密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

余命ブログとその読者の関係

ときどきのぞいている小気味いいブログ ”simatyan2のブログ”さんが、弁護士大量懲戒請求をめぐる、煽りのブログ主と扇動されて懲戒請求を出し提訴に怯える人との興味深い対話(Twitter?)を載せています。示談金や訴訟金額の妥当性、”正義”という名の戦いのあり方を巡って、法律家や様々な人の間でも意見が分かれています。simatyan2さんはどちらかというとお灸を据える派のようです。また懲戒請求を勝手に親戚に名前で出したりなどトンデモないことになっていることも指摘されています。余命ブログについても詳しく書かれています。


ただ、私の今回の注目点は、高みの見物”余命ブログ主”と、彼に助けを求める”信者”さんらのやりとりの、とても悲しい内容です。

その部分を転載させていただきます。
「余命爺様
気になるコメントですので質問です。
「懲戒請求や川崎デモ関連の訴訟についても、余命自身は第三者で
あって、具体的な行動は、完全に、すべて個人の当事者責任に移行
している。」
てことは、佐々木亮弁護士一派が本気で訴訟を仕掛けたときはどう
すればよいの?
被告訴人側弁護団や取りまとめとかしていただけないんでしょうか。
とても恐怖を感じています」


別なネトウヨは泣き言を言います。


531マンセー名無しさん2018/04/30(月) 14:50:23.11ID:H/46BbOk
裁判止めるにはどうしたら良いかって聞いてんだよ
こっちは真剣に聞いてるのになんJ民がワラワラやってきて、人が苦しんでるところをバなかさして腹が立つよ
弁護士がブラック企業を批判してるからなんだ?右翼の家系ってなんだ?
高度プロフェッショナル制度を取り入れなきゃ日本は中韓に取り残されるんだから
外患誘致罪でも問題があるか?
こっちは余命が相手に俺の連絡先が通知されないて言うこと信じてマニュアル本も勝って懲戒請求送ったんだ
企業のエントリーシートより大変なんだったんぞ
余命も裏切るし、なんJのパヨクは工作するしどうすればいいんだよ
もう親は80超えてんだ 家にいられなくなるから絶対に知られたくない
バイトもやめされられるかもしれない
同じ保守ならば真剣に考えろよ


3風吹けば名無し2018/04/30(月) 15:10:26.00ID:yWuEZSeJ0
547マンセー名無しさん2018/04/30(月) 14:57:38.23ID:H/46BbOk
東京に住んでいるんだけど東京の弁護士に片っ端からやったから、断られると思う
どうすればいい?10万なんて用意できない


これらに余命ブログは言います。


「.....貴殿の質問は二回目になる。この関係の投稿が3件あるが、
いずれも初めての投稿で、かつ、第一次から第六次告発まで懲戒
請求や告発の記録が全くない。
個人の懲戒請求についての余命の立場はいやおうなく第三者である。
これは中学生レベルの常識であろう。
懲戒請求しているならともかく、していないのなら恐怖を感じること
はないだろう。
余命とは別に懲戒請求しているのなら取り下げればいいだけの話である。
「余命三年時事日記」
http://yh649490005.xsrv.jp/public_html/2018/04/22/2471-20180422アラカルト②/


示談金5万10万をポンと払えるなんて余裕のある方々なのか?と以前書いたが、当然、
払えないと悲鳴をあげる人もいるようです。匿名性を奪われ、家族や、職場に知られることを恐れるような内容もあります。当然でしょう。アメリカでもKKKで頭巾をかぶっていて、パレードの参加したのに素性がバレて、職場を解雇されたということもありました(この人も言い訳泣き言を涙ながらに訴えていました)。それだけ自分は顔を隠し、集団で人を理不尽に攻撃することは、世間に顔向けできないことだと、わかっているのに、”日本を良くするため”にやってしまう? 八十を超えるご両親がおられるということは50−60代でしょうか。同居されていてバレたら追い出される?悪事のバレた中学生並みの泣き言ですが、大人としての判断に大変な甘さがあることは否めません。ですが、この余命氏のなんとも言えない上から目線の冷淡な書きぶりには、言葉もない。非常に不快です。


ネット上とはいえ、信用していい人、信用できない人、それを見極めてお付き合いされる方が良いでしょう。傷つくのは自分ですから。これは選挙で票を投じる時も同じだと思います。


それと、やはり記事の中で転載されていた神原元弁護士のツイートがすごく気になった。
弁護士神原元
?@kambara7
私の手元にある懲戒請求者のリスト。これは他の事件の解決にもつな
がる貴重なリストである。
公安警察等公的機関で保管して利用すれば犯罪(主にヘイトクライム)
の抑止にもつながるかもしれない。
私個人の被害回復よりそちらに力点を置く考え方も悪くない。
そっちの方が正義にかなう。


弁護士という一般の人から見れば、知的権力者が、これも公安警察という言葉を出して、すでにオロオロしている素人を脅す。やりすぎではないでしょうか。公安にリスト提供を匂わせるなんて、安倍政権と同じじゃないですか。よっぽど匿名ヘイトな人たちに嫌な思いをさせられて腹に据えかねていた、ということなのかもしれませんが、弁護士が、自分に対立する個人情報を公安に提供するなんてことになれば、世も末だという感じがします。とにかく、どうか力点を置くならもっと別の方法を考えてください。正義は自分が疑わず標榜し振り上げた瞬間から劣化が始まると思います。こちらも不快ですし、ある意味危険だと思います。


今回のことで、匿名の自称愛国者の人たちの認識を変える機会でもあり、ここでも圧力は対話と理解を引き出す手段であってほしいというのは、甘すぎるのでしょうか。



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