密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

もし日本でサンダース旋風が吹くとしたら、それは民主党へ、ではない。

日刊ゲンダイに米大統領選のサンダース躍進を日本になぞら得た記事がでていた。
日刊ゲンダイ:日本でサンダース旋風が吹かないのはなぜなのか?
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/175774/1
記事よりー日本でも「サンダース旋風」が沸き起こっておかしくない。そうならない理由はただひとつ、日本にサンダースがいないのだ。野党がどうにもならないからである。
アメリカの大きな革新改革の旗手の台頭に、日本の野党のだらしなさを嘆いている。
日本にサンダースはいない、と。


不思議なのは、みんな民主党だらしないと、怒りながら、野党=民主党。
日本のサンダースは民主党からと思い、いや、いないと落胆している。


アメリカと日本をなぞらえると、
ブッシュ2大統領ー安倍首相
クルーズ大統領ー菅首相
ヒラリー大統領ー岡田首相
サンダース首相ー小沢首相あるいは志位首相
と云う図式になる。
トランプ大統領ー石原(慎太郎)首相、まあ麻生首相もか。


多くの反安倍政権の人たちは、民主党を信じられないと云っても、野党第一党にしがみ付き、未練と恨みで鬱々としている。アメリカ市民のようにストレートに革新に向かえない、保守的で安全を好む日本の国民がいる。サンダースの台頭と云うのは、日本共産党が政権を取るのと同じくらい、大革命。そして、アメリカ市民はオバマ大統領の時にも、選挙によって無血革命を起こしている。


静かで、思慮深い大統領であるオバマ氏の在任は前期はブッシュ2政権でめちゃくちゃになったアメリカの軌道修正、後期は、議会のもういじめ、迫害と云っていい理不尽な法案潰しのなか、それでも幾つかの大きな改革を行った。”革命”のイメージは暴力と結びついている日本では、違和感が有るかもしれないが、やはり革命だったのだ。


そして今アメリカの人々はより社会的変革を真っすぐに望む。
オバマ政権発足が、日本民主党政権の背中をおした(特に鳩山首相など感激しまくっていたような印象が有る)サンダース旋風が野党の追い風にならないとも言えない。


しかし、民主党への期待と現実は、ヒラリーを望む声に近い。サンダースを望むなら、もっと自らの常識を覆すほど熱くならなくてはならない。


私の夢のラインナップは、小沢首相(日本の首相は、私が最高責任者!!とヒステリックに前のめりな人物ではなく、周りの人間を生かし、信頼しまとめられる人がふさわしい) 志位外務大臣(あのブレない穏やかな粘り強さで、地に落ちた日本の国際的評価を回復し、韓国とも関係改善、中国とも上手に渡り合えるだろうし、日米関係の新しい局面を開いてくれるかもしれない。穏やかにNOと云える日本。)岡田官房長官(用心深い、笑わない、はっきり言わない、いいんじゃない)山本太郎環境大臣(強烈!!)山尾女性活躍大臣、小池沖縄北方相、などなど。こういう超党派人事も小沢総理なら、実現できそう。


まあ、見果てぬ夢だろうなぁ。日本の政治システムをみると。せめて、野党共闘が順調にいって、参議院選大勝を望みたい。



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