密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

大阪12区補選、宮本岳志氏無所属出馬 野党はこの英断に応えられるか

森友追求の先鋒宮本岳志衆議院議員が、大阪12区衆議院補選に出馬を表明。しかも無所属で!!!これは共産党からの、野党は共闘すべしとの身を切る強いメッセージ。


自民党の北川知克衆議院議員が亡くなったことに伴い、4月21日に行われる大阪12区の補欠選挙に、共産党が宮本岳志衆議院議員を擁立すると発表しました。


大阪12区では、自民党の北川知克衆議院議員が亡くなったことに伴い、4月21日に補欠選挙が行われます。


日本共産党の志位委員長は、宮本岳志・衆議院議員(59)が辞職して無所属で出馬することを発表しました。


「あえて無所属で立候補して、他の党の皆さんのお力もお借りをして、突破口を開くという挑戦が必要」


大阪12区の補欠選挙には、これまでに無所属の樽床伸二前衆議院議員(59)と、日本維新の会の新人・藤田文武さん(38)、自民党の新人・北川晋平さん(31)が立候補を表明しています。


宮本議員は、功績も存在感も知名度も抜群で、勝てる候補。しかも、無所属出馬。この決断に、立民・国民は静観を決め込むなんて許されない。なんだか別の党に分かれても、かつての内輪揉めを引きずる立民と国民に対し、野党共同推薦候補の勝利実績を作るべく共産党からのアプローチでもある。


だいたい玉木氏は小沢氏と一緒になって、『野党が一つにまとまる』などと力説しているが、その中に共産党を入れていない感じがする。小沢氏もまとまる、は旧民主党が再び一つになり夢をもう一度、と考えている節がある。


それが民進党系がイマイチ人気が出ないところだ。すぐ”仲間”とかいうし。共産党の言うことはもっともなのだ。候補を下ろせ、支援推薦はしない。共産党をイロモノ扱いし、自分たちとはそんなに偉い?そんなに支持されている?国民民主など現在の支持率を見れば共産党に及ばない。


弱いくせに、内輪揉めと、排除、では国民の賛同は得られない。国民は、そんなタカビーな態度にもムカついている。反安倍の議員たちが手を携え、戦って欲しいのだ。


国民連合政府構想を打ち出して以来、志位共産党は、大道のために自己犠牲も行ってきた。忍耐も貫いてきた。それなのに、ステレオタイプなイメージを脱しきれず、小心姑息に共産党から距離を取り、うちわでまとめたい、でも誰がトップかみたいなことをやっている。そんな様子が感じ取れるから人気が出ない。


野党第一党の立民枝野氏が、一人区共闘、あとは切磋琢磨と言うのなら、それを立ててそうすればいい。国民民主党は共産党がしたように立民候補のある激戦区で候補取り下げできる?


今頑固な枝野氏への批判も強まっているが、、枝野・玉木・志位・小沢・又市の5氏で、野党共闘に対する公開討論をしてほしい。誰が、理不尽か、ぐずっているかよくわかるだろう。


ともあれ、共産党の放った、第三の矢(国民連合政府構想・候補大量取り下げ・宮本氏無所属出馬)をきちんと受け止めるべきだ。宮本氏は立民・国民自主投票でも勝てる候補である。ここで腰が引けるなどありえない。”義を見てせざるは勇無きなり”である。
そして、”仏の顔も三度まで”である。


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元号保秘で携帯取り上げ、自分たちに甘く他人に厳しい安倍政権らしい大騒ぎ

本日が元号発表の日になるのだろう(こちらはまだ31日だが)。
巷で懸念されている、安倍総理による元号私物化や皇太子との異例の回数の事前面会などなど、何を必死になっているのか、何を狙っているのか、とにかく騒ぎである。


政府は元号案の意見を聞くすべての関係者に対し、情報漏れがないように携帯電話などを一時的に預かる方針であることが分り当然、関係者からは反発の声も上がっていると言う。当たり前だ。
新元号保秘のためなら携帯も預かる…改元へ“厳戒” <テレ朝ニュース>
 政府は元号案の意見を聞くすべての関係者に対し、情報漏れがないように携帯電話などを一時的に預かる方針であることが分かった。ただ、関係者からは反発の声も上がっている。


 新しい元号が発表される4月1日まであと6日。菅官房長官が政府職員が墨で書いた元号を掲げて公表するという。すでに政府は国文学、漢文学、日本史学、東洋史学の4つの分野のなかから選んだ複数の専門家に新しい元号を考えてほしいと依頼。新しい元号は4月1日の当日、有識者や衆参両院の正副議長から複数ある候補について意見を聞いたうえで閣議で決定。発表は昼ごろになるとみられている。
 そんななか、政府が神経をとがらせているのが、発表の前に新元号が漏れてしまうこと。このため、当日は元号案について意見を聞いた有識者や正副議長に会議終了後、平成に改元した時と同様に部屋にとどまってもらうほか、携帯電話やスマートフォンも預かる方向で調整。さらに、一部電波の遮断も検討しているという。
 ところが、関係者によると、こうしたやり方に赤松衆議院副議長が不満を漏らしているという。赤松副議長は26日に大島衆議院議長と会談し、意見聴取を衆議院議長公邸で行うよう要請。その理由について、赤松副議長は周囲に「議長公邸は衆議院の管理のもとにある場所だからね、意見を聞いたら政府側はすぐに帰って頂きたい」と話している。安倍総理大臣は当日、談話を発表し、新しい元号に込めた意味などについて説明する見通しだ。


だいたい自分たちで秘密を保持しすぎる安倍政権。で蓋を開ければ、改ざん、恣意的解釈運用のし放題。元号なんて、混乱を招き煩わしいだけの代物と思っているワタクシにとっては、なんでこんな大騒ぎをするのか?と思う。多分国民絵のアピールが大きい政権イメージアップ効果絶大と捉えているからなんだろう。


してみると、もし、安などの総理の個人を想起させる文字を入れ込むことは、国民の反発を招き、逆効果、と考えるが、果たしてどうなることか。


浩宮さんも気の毒だ。多分彼は、父親同様に安倍横暴に嫌気がさしているだろうし、何度も訪ねて来られ、長々といろいろ言われても、それで、安倍氏に懐柔されることはないだろう。それでも天皇という立場から個人的意見を述べるわけにもいかない。天皇に人権はないという、悲しい宿命を背負い続けるけれど、前の記事に書いた、こうした発想も持つ、外柔内剛な方?

弟の秋篠宮さんとタッグも組んでいそうだ。父の意思を受け継いで平和国日本の象徴でいてほしいし、ご本人もそうでありたいだろうと思う。


新元号がどんなものになろうとも、それで時代がガラッと変わるわけもなく、新しい時代などと、平成最後期の大悪政、国の私物化、汚れきった行政が、無罪放免されるわけでは決してない。

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英国の電車内痴漢防止対策 「誰かが、私にそんなことをする権利があると感じていたことが信じられない」

アメリカでは、電車内の痴漢というのはマンハッタンでも聞いたことがない。日頃、自分を抑え、社会に順応しストレスを溜める男性が、痴漢行為に走る、のではないかと思っている。日本と英国はそうしたメンタリティーが似ている?


だが英国は路線に防犯カメラを設置しているようだ。そして設置されたない路線で、痴漢被害が起きているという。

確かに日本に近い満員電車だ。
ロンドン地下鉄で性的加害行為を受けた23歳の女性が、全車両に防犯監視カメラを設置するよう呼びかけている。
サラさん(仮名)は3月19日、セントラル線の車内で男性に腰の辺りをつかまれた。
地下鉄内の性的加害行為の4件に1件がセントラル線で発生している。他の路線と違い、セントラル線の車内には防犯カメラが設置されていない。
地下鉄を運営するロンドン交通局(TfL)は、防犯カメラがないことは「問題」だと認めている。
サラさんはオックスフォード・サーカスへ向かう通勤電車で被害にあった。初めはかばんがこすり付けられているのだと思ったという。
「そうしたら腰をつかまれた。後ろに立っていた男性が、勃起した性器を私にこすり付けていた」
「身体が完全にすくんでしまった。動けなかった」
「よくあること」
加害者の男性は、次の駅で乗客が増えたときにサラさんから離れざるを得なくなった。
ロンドン東郊ロンフォード在住で広報の仕事をしているサラさんは、リヴァプール・ストリート駅で降りて警察官を探した。
しかしイギリス交通警察(BTP)の職員はサラさんに、男性が捕まる可能性は低いと話したという。
「『よくあることだ。車内に監視カメラがないから、やってみても大丈夫だと思っている』と言われた」とサラさんは言う。
「よくあることだと分かっているなら、どうして車内に監視カメラを置かないのか」


2016~2018年にロンドン地下鉄各線で報告された性的加害行為の件数のうち、セントラルラインは群を抜いている。3年間792件(年264)、2位のビクトリアラインは521件(年約170件)。全10路線で一番少ないのはウォータールー・シティラインで6件(年2件) 



サラさんはロンドンのサディク・カーン市長に手紙を書いたが、まだ回答はないという。
TfLの広報担当者は、「車内の監視カメラ設置は有意義だと思うが、性的暴行事件の多くは、特に混雑する時間帯に特に混雑した車内で起きていることが分かっている」と説明した。
「混雑中に人物や行動を特定することは難しい。つまり、監視カメラは駅構内に設置する方が有意義だ」


ロンドン地下鉄の性犯罪を防げ 私服警官に同行取材
ロンドン地下鉄全11路線のうち、監視カメラが設置されていないのはセントラル線に加え、ピカデリー線とベーカールー線の計3路線。
TfLは、2023年までにセントラル線に、ピカデリー線では「2020年代」にカメラを設置する予定だとしている。一方、ベーカールー線では設置計画はないという。
残りの8線は比較的新しく敷設され、車両にも最新技術が使われているため、監視カメラが付いている。


ロンドン議会のシャーン・ベリー議員は、地下鉄車内の監視カメラ設置は「最優先事項」であるべきだと述べた。「加害者が監視カメラのない路線を標的にしているなら、非常に懸念されることだ」


BTPの報道官は、サラさんの加害者についての捜査は進んでいると説明した。サラさんによると加害者は身長188センチ、濃い色の短髪で、あばた顔だったという。事件はストラットフォード駅とマイル・エンド駅の間で発生し、加害者は灰色のスーツを着ていた。


BTPが被害者に名乗り出るよう訴えるキャンペーンを行った後、地下鉄での性的加害被害の報告は増加している。サラさんは今なお事件に「ショックを受け、動揺している」と話し、公共交通機関に乗るのは不安だと思うようになったと述べた。「誰かが、私にそんなことをする権利があると感じていたことが信じられない」と、サラさんは語った。
(英語記事 Tube sex assault victim calls for CCTV)


さて日本は、というと、一位の中央線が年間、ほぼ120件。ただ日英比較10路線とすると、日本はどこでも相当数の痴漢が発生している。加えて、これは地上線、こけれに地下鉄が加われば、どれだけの被害件数があるのか。また日本女性のメンタリティーは
英国女性と比べて、痴漢被害を公に訴えるのをためらうケースが多い。



日本でも車内防犯カメラの設置は有効ではないか、と思うのだが、安心できない(日本では車内で眠る人が多いから、寝顔を移されるのが嫌?)という声もあるようだ。
しかしそれこそ、寝ている間の置き引き、酔っ払いのご乱行、痴漢冤罪、等の防止、摘発にも役立つと思う。


痴漢という行為は、単なる性的嗜好ではなく(まあそういう人もいるかもしれないが)自分のストレス・鬱憤を見ず知らずの自分より弱い(であろうと想定される)相手にぶつける行為。ある意味匿名性の陰に隠れて、というネット暴言バッシングに共通する。
多分多くの人は、身元は明らかにされてらそんな暴言は履けないだろう。痴漢も自分の行為が記録され身元を特定される危険性がある中では、犯行を行うことの抑止になるだろう。


英国女性の「誰かが、私にそんなことをする権利があると感じていたことが信じられない」という怒りを果たして日本女性は持ち得るか? 悲しいかな男性の物扱いの目線・行為に、嫌な思いをしながら仕方ないと感じてしまっている。「誰も 私にそんなことをする権利はない。」と強く思うべきだ。 


レイプも、死ぬほど抵抗しなかったら、無罪という国である。常に男性の価値観で判断される、女性活躍?社会。 女性車両に難癖をつける、狭量で僻みっぽい男たち。また、男女平等を勘違いし、逆手にとって悪平等を押し付けるチープな男のいい例がこれ、都議会で“警察沙汰” 男性議員「女性議員に押し倒された」|日刊ゲンダイDIGITAL


弱者をいたわってこその人間だ。弱いから、劣っているから支配していいなどと考える人間が増えてきていることは嘆かわしい限りだ。男性も、女性も、いたわりと思いやりを忘れれば、単なる権利闘争だけになる。相手の立場、心情に対する想像力と、自分の能力に対する自負心、が、いい社会を支える、それが失われつつある世知辛い社会は、弱肉強食の新自由主義、大多数を搾取の対象にしてしまった社会の弊害だ。


政治を変えれば、世相も変わる。そうでなければ、日本はディストピアと化すだろう。


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