密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

協賛しているのに、金額不開示 何のための協賛

よく、アメリカでは、我が社は**に協賛しています。CMがある。協賛は、企業イメージのアップ、宣伝を含めてのもので、誇らしく宣伝すべきことだ。
我が**者は難民支援を行なっています、発展途上国の学校建設行なっています、など。
もし、どのくらいの資金であるかを求められれば、開示するだろう。


アメリカの伝統的といつていいクリスマスに観る映画、”34丁目の奇跡”で、Macys(歴史の古い有名デパート)が、クリスマス商戦で、自分たちの扱っていない商品を扱っている他のデパートをリスト化して、顧客に紹介、それによって、Macysの信用と好感度が上がり、他社を圧倒するエピソードがある。協賛なんてものは、このように行われるものだと、企業も心得ているべきだが、そんな協賛を行なっていて、幾ら出しているか言えないのは、それによって、協賛金を上回る利権を得れば、言えないだろう。これは特にオリンピックなどは汚職に等しいし。


いくら、どんな分野で(ユニホームなどロゴ入りで提供などのはっきりしたwinwin支援も含め)は、堂々と公表して評価を受けるべきだが、開示できないのは、開示すれは、それ以上の利益が供与されている事実が追求される可能性があるから?


後ろめたいから隠す。どんな理屈をつけても、その基本は隠せない。



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安倍超訳外交・TAG捏造

このブログを始めたきっかけは、安倍首相訪米の際の、米側の反応と彼の発言・オバマ大統領(当時)の発言の日本国内への恣意的に歪んだ報道にいたたまれなかったからだ。


安倍政権超訳外交はひどすぎるが、これは外務省がイニシアチブを握るために長年行ってきた手法でもある。なぜか日本の大手メディアは、当然全てを開示している(国家機密に関わることは別だが、スピーチ・発言・声明とうは、多くの部分で公明公正に開示している)ホワイトハウスホームページのチャックを行わない。


古賀英明氏が、自身で通商に関する日米共同声明アメリカ側の正文をチャックし、日本政府の示す、”全く新しいお約束”TAGが、安倍政権お得の目そらし造語であることを看破した。

古賀茂明「安倍総理が日米共同声明に存在しないTAG(物品貿易協定)という言葉を使った理由」 - トップ ニュース


アメリカ大使館が、英文のみを正文と明記し、日本語の翻訳に”参考まで”と、endorsements(裏書き、支持、保証)を与えていないのも、彼らが日本の翻訳が、日本政府の都合による国内向けの超訳であるとわかっているからだ(ただその超訳ぶりは指摘しない、それは内政干渉になるからだろう。自分たちは関わらないスタンスを示すのみである。これはアメリカにいるとよく遭遇する距離感だ)


外国との関係は自分たちの都合のいいように捻じ曲げて、常に”成果あり”的捏造を繰り返す安倍政権。ネット時代だ、そんな嘘が通用していること自体、日本メディアの調査の怠惰の証明ではないだろうか。



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肥大した価値の裁断ストリートアーティスト・バンクシーの企み。

なんとも痛快というか、最近スター不在の現代アートシーンにおいて久々の、仰天の既存価値観の破壊(も、アートの重要な役ありである)が多くの観衆?の面前で行われた。



ストリートアートで世界的に有名なバンクシーの絵画が、オークションで落札された瞬間、自動的にシュレッダーが起動してズタズタに裁断されてしまった。


 ■「風船と少女」とは?



ニューヨークタイムズなどによると、それは10月5日、ロンドンのオークションハウス「サザビーズ」での出来事だった。バンクシーの絵「風船と少女」が、2人の電話入札者の競争の末、事前予想の3倍に当たる104万2000ポンド(約1億5500万円)で落札された。これは、過去のバンクシー作品の最高落札額と並ぶ額だった。


「風船と少女」は、赤いハート型の風船が少女の手を離れていく姿を描いたもの。バンクシーの代表作の一つとして知られ、2002年にロンドンの街中に描かれたのが最初と言われている。今回、落札された絵は、2006年にバンクシーから現所有者が購入したものだったという。


■落札の瞬間にシュレッダー起動



5日のオークションでは、「風船と少女」を競売人がハンマーを叩いて落札が決定するのと同時に、会場にアラーム音が鳴り響いた。額縁に仕込まれていたシュレッダーが起動し、「風船を持った少女」の下半分が裁断された。サザビーズは落札者の名前を明かしていないが、今後について話し合いをしている段階だという。


バンクシーは自身のInstagramに「破壊の衝動は、創造的でもある」というピカソの言葉と共に、オークション会場で撮影された動画を投稿。「オークションで競売にかけられることに備えて、作品の中に数年前、シュレッダーを潜ませていた」と明かした。


バンクシーは、オークションに否定的なことで知られている。バンクシーの壁画がオークションにかけられることも多いが、「ストリートアートは最初の場所で販売用に描かれてない限り、誰も売り買いしないように忠告したい」とニューヨークタイムズに話していた。


今回のパフォーマンスも、高値で美術品を取引するオークションに対するバンクシー流の挑発だったと見られる。


 ■逆に価値が上昇する可能性も


ワシントンポストによると、サザビーズのシニアディレクター、アレックス・ブランチックさんは「オークションの歴史の中で、芸術作品が落札直後に自動的に裁断されたのは初めて」としながら、「バンクシーに一杯食わされた」と声明を出した。
しかし、皮肉なことに「風船を持った少女」は、シュレッダーで裁断されたことで逆に価値が上昇した可能性がある。


MyArtBroker.comの共同設立者であるジョーイ・セイヤーさんはイブニング・スタンダード紙に対して「今回の騒動がメディアの注目を浴びたことで、この絵画は少なくとも50%以上は価値が上がり、おそらく200万ポンド(約2億9800万円)の価値があるでしょう」と話している。


サザビーズの運営側が、本当に額縁のシュレッダーに気付いていなかったかどうかは不明だ。サザビーズの欧州委員長で競売人のオリバー・ベーカーさんは「これは素晴らしいバンクシーの瞬間だ。誰が埋め合わせできるだろうか」と話している。


記事でも触れているが、この作品はこの瞬間に、歴史に残った。ルーチョ・フォンタナのキャンバスを切り裂く作品、環境を凌駕する巨大アートの台頭、コミックやキャンベルスープ缶をアートにし、便器や、掃除機を展示して何万ドルの価値をつけるなど、現代美術シーンは常に既成価値観の破壊を持って、発展してきた。 アートの価値は、固定した価値観の中で生きる人々に、衝撃を与え、行き詰まった人生に、一抹の涼風?を与える。ぐるぐる回る円周の人生観を螺旋に変える、岡本太郎氏の、”芸術は爆発だ”はある意味でアートの本質を突いている。


全部切断されなかったことを受けて、この作品はこの状態でアクリルケースをかけられて、都会将来(最終所有のコレクターが売却、あるいは寄付を承諾すれば)メジャー美術館の壁を飾るだろう。


価値の破壊といえば、アンディー・ウォーホールが、学生の参加イベントウォーホール流作品制作のワークショップを開き、その作品の出来に感激?し、全部自分のサインを入れ流通させてしまった、ということが数年前大騒ぎになった。これもウォーホールが仕掛けた時限式価値のシュレッダーだ。ウォーホールがあの世で大笑いしているだろうと思った。


さて、しかしアーティストは天使ではない。バンクシーもウォーホールも作品代金はちゃっかり頂いているのだ。その上で、アートしに残る破壊を見物している。
”天使のように大胆に、悪魔のように細心に”黒澤明監督の言葉どうり、天使と悪魔の共存こそ、成功するアーチストに必要な才能なのかもしれない。


とはいえそれがアートの全てではない、ということも、言添えたい。価値の破壊者ジェフクーンは現在もっとも高額な値段で作品を売るアーチィストだが、彼はそのお金で、豪華でクラッシックな住居で、買い集めた、ルネッサンスあたりの作品に囲まれ、英気を養っているようだ。破壊と創造という激しさもあり、崇高な美を求め行為があって、芸術は人間の尊厳の本質に抵触する大切な価値を持つ。


ともあれ、久々の痛快なニュースでした。


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