険性が高まるため、これまで正当防衛や緊急避難などの場合に限られていた武器使用制限を緩め、妨害者を撃退する権限も認めている。 予算委で首相は、新たに加える任務の具体的内容や時期について「政府内で慎重に検討を進めていく必要がある。現時点では任務拡大の要否も含め、方針は決まっていない」とも述べた。
駆け付け警護や治安維持活動は、安保法が施行されればいち早く実施されるとみられている活動。安倍政権は、安保法に基づく任務拡大が夏の参院選に影響を及ぼす懸念や、隊員の訓練などの準備に時間が必要なことを考慮し、任務拡大は秋以降に先送りする方針を固めている。
共産党の志位和夫委員長は「これまで自衛隊は(PKO活動で)一発の銃弾も撃たず、一人の死者も出さないできた。任務拡大となれば戦後初めて殺し、殺される危険が現実になる」と懸念を示した。これに対し首相は「(一九九二年に)PKO法が成立した時も(反対派は)そう主張していたが、実際はそうなっていない」と反論した。 これに関連し、政府は四日、今月末に期限を迎える南スーダンPKOへの陸自派遣について、十月末まで八カ月間延長する方針を自民党会合で報告した。国連の活動期間延長に伴う措置。実施計画の変更を近く閣議決定する。
<駆け付け警護> 離れた場所で武装集団に襲われるなど、危険にさらされた非政府組織(NGO)、PKO活動中の他国軍隊などを自衛隊が駆け付けて保護する活動。政府は武装集団が国や国に準じた組織でない限り、自衛隊員が武器を使用しても憲法上禁止された「武力の行使」に当たらないと解釈している
安倍首相は 志位委員長への数少ない反論として(都合が悪くなると、中谷大臣、岸田大臣のふって,逃げ回った。)共産党は起こると云っても、今まで起こらなかった、歴史が証明している。武器使用は厳格な規定があり,相手に危害は加えない。と宣っている。たまたま、今までは、犠牲者が出ず、
しかも,憲法9条のもと、戦闘地域での活動はなかった。しかしそれでも実情は、氏の危険と隣り合わせの事が何度もあったと聞く,これをして”今まで起こらなかった”と云う.事実を、”歴史”と解釈し、”歴史が証明している”などと.言うに至っては,日本国首相の日本語能力を大きく疑われる。かつ,平気で国会でこんな事を発言する,知的能力も疑われる。 こんな人間が自衛隊員の命綱を握っているのだ。彼らの為にもこの暴走を止めなければならない。
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