密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

振り込め詐欺はテロ? テロ対策という名の警察権力の拡大

アベ首相が、間抜けなマリオをやっている間も、菅官房長官は、粛々と国民支配体制に強化を進めている。『共謀罪』の目先を変えて『テロ等準備罪』
この『等』はお役所的な万能ワード。『テロとその他なんでも準備罪』ということである。このなんでもは、警察、政府が決められる。

 安倍政権は、小泉政権が過去3回にわたって国会に提出し、廃案となった「共謀罪」について、適用の対象を絞り、構成要件を加えるなどした新たな法改正案をまとめた。2020年の東京五輪やテロ対策を前面に出す形で、罪名を「テロ等組織犯罪準備罪」に変える。9月に召集される臨時国会での提出を検討している。


問題点は、<対象限定、定義はあいまい>


 共謀罪は、重大な犯罪を実際に実行に移す前に相談しただけで処罰するもので、小泉政権が03年、04年、05年の計3回、関連法案を国会に提出。捜査当局の拡大解釈で「市民団体や労働組合も処罰対象になる」といった野党や世論からの批判を浴び、いずれも廃案になった。


今回は、4年後に東京五輪・パラリンピックを控える中、世界で相次ぐテロ対策の一環として位置づけた。参院選で自民党が大勝した政治状況も踏まえ、提出を検討する。


オリンピック政治利用国内バージョン。テロ対策ならそこに限定すればいいものを、”等”
によって、諸々の犯罪に適用可ってもう法治国家じゃない。


 今回の政府案では、組織的犯罪処罰法を改正し、「組織的犯罪集団に係る実行準備行為を伴う犯罪遂行の計画罪」(テロ等組織犯罪準備罪)を新設する。


 過去の共謀罪法案では、適用対象を単に「団体」としていたが、今回は「組織的犯罪集団」に限定。「目的が4年以上の懲役・禁錮の罪を実行することにある団体」と定義した。テロ組織や暴力団、人身取引組織、振り込め詐欺集団などを想定している。


 過去の法案では、犯罪を行うことで合意する「共謀」だけで罪に問われていた。今回は共謀という言葉を使わずに「2人以上で計画」と置き換えたうえで、計画した誰かが、「犯罪の実行のための資金または物品の取得その他の準備行為」を行うことを構成要件に加えた。武器調達のためにパンフレットを集めるなどの行為を想定している。



 共謀罪に対しては、一般の会社の同僚らが居酒屋で「上司を殺してやろう」と意気投合しただけで処罰されるといった批判があった。今回は犯罪の構成要件を厳しくすることで、こうした批判を避ける狙いがある。ただ、「組織的犯罪集団」や「準備行為」などの言葉は定義があいまいで、捜査当局によって解釈が拡大される可能性は残る。


 また、対象になる罪は法定刑が4年以上の懲役・禁錮の罪とし、その数は600を超えるとみられる道路交通法公職選挙法にも適用されることになり、対象範囲が広いことも議論を呼びそうだ。


沖縄の基地反対運動、原発再稼働運動潰し、対立野党潰しに大いに役に立ちそうだ。
こうなるとテロ対策ではないことは明白で、白紙委任をもらった警察権力を従えた現政権の反対運動粛清、国民恫喝管理社会の実現だ。


 「テロ等組織犯罪準備罪」の罰則は、死刑や無期、10年を超える罪に適用する場合は5年以下、4年以上10年以下の罪には2年以下の懲役・禁錮とした。(久木良太)


なぜ、こんな政権に衆参大幅な過半数超えの議席を与えてしまったのか、、、、。
返す返すも残念だ。次期選挙でこの国の方向性を大きく正さないと、形ばかりの国会議論を、のらくらいい加減に時間を費やし、数の力で可決という、民主主義国家にあるまじき
ことがまかり通り続けるだろう。



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恥知らず内閣法制局、生前退位を改憲利用

もう、ひとかけらも法律に携わる者の正義やそれを行う責任を放棄している内閣法制局。
まことしやかに、生前退位には憲法改正が必要との見解を発表、それをまことしやかに、伝えるマスコミ

天皇の生前退位をめぐり、内閣法制局などが、将来にわたって生前退位を可能にするためには「憲法改正が必要」と指摘していることが新たに分かった。


 天皇陛下のお言葉を、安倍首相は「重く受け止めている」と述べたが、憲法との整合性をいかに保つか、難題にぶつかっている。


 政権幹部によると、憲法と法律との整合性をチェックする内閣法制局などは、生前退位を将来にわたって可能にするためには「憲法改正が必要」と指摘しているという。これは憲法の第1条で「天皇の地位は国民の総意に基づく」と定めていて、天皇の意思で退位することはこれに抵触するという理由。


日本国憲法 第一章 天皇


第一条  天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。
国民が全文を知らないことをいいことに部分抜書きで屁理屈?
「天皇の地位は国民の総意に基づく」この天皇の地位とは、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であること。つまり国民の総意によっては、この地位を変えられる。最悪の方向性では、国民の過半数が”現人神”であって欲しいと望めばそうなる。
現人神天皇を頂点に、無謀な戦争を行った、二度とそうしたことは起こしてはならないが、しかし、国民主権というのは、常に選択を国民に委ねているということ。
この天皇の地位は、そういうことで、生前退位があるかどうかは憲法は特に縛っていない。全ては第2条、
第二条  皇位は、世襲のものであつて、国会の議決した皇室典範 の定めるところにより、これを継承する。
にある国会の議決した皇室典範 の定めるところによる。
第1条で「天皇の地位は国民の総意に基づく」と定めていて、天皇の意思で退位することはこれに抵触するという理由
なんて詭弁もいいところ。


 一方、生前退位を今の天皇陛下だけに認めるのであれば、特例法の制定で対応可能だと説明しているという。


 政府は来月にも有識者会議を設置して、特例法を軸に議論を進める考え。


 菅官房長官「有識者会議の設置も含めて、どのように対応していくかということを、現在考えているところであります」


 一方、8月に行ったNNN世論調査では、「将来にわたって生前退位を認めた方が良い」との答えが77.0%に達している。政府はこうした世論の動向も見ながら、生前退位の制度化についても長期的な課題とすることを検討している。


長期的な課題って、今上天皇はご自分ご高齢を考慮して生前退位を求められている。
延ばし延ばしでごまかして、また国民が忘れるのを待つか、強引に改憲マターにできるか、馴れ合い子飼い”有識者会議”=”日本会議”で検討するつもりだね。


国民は、今上天皇のご健康とご心配とご負担を心にかけ続け、政府の引き伸ばしごまかしや、まったく詭弁の、改憲の必要などに惑わされず、真剣に政権監視、突き上げを行わなくてはならない。


野党も9月からの国会で、しっかり取り上げ、”国会の議決した皇室典範 の定めるところ”
なのだから、きちんと生前退位を制度化するように持って行くべきだ。
数の力でこれに反対の自公議員は、国民からの大きな非難を覚悟しなければならない。


だいたい、こんな、日本語はきちんと読める能力があれば、おかしいことがわかる、チープな、内閣法制局のごまかしを、指摘もせずそのまま垂れ流すマスコミは両論併記どころか、完全に政府の広報に成り下がっている。


国民はもう何か記事を見たら、そのまま信じずに、独自に調べてから考える習慣を身につけるべきだ。ラジオしかない国ではない、ネットでいろいろな情報が収集できるのだから。こういう国で情報統制、洗脳じみた世論誘導が行われることは、国民の怠慢と言われたも仕方がない。



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”つまらない男” 面白けりゃいいってもんでもないが。

蓮舫さん、これは明らかに失言。なぜかというと、”男”を使った部分 恋の鞘当てじゃないんだから。つい、日常の冗談のタメ口が出た?かな。日本は女性が下位にいるからそう問題にはならないが、公共で同僚を、”つまらない男”呼ばわりは、個人的関係の発露、あるいはセクハラにもなる恐れがある、"I like him very much but a little boring for me"って完全にbedスチュエーション、海外では注意しましょう。


”つまらない” 英語で言うと、boring=退屈な、うんざりする なんだろう。
野党共闘での煮え切らなさ、絶対はっきり物を言わない岡田代表には、本当に”うんざり”させられたが、最終的に腹が決まったと見えてからは、かなにバシッと決まった発言、ゆるぎない態度も見えて、これから、boring+stubborn(頑固)の良さが発揮されるうのでは、と期待もしたが、辞める時は早すぎるほど早く決断。


機転がきいてユニークを打ち出す蓮舫氏、でも線が細くて打たれ弱いのではないかと心配。後ろで支えてるのは野田元首相というのはもっと心配。そういうバカボン・パパ・バックを払拭し、原発0、野党共闘推進、共産党と連立など、ぐずぐず民進党をバッサリ切れればいいのだが。



オバマ大統領も、言わせれば”つまらない男”と言える。彼が就任した直後、新聞の風刺画担当のイラストレーターたちは悲鳴をあげた。なにしろ前任のブッシュ2は面白すぎる最低の大統領だった、それゆえ、彼の”馬鹿面” ”失言”など書くこと満載。そういえば、トンデモ・トランプもそういう意味では、相当面白いキャラである。


オバマ氏が上院議員時代に、著名人行きつけレストラン紹介番組で、彼の収録はあまりに真面目で、つまらなくボツになっていた(のちに大統領になって、録画が探し出され、ボツにした理由とともに、放送された)最近はその真面目さと意外なドジさが、ネタになっている。100%つまらない人なんていない。またつまらない人=無能では決してない。派手に自分を打ち出すのが上手いか、下手か(いや、派手にうち出すことを、、、自分に許せるか、許せないか、でもある)それだけの違いのような気もする。(他人を無視して、自分の話題だけ、とうとうと話す人は、論外。意外に多いんだ、アメリカ人には、 mouth diarrhea=下痢、なんて言われる。)


今、日本にもブッシュ2、トンデモ・トランプに負けずとも劣らない、アベ・ナマニク・ハッピ・マリオ首相がいる。これがドラマなんかなら、見ていて面白い悪役+おバカキャラなんだけど、現実となると笑えない。


蓮舫姉さんの男性観とは違うのだろうが、”つまらない男”が真に誠実であった場合、決してつまらないだけでは終わらない。そしてその上、勇敢で決断力があった場合、そういう人を伴侶に選ぶことをお薦めしたい。また、公共においては、市民の代表に選ぶべきだ。
派手な大声の裏には、案外小声の裏切りが隠されている。


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