密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

私記:えらい目にあった。薬は恐いなぁ、、、

この3日間、頭飛んでいる。もちろん違法ドラッグなどに手を染めているわけではなく、正規の処方薬、ただ、ドクターのミスで通常の10倍強さのものを飲んでしまったのだ。


職業柄、肩こりがひどく、検査で、筋肉の緊張が解けないということがわかり、そのための薬を出してもらっていた。小さな赤い錠剤でそれなりに助かっていたが、専門医から、主治医へ処方が引き継がれた時、10mgを100mgに間違えたようだ。


錠剤がずいぶん大きくなったなぁと思ったが、会社によって違うこともあるので、特に確かめずに飲んで、グループ展の展示に向かった。 即座に口が渇き、足元がふらついて、3mの高さの梯子にのってドローイングの展示に内心命がけの集中力を振り絞り、映像を設置し、最後に書類に作品タイトルとサインをする段になって、どうにもならないほどの症状に直面。


文字が判読できず、再生(書くこと)もできない。夫Dさんに代わってもらおうと、話しかけたが、ろれつが回らない。書類の代筆をしてもらって、もう帰ろうと立ち上がるが、まっすぐ歩けない。帰りの車の中で、ぐるぐる体を回していたらしい。そして家について、2秒で熟睡、17時間目覚めなかった。


症状が脳梗塞に似ていたので、もしやと疑ったが、薬の10倍摂取によるものだと判明。
未だに頭痛と眠気は取れない。


アメリカは薬が強い。だからよく聞くけれど、本当に怖いこともある。
より心配なのが、展示を一緒にしていた他アーチスト達に、ラリっていたと勘違いされていないかということだ(w)。



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「笑いは地球を救う」英ドラマ・Life's too short

障害のある人たちをドラマ的に、感動ありきで作りこむのなら、当事者が不快に思うのは当然だろう。誰も他人の偽善的自己満足や同情の対象になりたくないだろうし、自分のことは自分でしたい、誰かに頼まないで、自分だけの意思で物事を行いたい。
友人の全盲の音楽家が、『何がしてみたいと言うと、いきなり走り出してみたい』と言ったことがある。

番組では、自身も障害者で「感動ポルノ」の言葉で問題提起した豪州のジャーナリスト兼コメディアン、故ステラ・ヤングさんの「障害は体や病気よりも、私たちを特別視してモノ扱いする社会の方」との発言を紹介した。


 出演者は「笑いは地球を救う」と書かれたそろいのTシャツ姿。難病の大橋グレース愛喜恵さんを主人公にした模擬ドキュメンタリーも流した。生活の大変さや障害者になった衝撃、明るく前向きな姿を強調。本人の実感や意思を無視して「感動ポルノ」に仕立てられるさまを示した。


こうした、当事者からのユーモア(サーカズム)が発信されることは、とても大事だと思う。イギリスのドラマLife's Too Short は ドゥオルフ(発達障害?正式に医学的にどういう状態かわからないが、顔立ちは大人になるけれど身長が伸びない。全てが子供のまま成長が止まってしまう人たちはミジットと呼ばれている。)の俳優Warwick Davis の日常の葛藤(のように、多分オーバーに)ドキュメンタリー風にしている彼自身の企画ドラマ。彼の行動の原動力のプライドや見栄、意地が滑稽に、決して美しくなく、時に残酷な笑いを生む。しかしその葛藤が人間そのもので、誰でも持っている部分である。日本で放送したら抗議が来そうなほどエッジであるが、”かわいそうな障害のある人”を徹底的に否定する。

アメリカに住んでしばらくは、話せない、聞くことが理解できない、運転ができない、全て、夫Dさんの助けがいる状態になって、それが思いの外ストレスで、誰にも断らずに、助けを借りずに、物事をしたい!!、一個の人間として、対等に扱われたい!!という欲求と不満が渦巻いて大変苦しかった時期がある。その時、前出の音楽家の友人の気持ちが少しわかった気がした。


健常者の初めに感動的結末のストーリーに当てはめるドラマではなく、障害者の側からの発信をもっと作れるように、製作者側も視点を変える必要がある。



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築地移転、そもそもなぜ移転?

世界一の生鮮食品市場、築地移転。 なぜ移転しなければならないのか


築地移転の理由
施設の老朽化
衛生管理が困難
過密のために作業が非効率的


荷置き場所が不足し、一時的に荷を屋外に置かざるを得ないなど、商品の品質・鮮度保持の徹底が難しくなっているのも事実があります。


物流面においても、もともと、築地は鉄道輸送を前提に作られましたが、昨今の物流の主流はトラックです。このため、駐車場の不足や、トラックでの搬入・搬出スペースの不足が大きな問題となっています。


また、混み合った場内のいたるところで荷の積み下ろしなどが行われるなど、非効率的な作業が増えてしまっています。


しかし、豊洲移転には、深刻な土壌汚染が持ち上がっている。予定地は、見た感じでも水はけが悪く、地盤が緩そうだ。築地移転は20年前から、をかけて協議され始めた。
詳しくは20年の経緯を調査したこの記事を読んでほしい。

記事よりー


都が調査してきた移転候補地は、どこも「ふさわしくない」土地ばかりだった。しかし、「消去法によって、1つ1つ除外されていった」(業界団体関係者)結果、最後に残ったのが、「市場用地として最もふさわしくなかった」はずの、東京ガスの工場跡地である「豊洲」だったのだ。


築地市場は、日本・世界最大規模の公設の卸売市場。魚や貝などの海産物のほか、野菜、果物なども扱う「日本の台所」のような場所だ。驚くことに、当初、移転候補地を選択していく上で、「汚染」や「安全性」が考慮された形跡はない。




小池百合子東京都知事は11月7日に予定されている築地市場の江東区豊洲への移転について、来年1月以降まで延期する方針を固めた。


 豊洲市場が建設された東京ガス跡地では深刻な土壌汚染が発覚。都が約850億円をかけて土壌浄化作業を行い、地下水のモニタリング調査を行ってきた。小池知事はこのモニタリング調査の結果が出る前の移転について「大きな疑問を持っている」と指摘。市場関係者らと会談を重ね、今月16日には新旧両市場を視察した。


 市場関係者からは土壌汚染問題のほかに「店の間口が狭く、使い勝手が悪い」「豊洲は埋め立てた島にあるため、市場へのアクセスが不便」「年末の繁忙期を控えた時期の移転は支障が大きい」といった声が上がっていた。


 都関係者によると、小池知事はこうした状況から、移転の時期について、現在実施している地下水のモニタリング調査結果が出る来年1月以降に改めて判断することを決めたという。


一年で一番忙しい年末にかかる移転計画を見ても、どうも、業者、利用者の側に立った計画とは言えなそうだ。政治が人々生活から離れ動き出す時、やたら難しい言葉でリポートをするが、よく読めば、なぜ豊洲がいいのか?という理由は説明されていない。
豊洲移転を急ぎ強行する姿勢は、とりあえず、旧国立競技場を強行で壊しておいて、開発者・政治サイドの理由・利権・都合で進めていくやり方を思い起こさせる。豊洲移転と、築地保持改築との比較点を明確にして、使う側の意見を尊重し変えてゆくべきだと思う。
常に開発する行政側はたくさんの資料などで煙に巻き、理解が得られる前に強行してしまうというやり方は後々必ず問題が発生し、余計な税金がかかり、また無駄になる。



極右と言われる小池知事だが、都議会に喧嘩を売っての当選、パフォーマンスだけでなくそれなりの手腕を見せて欲しい。



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